onaka
自意識過剰で文士めいた独白がまずもって面白くニヤケどころ満載。デビュー作にしてすでに森見ワールド全開ですな。でもってこの道はいつかきた道。いやはやなんとも、うれしはずかし懐かしい世界でした。
真夜中の京都を徘徊する叡山電車のイメージは「銀河鉄道の夜」へのオマージュと思って読むと楽しいかも。最後、クリスマスファシズムに闘いを挑むべく決行された「ええじゃないか騒動」の盛り上がりは、さりげなく切ない。男汁臭さを漂わせつつちょっぴりほろ苦い、青春四畳半ファンタジーの逸品。

太陽の塔 (新潮文庫)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 09/04
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ナイスした読書家さんと感想
ゴキブリキューブ恐ろしや。失恋男子大学生の、水尾さん研究と言う名のストーカー行為。男臭い日常。純粋であるがゆえの変態っぷり。生活の隅々まで妄想で埋めつくしている「私」のキャラは活字だから許せるのです。寂しいときは「ええじゃないか」とつぶやけばいいさ。たとえ心のどこかで「ええわけない」と分かっていたとしても。 悩める男子学生に幸あれ・・・!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/09
妄想男子による失恋物語 何かしらの点で、彼らは根本的に間違っている。なぜなら、私が間違っているはずがないからだ。初めての彼女に振られた、男汁あふれる妄想男子。師走の京都を愛車「まなみ号」に乗って奔走する。よりは戻せるのか?独特の文体が癖になる。森見ワールドの原点。読むと京都に行きたくなるような、京都の描写。男なら誰しもするような、下らない妄想。著者独特の言い回しがたまらなく心地良い。クリスマスを憎む失恋男子達の物語。という一見つまらなそうなストーリーをこんなに面白おかしく表現できるのかと感心した。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(2)
- 10/19
恋に落ちた男は阿呆と化し、恋に破れた男は更なるド阿呆となり果てる。師走の京都、絡む腕持たぬ者を蹂躙する寒風に立ち向かう男あり。孤独・傷心、センチな感情は詭弁と自己愛で蓋をして妄想と男汁で塗り固め、鴨川縁にて等間隔で愛を語らう男女へと投げつけるべし。元彼女へのストーキングを研究と称し、憎き恋敵へGキューブを贈り、隙あらば暴走せんとすジョニーを宥めるビデオを借り、それでも誇りを失うことなく面を上げて。古都に迫る聖夜という魔物を討つべく、愛チャリまなみ号に跨ったドン・キホーテが街を駆ったって、ええじゃないか。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(8)
- 08/09
ちはや@灯れ松明の火(文さんに協賛!)
Nak34さん> 恐縮至極です(照)。文法のアラなど発見したら見て見ぬふりしてくれると嬉しいです。積読放置しっぱなしだったこの本、後発作品と比べると粗削りですが、紛れもなく森見作品のプロトタイプというべき作品でした。
ナイス!
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08/10 21:33
Nak34さん> 恐縮至極です(照)。文法のアラなど発見したら見て見ぬふりしてくれると嬉しいです。積読放置しっぱなしだったこの本、後発作品と比べると粗削りですが、紛れもなく森見作品のプロトタイプというべき作品でした。
ナイス!
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08/10 21:33
ちはや@灯れ松明の火(文さんに協賛!)
しろいるかさん> そう、特にラストの水尾さんとの思い出が甦るシーンは切なかったです。強がりがいじらしくてキモいがキモ可愛いにレベルアップ(褒め言葉です)。で、ちょうどその辺りでマッキーの歌が頭の中でぐるぐる再生、といった感じでした。
ナイス!
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08/10 21:44
しろいるかさん> そう、特にラストの水尾さんとの思い出が甦るシーンは切なかったです。強がりがいじらしくてキモいがキモ可愛いにレベルアップ(褒め言葉です)。で、ちょうどその辺りでマッキーの歌が頭の中でぐるぐる再生、といった感じでした。
ナイス!
