佐野酔宵
素晴らしい。最上のエンターテイメントだ。最後まで緊張感が持続。色彩豊かに描かれた小さな町の、40年を超える歴史の物語に、ただ感動するしかない。

警察署長〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)
ナイス! ★★★★★★ -
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- 01/31
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ナイスした読書家さんと感想
およそ四十年にわたる歳月の話を書き終えた作者の根気がすごい。世代は変わっていくがなんらかのつながりの要素があり、読者を飽きさせないように流れをもっていっている。内容は政治といい人種差別といいアメリカ的なものを凝縮させた感じ(夫を支えるよき妻の像も映画でよく見ますな)。その点新鮮味には欠けるけどとても丁寧に丹念に描かれている様子から自然と評価はよくなってしまう。魅力的な人物もいないけど今回は作者の意気込みに拍手。
(再読)昔、ぼくが子供の頃にテレビ放映され(5話くらいかな)、海外ドラマにハマるきっかけをくれた。少し大きくなり本を読んで一気に息を詰めて読みきった。年始に実家で見つけて読み返したが、やはりこの緊張感は独特。普段の町並みの「静」と展開の「動」のコントラストがくっきり。保守的なアメリカ片田舎の文化がイビツな空気をさらに盛り上げます。
読み応え充分の作品でした。デラノの初代署長がウィル・ヘンリー・リーでなかったら、デラノや(もしかして)アメリカの歴史がどれほど変わったものか想像すると、興味は尽きません。356ページ








