愛玉子さんの感想・レビュー一覧(443)
愛玉子 >> ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
ツインタワーに飛行機が突っ込んだあの日。愛する父を喪った悲しみから立ち直れないオスカー少年が、ある日遺品から見つけたのは小さな鍵だった。鍵にあう錠を探すために街に飛び出すオスカー。ギリギリのところで踏ん張っているくせに、ユーモアを忘れず小生意気なこの少年が愛おしい。立ち直るのではなく、乗り越えるでもなく、悲しみと共存していくということ。3.11と重ねずにいられなかった。ヴィジュアルライティングという手法も、オスカーの思考をそのまま表すようでグッとくる。
12/28 コメント(0)
ツインタワーに飛行機が突っ込んだあの日。愛する父を喪った悲しみから立ち直れないオスカー少年が、ある日遺品から見つけたのは小さな鍵だった。鍵にあう錠を探すために街に飛び出すオスカー。ギリギリのところで踏ん張っているくせに、ユーモアを忘れず小生意気なこの少年が愛おしい。立ち直るのではなく、乗り越えるでもなく、悲しみと共存していくということ。3.11と重ねずにいられなかった。ヴィジュアルライティングという手法も、オスカーの思考をそのまま表すようでグッとくる。12/28 コメント(0)
愛玉子 >> 桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活
これを称してスタイリッシュというならば、私の知らないところで言葉の意味が変わってしまったのであろう。底辺大学で下流生活を送りながら、覇気もなければ努力もしない桑潟准教授通称クワコー。謎めいた事件に巻き込まれた途端、突如変貌して鮮やかに事件を解決…なんてこともなく、メソメソ泣き自虐妄想に浸るのみ。私はサディストではないが、なんだろう、このむくむく湧き上がる捻り潰してやりたいという気持ちは。もっと不幸になりやがれと思いながらも、うっかり笑ってしまったり謎の解決にホッとしてしまった自分がニクいわ(笑)
11/13 コメント(0)
これを称してスタイリッシュというならば、私の知らないところで言葉の意味が変わってしまったのであろう。底辺大学で下流生活を送りながら、覇気もなければ努力もしない桑潟准教授通称クワコー。謎めいた事件に巻き込まれた途端、突如変貌して鮮やかに事件を解決…なんてこともなく、メソメソ泣き自虐妄想に浸るのみ。私はサディストではないが、なんだろう、このむくむく湧き上がる捻り潰してやりたいという気持ちは。もっと不幸になりやがれと思いながらも、うっかり笑ってしまったり謎の解決にホッとしてしまった自分がニクいわ(笑)11/13 コメント(0)
愛玉子 >> 無花果の実のなるころに
父親の転勤で祖母と二人暮らしをすることになった男の子。中学生といういわゆる難しい年頃なのに、この望くんがめっぽう良い子でかわいらしい。思いやりがあって料理上手だなんて、本人の知らないところで絶対モテてるはず(笑)彼の人格形成に大いに関わっているであろう祖母は、粋でいなせで気っぷのいい元芸者。この二人を中心に、東京下町を舞台にした日常の謎系…というには少し人情寄りかな。あたたかくて読みやすい連作短編集。西條さんは時代物しか読んだことなかったけど、現代物も書かれるんですねぇ。楽しみ。
11/05 コメント(0)
父親の転勤で祖母と二人暮らしをすることになった男の子。中学生といういわゆる難しい年頃なのに、この望くんがめっぽう良い子でかわいらしい。思いやりがあって料理上手だなんて、本人の知らないところで絶対モテてるはず(笑)彼の人格形成に大いに関わっているであろう祖母は、粋でいなせで気っぷのいい元芸者。この二人を中心に、東京下町を舞台にした日常の謎系…というには少し人情寄りかな。あたたかくて読みやすい連作短編集。西條さんは時代物しか読んだことなかったけど、現代物も書かれるんですねぇ。楽しみ。11/05 コメント(0)