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08/10 21:44
こんな京都、知らなかった!!暴走に暴走を重ねる妄想超特急。若さゆえのバカバカしさも、絶妙な言葉選びのセンスでぐいぐいと読める。見事な無意味な日々の積み重ねではあるけれど、その裏にモリミーの深い知識が見え隠れ。なんでもない不毛な毎日をここまで読ませてしまう、名人芸だと思う。ファンタジーノベル大賞の受賞作である本作。妄想も立派なファンタジーとして成立できることの証明。ブラボー!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(18)
- 08/04
みっくん
初めまして!? 妄想も立派なファンタジーに成りうるってところに激しく共感しました。 ただ、純粋にファンタジーというなら…わりと最近の作品のペンギン・ハイウェイかなぁ〜って思いますけどね。(^_^;)
ナイス!
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08/13 18:44
初めまして!? 妄想も立派なファンタジーに成りうるってところに激しく共感しました。 ただ、純粋にファンタジーというなら…わりと最近の作品のペンギン・ハイウェイかなぁ〜って思いますけどね。(^_^;)
ナイス!
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08/13 18:44
ミナコ@灯れ松明の火
はじめましてー!?ペンギンハイウェイ、ちょうど今読んでるところです!わたしも割と妄想超特急と化しがちなタイプではあるのですが全く世の中の役には立たないわけで、役立つ妄想超特急であるところのモリミーを尊敬する次第であります!
ナイス!
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08/14 10:34
はじめましてー!?ペンギンハイウェイ、ちょうど今読んでるところです!わたしも割と妄想超特急と化しがちなタイプではあるのですが全く世の中の役には立たないわけで、役立つ妄想超特急であるところのモリミーを尊敬する次第であります!
ナイス!
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08/14 10:34
こういうノリの森見さんは本当に最高だ!時折わけわからん事があるけれど、そういう所も良い!主人公その他男の妄想はもちろん、全然物語の進行に関係の無い場面、食事とか美味しそうだよね!猫ラーメンとシナモントーストと・・・やばい食べたい!それに対を成してゴキブリキューブ。こんなトコまで詳しく表現しなくて良いのに徹底するから、もう鳥肌立ちまくり。残念な男たちが、馬鹿みたいにクリスマスイブを潰さんと企む。結果、ええわけがなかったけれど、それでも良かったんだろうね。最後のシーンで、幸せな方の結末だったことを祈って。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 07/26
女性に疎遠な大学生男子たちの妄想物語。私が女性だからなのか、感情移入は出来なかったです。彼等のすることなすこと奇想天外、予測不能。理解出来ないからこそ笑ってしまいました。期待を上回る力で次々と何かやらかしてくれる。クリスマスが、彼等からすると全く別の物語になり、イルミネーションの色まで違って見える。不思議。大学って、こんな楽しいところなのかな。それとも、森見さんの世界が楽しいだけ?何はともあれ、G合戦を想像しただけで、息が止まりそうなくらい苦しかったです。全く、なんてことしてくれるんだ!(泣笑)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 06/26
この本については、人それぞれ評価が分かれるところかもしれない。でも、僕は、いつもの森見のように、登場人物の個性的な描き方や京都の町や情景の描き方の美しさ、にまた魅せられてしまった。そしてそんな京都の風景の中を走る叡山電車、そして登場人物など全てがダイナミックな動きをし、楽しくそして情のある作品だなって思う。今回はそれに、大阪の太陽の塔まで登場するのだから、なんてったってすごい。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 04/27
森見さん、気付けば何冊も読んでしまっている・・・時々この阿呆な文章が無性に読みたくなるのですよ。この作品がデビュー作ということもあってか、「夜は短し~」等に比べると阿呆度は控えめ。でも、ついついニヤリとせずにはいられない人をおちょくったような文体は、何とも言えぬ魅力があります。無駄に男臭い主人公達を「阿呆め!」と心の中で罵っている内に、どんどん別れるのが寂しくなってしまった・・・阿呆でちょっぴりほろ苦い青春小説です。あれ、「阿呆」って言葉何回使ったかな(笑)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/12
森見さん初読み。文章の雰囲気がよくって、いろんな台詞でぷっと笑ってしまった。まわりのキャラも色々気になる存在で、最後までひきこまれて楽しめた1冊。他の作品も気になります。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/07
叡山電車に乗って行くシーンは、ファンタジックな側面が強く面白かった。これでもかっというぐらいあれやこれやクリスマスを敵視するのも微笑ましい。それにしても邪眼の植村さんが気になるなあ。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 10/19
残しておいた禁断の書「もりみー」デビュー作 一言でいえば「なんじゃこりゃ??」、京大5回生の「ぼく」を中心に、「へんてこりん」な学友や元カノ「水尾さん」が繰り広げる摩訶不思議の世界、ダサい男達の妄想が百鬼夜行、跳梁跋扈、阿鼻叫喚のワールドを作り出す、とにかく訳わかんないけど「ええじゃないか!!」(笑) どうでもいいけど、太陽の塔って本題にほとんど関係無いよね? <(^_^;
