TsumuRiさんの感想・レビュー一覧(768)

TsumuRi >> 三匹のおっさん
三匹のおっさん 主人公がアラ還でも内容は有川さん。定年&自由な仕事で体力と暇を持て余した3人がご町内の平和を守る感じの勧善懲悪人情モノ。あとがきで「時代劇を現代でやったらどうなるかな」とあるが、確かに展開は時代劇的である。悪者を追い詰めるまでに地味な調査もあったはずで、そのあたりをまるっとすっ飛ばしているあたりむちゃくちゃで強引な部分もあるが、すっ飛ばしたからこそサクサク爽快に読めるようにも思うし。続編「ふたたび」もあるようなので楽しみ。
ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​
02/15 コメント(0)
TsumuRi >> 自傷行為救出ガイドブック‐弁証法的行動療法に基づく援助‐
自傷行為救出ガイドブック‐弁証法 当事者家族或いは専門家向け。導入は自傷行為の背景として、鋭敏で大きすぎる感情の取り扱いスキルが未発達なことについて言及。中盤はDBTの有効性とその中で身につけ実践するスキルについて、また、子供をDBT又はその他に併用すべき療法に繋げるための予習的な内容。終盤はDBTに繋がった子供の親が身につけ実践する見守り/介入スキル。このあたりは親子間だけではなく、一般的な対人関係における効率的な交渉スキルにもなりうると感じた。当事者的に参考にできそうなのは導入部。以降は指導者的な人間の下でガイドされながら、かな。
ナイス! ★​
02/14 コメント(0)
TsumuRi >> しつこさの精神病理 江戸の仇をアラスカで討つ人 (角川oneテーマ21)
しつこさの精神病理  江戸の仇を 前半の、妙ちきりんな事件コレクションのような章が、それ自体はものすごく不幸であるのに、同時におかしみを覚えてしまう。今の笑いは不謹慎であったかなと思いつつページを繰る。世の中はそういう不条理に満ち溢れており、だからこそ怒りや恨みをこじらせて症状として表出してしまうことが避けられない人というのは一定数存在するのだろうな。であればそれらの安全ないなし方を体得するに越したことはないよね。苦笑で済むなら安いもの。
ナイス! ★​
02/13 コメント(0)
TsumuRi >> リストラなう!
リストラなう! 2010年頃、某出版社のリストラにあたり、著者が状況や心境、その出版社や出版業周辺の著者から見た風景等を書き綴っていたブログの、コメント欄を含めた書籍化。ブログ書籍化は文章量が少ないことが多いが、この本はコメント欄含めてボリューム大。実際のコメント欄はこれほど絞りこまれた内容ではなくもっと乱暴なコメントや煽り叩きも散見されていた記憶。ここまで編集で削っても、当時このブログが待遇を巡り賛否両論で盛り上がっていた雰囲気は伝わる。そういえば著者は今どこでなにをしているのかな。
ナイス!
02/13 コメント(0)
TsumuRi >> RELAX HACKS!
RELAX HACKS! 仕事をきっちり片付けつつ、カツカツな状態に陥らないためのレシピ色々。これができるのはかなり裁量の部分が大きい職種・立場の人たちのみではなかろうか。オフは全力でリラックスというのは確かにそうなんだけどね。
ナイス! ★​
02/12 コメント(0)
TsumuRi >> 続解離性障害
続解離性障害 専門家向け。私見的な記述が多め?心理教育や接し方の戦略的な話はなるほどなあと感じた。フロイト先生前後からの歴史の話はなんだかずいぶんあけすけだなあというか、解離やヒステリーという群がいかに胡散臭く見えていたか、勝手な幻想を押しつけられやすいか、搾取されやすいかを、垣間見たようでなんだかなー。
ナイス!
02/10 コメント(0)
TsumuRi >> 緘黙: 五百頭病院特命ファイル (新潮文庫)
緘黙: 五百頭病院特命ファイル 15年間黙り続けるというのはどうしたことだい。動機は理解出来るんだけどやっぱりなんだかズレている。文章が記録のような印象で、著者のノンフィクション著作のエッセンスをかき集めてお話し仕立てにしたらこんな感じなのかな。医者にしても患者にしても妙に生々しい印象を覚えた。以前他の著作を読んだ時にも感じたが、いわゆる狂い自体は人生的な困難であるし、気の毒ではあるのだけど、なんだかトホホな印象が強いし、トホホなゆえに生々しいというか。
ナイス! ★​★​
02/10 コメント(0)
TsumuRi >> 歪笑小説 (集英社文庫)
歪笑小説 (集英社文庫) 作家と編集者の悲喜こもごもを弄り倒すシリーズ。皮肉の中に時々暖かい家族の情景が描かれているところが好き。巻末の本来なら他の作家さんの本の広告が掲載されるページが作中作の広告だったり、最後に「自炊代行業者によるデジタル化を一切認めておりません」の文言があったりと、著者がこだわって作ったらしき雰囲気がある。
ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​
02/06 コメント(0)
TsumuRi >> ワナビー
ワナビー 読み口軽め。ネット配信される視聴者参加型ゲームを巡り、一参加者と主催者側の間で発生する、やり方に対する軋轢や周辺のあれやこれや。良くも悪くもネット時代の小説だと思う。読み終わったあとの脱力感がまさにリアルに釣られた時の感じで著者分かってんなあと思った。
ナイス!
02/03 コメント(0)
TsumuRi >> 女ともだち (講談社文庫)
女ともだち (講談社文庫) いつもながらにドロドロである。嫉妬と羨望と意地の張り合い、貶め合い。まったくの第三者であるルポライター相手だからこそ、普段は仮面の下に隠している本音が剥き出しになるのか、それともただの人である己に向いた誰かの関心を引き止めたいがために過剰に饒舌になるのだろうか。半分くらいはレポートで半分くらいは妄想で創り上げた記事を書いたこのライターは、平穏に生きることはまずないだろうなと思ったりする。
ナイス!
02/03 コメント(0)
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