hexia
舞台となる社会が、死人が出るとすぐに焼き払ってあとに何も残さないという設定になっている点が目を引く。自分の思考を取り戻すための手段として古い本の他に古い友人や古いレコードなども挙げられているあたり、過去を意識することが現在を取り戻す手段だと考えていたのかもしれない。

華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)
ナイス! ★★★★ -
コメント(0)
- 01/20
Tweet
share
ナイスした読書家さんと感想
テレビばっかり見てないで、本読みなさいってことかな? 想像してたのとちょっと違って主人公の心の葛藤が中心って感じで、ストーリーはあまり無い。
素晴らしい!”本”の力、”本”とテレビやラジオとの違いを思い知らされる一冊。世界観としては1984と近いのかな。。。「幸福なの?」、「死ぬときにはかならず、あとになにかをのこすべきだ」という科白が心を締め付ける。レイ・ブラッドベリがインターネットを知ったら、どんな物語を描くのだろうか興味がある所。
「図書館戦争」「少年検閲官」等、書物が禁止される物語の原点になったのはこの作品だったんですね。50年も前に書かれたとは驚き!全く古さを感じさせません。自分でものを考えられなくなった人間・・・今の時代にピッタリと重なるようでゾクリと鳥肌が立ちました。真っ暗な闇と、赤々と燃えあがる炎の対比が見事。