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 10/17
うわ、青春だね~、という感じ。いい汗爽やか友情熱愛、なんていうのと全く逆な、ダメダメぐだぐだなセイシュン像がかえって魅力的にさえ見えてくるのはなぜだろう?太陽の塔は万博以来近くで見たことがない(高速から見たことは何度もあるけど)けれど、いつか万博記念公園に行って見上げてみたいな。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 10/04
健全なる男性諸君なら皆共感すること請け合い、これを読んで笑いとほんの少しの悲しみが胸に去来しない奴はさぞかし人生謳歌してきたんだろう。 でもそんな奴はつまらん人生送ってるってこの本読んで気付いたんじゃないか?(笑)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 09/26
得にコレといったことも起こらず、ただただ駄目さを積み重ねていく。そんな主人公の駄目さに惹かれる、そんな野郎に共感を覚える自分に泣ける(笑)こんな感じのグダグダななかで森見さんの言葉選びのセンスが好きだ。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 09/24
この回りくどい文章がモリミーの魅力の原点なのだなぁ……などとニヤニヤしながら読んだ。なぜか読むだけで楽しくなってしまうオモチロイ文章が大好き☆ 大きな起伏のあるストーリーというわけではないのに、最後まで読んでしまうのは男汁あふれる愛すべきキャラクターたちのおかげだと思う。京都の住人の十分の一は学生なのだそうで、こんなヤツらがわんさか住む京都への慕情がますます高まってしまった。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/10
文体はかなり苦手な部類に入る。一行目から拒絶反応が出て、文字面を目で追うだけになった。それでも物語はどんどん頭の中を支配していく。そしてイヤイヤ読みきったわりには、読後感は悪くない。ところが、数々の名言はいくつか思い出せるのに、なんの話だったか説明できない。これはどう判断したらいいのだろうか?
この本を読んだせいで間違いなく自分にも、男汁が出てる気がします(笑)世間や自分の気持ちを俯瞰してるつもりでいて、どうしようもなく本音がミエミエな主人公に愛着が沸くとともに、イタイところを突かれているような気持ちになりました。恋愛は多少なりオカシクなることで、別れてもまだ恋してるからこそ主人公の行動はオカシクてどうしようもなくせつないんだろうなぁ。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 09/07
文庫にて再読。主人公と遠藤、二人のストーカーを微笑ましく感じる。二人が和解、とまではいかなくても、何やら認めあえたような、美味い珈琲で繋がったような、なにやらわからないところにジンとした。AVを物色する主人公を見つめる遠藤、を見つめる飾磨の図がツボ。「ぼじそわかぁ」
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 08/20
森見ワールド炸裂。ファンタジーな要素もあったけど、どちらかというと「妄想」というのがしっくりくる。あほ大学生の日常と妄想をこうも面白く綺麗に(?)書く森見さんはすごいと思う。面白かった。でも、ほかの作品の方が好きだな。水尾さん視点がないせいか、ちょっと存在感が薄くて残念。ほんとに付き合ってたのだろうかとか思っちゃった…。やっぱり読むと京都に行きたくなる。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 08/22
森見さんの原点と言えるのではないでしょうか。あんな学生生活楽しいだろうな。華は無くてもきっと楽しいと思う。もちろん自分がしたいとは思わないけれども。。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 08/26
妄想満載のストーリーと律義な文体とのズレを楽しむのがこの作品のミソ。京都独特の風情が、この都市伝説のような不思議なお話に彩りを添えてくれる。ただし、この小説を映像化する際は、ゴキブリキューブだけは絶対に出さないでね。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 06/13
★★★★☆(人は自己と正面から向き合わなければならない時が必ずある。そして新たな一歩を踏み出さず、そこに長く留まり続ける事は・・・時に引き返す事のできない妄想的結末を迎える。。迷える者の案内者が叡山電車だったのかどうかは分からない。しかし、主人公がもう一度正面から向き合わなければならない(自分を取り戻す)場所は太陽の塔であろう。辛い場所ではあるが・・・大いなる宇宙遺産の前でちっぽけな自分を確認し前へ進む。「ええじゃないか騒動」は彼と仲間たちの新たな一歩、卒業式でもある。)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 06/17
夜寝ながら読んでたとき、丁度ゴキブリキューブのとこにたどり着いてしまい、しまったと思った^^;あれは、、恐ろしい。。 「ええじゃないか騒動」は、とても楽しそう!こうゆうのも、有りだよね。でも「どうでもええわけがない」が本当だけど。森見さんの世界観、楽しくてとても気にいった。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 07/16
「夜は短し」「きつね」に続き森見作品は3作目ですが、これが原点かと思うとなんだかニヤニヤしてしまいますね。妄想万歳!
