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![]() | ぼくたちの好きな戦争 第二次大戦を、東京の老舗の和菓子の主人とその子供・一族の視点から描いた緻密なディティールの小説に、アメリカ人の仮想戦記が混じるスケールの大きさを感じさせるフィクション。下町がB29に焼かれて、ソ連が参戦して原爆が落ちても東京の人間は浅草に見世物を見に行く(ちゃんとやっている)とか、芸人に関する薀蓄とか、時代背景も含めて非常に芸が細かい小説で、実体験の薄さが取材で補われているとは言えない中島京子『小さいおうち』とどうしても比較してしまうですな。架空小説部分の朽ち具合が少し悲しい。 12/18 |




















