涙雨 時々、笑顔
- 記録初日
- 2008年01月07日
- 経過日数
- 1500日
- 読んだ本
- 166冊(1日平均0.11冊)
- 読んだページ
- 53671ページ(1日平均35ページ)
- 感想/レビュー
- 59件(投稿率35.5%)
- 本棚
- 0棚
- 性別
- 男
- 血液型
- B型
- 職業
- クリエーター系
- 現住所
- 東京都
- 自己紹介
- まだ、世界ができたばかりの頃…
そこには、ひとりの女しかいなかった。
女は土をこね、粘土で男を創り上げた。
そして、できたばかりの男の上にまたがり、快楽に浸った。
女が絶頂に達した時、男に意識が生まれ、膣の中で射精した。
男は女を抱きしめた。
だが、女は男の腕を振り払い、男の前から姿を消した。
女に魅せられた男は、毎日、女のことだけを考えた。
そして、男は土をこね、粘土で女を創り始めた。
だが、粘土はボロボロと崩れ、女を創り上げることはできない。
その時だった。
空から光が差し、男は天の声を聞いた。
「己のあばらを土に混ぜ、女を形創れ」
男は女を創り上げるため、胸をナイフで切り裂き、己のあばらを土に混ぜ、女を形創った。
すると、粘土の女は命を得た。
だが、ナイフで胸を切り裂いた男は血に塗れ、薄れ行く意識の中でしか、女を見ることができなかった。
女は死に逝く男を見つめながら、その男に似せた新たな男を創るため、土をこね始めた。
:粘土