奇妙奇天烈、摩訶不思議そして憎めないやつら。まさに森見さんの原点となる作品ですね。男汁って言葉に電車で吹いてしまいました。なにそれ。でもわかります。私も久しぶりに学生の時のようにむさ苦しい女友達と濃い話をしたくなりました。森見作品は本当に冴えない男が愛おしくてしかたがなくなりますね。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 09/03
失恋を受け入れられず、逆に“そんな現実が存在する世の中が間違っている”と強がる大学生の思考と行動が、あほらしく、かつ痛々しい。しかし、それが、古風な文体に乗って次々と襲ってくるのが楽しかった。ただ、最後、強がりの衣を脱いだかに見える主人公の姿に、これは失恋を乗り越える物語だったのかと、しんみりとさせられた。それにしても、彼らのようなことはできなかった学生時代だったが、懐かしい。あほらしさも痛々しさもひっくるめ、若いっていいなあ。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 08/31
大好きな森見氏のデビュー作。彼女に振られ、大学にも行かず、ボロアパートで隠居生活を送っている大学生の妄想を描いた小説。あくの強い友人達に囲まれ、肥大した自意識をもてあまし、彼女への未練も捨てきれず。主人公の妄想、言ってみればただそれだけの小説で、ハラハラもドキドキもないのだけど、やっぱり森見さんの小説は面白い。
京都の冬に暴力的な猛威をふるうクリスマスという厚顔無恥な馬鹿騒ぎを憂い、昨今の恋愛礼讃主義に敢然と異を唱え、かような理不尽極まりないクリスマスファシズムに対し「日本人はもう一度節度を取り戻さねばならぬ」と固く心に誓う四人組の哀しくも苦悶に満ちた学生生活。彼らは溢れんばかりの知性(痴性?)を持って生まれ、その知性を無駄にすることおびただしい。軽佻浮薄な風潮に流されることなく、荒ぶるジョニーをかろうじて理性で統制する彼らは紛う方なき日本男児。彼らに魂の救いはあるのか。願わくは彼らに神の祝福多からんことを。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/31
めくるめく森見ワールドの幕開けとなるデビュー作。超個性的な登場人物たちと、夢玉、招き猫、猫ラーメン、ゴキブリキューブなどなどの奇妙キテレツなアイテムに彩られた愛すべき世界です。とっても情けなくてカッコ悪くて可愛らしくて楽しい小説。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 09/02
読んだ途端、森見さんの世界に引き込まれた。失恋の話なのに、どこか楽しげだった。彼らのように生きれるのなら失恋もいいかもしれないと思った。失恋したってええじゃないか、男だけでクリスマスを過ごしてもええじゃないか・・・色々な「ええじゃないか」が道端で偶然出会った、通りかかった人たちを動かしたんだろう。自分も京都に行けばこんな騒動に加われるかもしれない。次に旅をするなら京都へ行こう。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 09/03
なんとも男くさい。けどちょっとカワイイような気もする。若いっていいなぁ。
男汁たれながしな4人組の日常をこれまた一癖も二癖もありそうな人たちが彩るモリミワールド。クリスマスイブにむけて、普通の人とは違う意味で動き出す男たち「ええじゃないか」「ええわけがない」。四条河原町で起こった騒動からエピローグへ少しせつなくなったのは私だけじゃないと思う。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/04
ずいぶん前に読みましたが、印象が薄くなってたので再読しました。腐れ京大生の日常を描くという点では一連の作品と共通点がありますね。叡山電車や招き猫、猫ラーメンなどの小道具や、ヒロインの造形も似通っています。でも『夜は…』や『四畳半…』、『恋文…』がハッピーエンドやそれを匂わせている結びなのに対して、本作では自虐的でありながらも虚勢を張っていた主人公が、最後の最後でセンチメンタルになる。ここに至るまでの自意識の鎧とその綻びから垣間見える生身の「私」の姿のギャップに、ああ若いっていいよねぇ、と 続
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 08/07
Nak34
モリミー作品は、同じものを書いていると私は解釈しています。狸さん(有頂天家族)もそうでしたし・・・。さあ、ペンギンさんはどうでしょうかね。今、手元にやってきました。
ナイス!
