tagさんの感想・レビュー一覧(237)

tag >> クリスタル・ヴァリーに降りそそぐ灰
クリスタル・ヴァリーに降りそそぐ ポスト3.11の新進作家として注目を集めているようだが、ワールドトレードセンターにジェット機が突っ込んだ9.11のアメリカ同時多発テロの衝撃に端を発して書かれたとのこと。マンハッタンの高層ビルにある日突然爆音とともに倒壊する不条理さ。テロや戦争も国が違えばディスプレイに映る他人事…まるで鏡の中の平行世界。本書を解釈しようとすると面白いのだが、それだけに不条理感を物語としてしっかりと書き込んで欲しかった。次はどんな作品となるのか、期待。
ナイス! ★​
02/06 コメント(0)
tag >> 盤上のアルファ
盤上のアルファ 将棋エンタメ小説。ルールが分からなくても、サクサク読めて面白い。もっと話題になってもいい本では。ラストの「えっ?」っていう、ちょっとした恋愛モードが、30男の汗臭い苦悩ともがきを爽やかな再生の物語に昇華させている。こうゆう終わり方もいいのでは。
ナイス! ★​★​★​★​
02/01 コメント(0)
tag >> 感染遊戯
感染遊戯 殺意を感染させた真犯人には、自らを破滅させるほどの動機があった。ヒトの道を踏み外す末路と重みは深い。対して、国民の怒りを代弁したと犯行の正当性を嘯く加納は、驚くほど軽薄な人物に描かれている。ミステリ・警察小説だが、人間が犯す罪の本質を考えさせられる一冊。
ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​
01/31 コメント(0)
tag >> 折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)
折れた竜骨 (ミステリ・フロンテ ミステリとファンタジーの見事な融合。魔法や呪いが実在!する特殊設定下における本格ミステリの推理が面白い。中世イングランドの舞台設定もしっかり作りこんでいるから、異国情緒も味わえる。領主の娘としてデーン人の襲来にも凛とするアミーナに萌えポイントありか。歴史ロマンをも感じさせる読み物!
ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​
01/26 コメント(0)
tag >> 白銀ジャック (実業之日本社文庫)
白銀ジャック (実業之日本社文庫 サクサク読めるエンタメミステリ。まぁ面白いが、ちょっとものたりないかも。東野圭吾だから期待値が上がってしまうからか。それにしても、最大のミステリは最終ページの絵留の行動!どこかに伏線、あったっけなぁ・・・
ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​
01/13 コメント(2)
[01/15 01:04] tag
コメントありがとうございます。なるほど!サラッと読んでしまいましたが、納得。地に足付けて真面目に仕事に取り組み続ける人々への作者からのエールでしょうか。こうゆう小説的正義はいいですね。
[01/14 18:00] よ〜すけ
倉田が上司に言いなりになってるのを自嘲した時、「倉田さんのせいじゃありません。あたしはわかっています」藤崎絵留の言葉からは真摯な思いが伝わってきた(P196)という二人の会話、あとは根津が、やはり上司の言いなりになってる倉田を責めると、絵留が「倉田さんが一番悔しいに決まってる、どうしてわからないの?」と擁護に回ってるあたり、でしょうか(P155)。 私が思っただけですので、的を外していたらすいません(・・;)
tag >> 銀盤のトレース
銀盤のトレース ミニバスケの挫折をバネにフィギュアスケートに打ち込む朱里。上手くなりたいという一途な想いと努力を惜しまない姿。「努力する才能」で自らの未来を切り拓く朱里の物語は、閉塞感漂う現代の子どもたちにぜひ勧めたいです。(朱里を見守る両親の苦悩も描かれ、大人的に非常に共感できる部分も。)読みやすさ、内容からして、もっと話題になってもいい本と思うのですが・・・
ナイス! ★​★​★​
01/07 コメント(0)
tag >> 銀盤のトレース age15 転機 (実業之日本社文庫)
銀盤のトレース age15 転機 季節がら、ジャケ買い。しかし、思いのほか面白かった。学校生活、友人関係、指導者、自身の体・・・。思春期真っただ中、好きなもののために選び取っていく姿に、眩しさと頼もしさを感じる。読みやすい文章だし、本来は中学生くらいに最適な一冊では。もちろん大人も楽しめる。
ナイス! ★​★​
12/30 コメント(0)
tag >> 水の柩
水の柩 「普通」を気にしていた逸夫が敦子との出会いの中で急激に成長していく様は、思春期特有の逞しさ。ダムのようにクローズドな世界で物語としてのドラマを繰り広げるのは流石!ただ、道尾作品にしては、少々読みづらい気が・・・。「情熱大陸」の取材のため??
ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​
12/20 コメント(0)
tag >> カノン (文春文庫)
カノン (文春文庫) 一時はプロのチェリストを目指した瑞恵。40歳を前に妻として、一児の母として、教員として過ごす日々に澱が溜まり揺らぎ始める。壮絶なる自己の破壊と再生。読了後、深いため息が出るような大人の物語。きちんと生活していくことだけでも、大変なことだと思うが…。それにしても「ホラー」ではないなぁ。ホラーは営業用の売り出し文句か。
ナイス! ★​★​
12/16 コメント(0)
tag >> 女神のタクト
女神のタクト 職なし男なしの三十路女が弱小オケの再生に奮闘、そして自らも過去の傷を癒し新たな一歩を踏み出していく物語。いかにもという軽い感じの装丁だが、コンクール受賞者の光と影、オーケストラの経済状況なども意外と押さえていたりする。面白く読めるので、オーケストラに興味を持つ人が増えるといいなぁと思わせる一冊。
ナイス! ★​★​★​★​
12/16 コメント(0)
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