九鳥
テストの一夜漬けしながら朝まで一気に読んだのを思い出す。

一九三四年冬―乱歩 (新潮文庫)
ナイス! ★★ -
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- 11/30
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ナイスした読書家さんと感想
映像が脳内に映し出され、まろやかに優雅に、ときには緊迫した空気が漂う。そこでは色も匂いも手触りすらも確かに感じられ、鼓膜を震わせるのはアナベル・リィ。すっかり物語に没頭してしまった。久世さんの文章には強い引力があると思う。何はともあれ作中作「梔子姫」が素晴らしく素敵で好み。妖艶でエロティックで切なくてグロい。完璧。あとは作中に出てきた文豪たちの本を読み返したくなる副作用があることと、乱歩の禿アピールが予想以上にしつこくて吹き出す惧れがあるので気をつけたほうがいいと思う。私は何度も吹いた。