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08/08 06:38
モリミー作品は、同じものを書いていると私は解釈しています。狸さん(有頂天家族)もそうでしたし・・・。さあ、ペンギンさんはどうでしょうかね。今、手元にやってきました。
ナイス!
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08/08 06:38
MURAMASA@灯れ松明の火
コメントありがとうございます。そうですね、たしかに狸もメロスも、竹林も雰囲気は通じていました。きつねや宵山は、違いましたけどね。いよいよペンギンですか!雑音は入れずに、まずはお楽しみください。
ナイス!
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08/08 07:08
コメントありがとうございます。そうですね、たしかに狸もメロスも、竹林も雰囲気は通じていました。きつねや宵山は、違いましたけどね。いよいよペンギンですか!雑音は入れずに、まずはお楽しみください。
ナイス!
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08/08 07:08
ありふれた日常を場違いな言葉で飾り立てたり、異星人のようなキャラクタを創造する手法は超好み。個々のエピソードはメチャメチャ笑えたが、大きなうねりみたいなものが感じられなかった。太陽の塔もええじゃないかももっと派手にぶちまけてくれればいいのに。ピュアな水尾さんから袖にされた理由も聞かせてほしかったところ。
森見登美彦という作家が、まだ人口に膾炙していない頃出会った本。なんとBオフの百円コーナーで発見。その時自分は「夜は短し~」を既に読了済みだったため、迷わず購入を決意。さて読んでみる。簡潔に言うと、むくつけき男共の「むさくるしい」話だった。痛々しい事この上なく、涙を禁じえない(私は泣かなかったが)しかしながら文の言い回しは逸脱で、テンポもノリもいい。世にある人々に、間違った大学生像を植え付けたことだろうと思われるが、悲しいことに少し理解してしまう自分がいる。その時の虚しさいったら…。だって今日は二月十四日。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(6)
- 02/14
森見氏のデビュー作を読了。この作品から、樋口師匠、小津君、そして、狸や狐に繋がるのかと思うと感慨深いものがありました。暗澹たる沼地に蠢くシャイな魑魅魍魎たちの馬鹿げた妄想の物語(真似してみましたが、私の文章力ではこれが限界です)。ファンタジーという言葉が全く似合わない物語でもあります。しかし、徹頭徹尾、軽佻浮薄に法界悋気。でも、なぜか森見作品が気になってしまう。なぜならば・・・オモチロイから。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(2)
- 03/31
20世紀少年もシンボルはこれでした。岡本太郎は偉大です。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(7)
- 07/09
電車の中で読むべきではなかったなと…ゴキブリキュ-ブのくだりでは不覚にも吹き出してしまったではないか。どうしてくれる。それはそれとして…主人公と同様「華がなかった」学生生活を送ってしまった身には、屈折せざるを得ない心情がよ~く理解出来てしまうのがなんとも。さらに…主人公と同様つい先日失恋したばかりの身には最後の場面、決して自分に酔うまいぞと思いながらもせめて今日くらいは…と泣き出してしまう心情もよ~く理解出来てしまうのがなんとも。まあ、そんな自分も何かしらの点で間違っているのだろうなあとしみじみ。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 03/28





















































