ナイスした読書家さんと感想
時代物はあまり読んだことないが読みやすかったなぁ。やはり刀が関わると時代物と感じる。妖刀はいかにも。解説にもあるように謎よりも過程にドラマがあるというのはよくわかる。最後までに謎はだいたい読者にはあかされる。それでも主人公たちがどうそこに向かうのかということにページをめくらされる。特異能力を持つ者の話は好きだなぁ。これを初期に書いているのがすごい。後半2作はデビュー前にできていたものというのも才能を感じる。主水という同心の名前だけ出てくるが仕事人にあやかってるのかな?
う~ん、おもしろい!騒ぐ刀の小太郎さんにびっくり!家族でファンになってしまいました。がんばれ、お初ちゃん!
宮部初期の時代物短編集。何となく読み終える前から、ラストは良い感じで終わるのがわかるので、安心して読める。
先日読んだ『堪忍箱』のモヤモヤが残っていたが、これを読んでスッキリ♪4作どれも、読みごたえあり楽しめた。デビュー前の作品と、あとがきにありびっくりΣ(゚ロ゚ノ)ノ 流石!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/30
宮部さんの時代ものは大好きです。これもまた然り。 主人公の女の子たちがオキャンで可愛い♪ お初ちゃんの直次兄さん・・・ちょっと惚れます(笑)どの作品も殺伐としたシーンが出てくるのだけれど、読後はホッとさせてくれる“締め”のシーンが必ずあるので、安心です。
霊験お初のシリーズの元になったと思われるニ作品(「迷い鳩」と「騒ぐ刀」}が収録されていますが、なんと、これ、宮部みゆきがまだ素人の時代に書いた作品だとあとがきにありました。素人時代にこれ、とは・・・。さすが宮部みゆき。恐るべし。
表題作もいいけれど、霊験お初のプロトタイプ?のような2作が面白い。植木職人の直兄もいいキャラで、このままの世界でもう少しお初に活躍してほしい気もする。
面白い。江戸の闇夜が目の前に広がる。闇が人の恐怖や想像力を煽るように物語が進む。特に『騒ぐ刀』が秀逸。
無性に宮部みゆき作品を読みたくなった。衝動買い。青い鳥文庫でこの作品を知って読みたくなりました。やっぱり好きだなぁ、宮部みゆき作品。好きなお話は「かまいたち」はもちろんのこと「師走の客」も良かった。ここでは「霊験お初」も読めて(お初のシリーズは何故か講談社文庫から出ている)本当に面白かった。やっぱりまた読みたくなってきた。こういう本に巡り会える幸せって最高です。
【後日追記】これが本格的デビュを果たす前に書かれた作品が4篇収納されており、「かまいたち」の出来は文庫化で少し改筆したとはいえ現在の宮部ワールドがしっかりと出来上がっているのに感心した。物悲しい「迷い鳩」や「騒ぐ刀」などは、霊能力を持つ「お初」を主人公とし謎解きを図っていくストーリーは今発表されても何らおかしくない作品である。
アポ待ちのコーヒータイムにおすすめの宮部時代モノ短編集。そしてSFの香りもするけど、超能力があってもおかしくない気がします。現代モノよりも時代モノのほうが適合している気がしてしまいますよ。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(5)
- 01/10
宮部さんの時代ものにはハズレがないです。「かまいたち」は、オチがなんとなくわかっているのに主人公の一生懸命さが良い。オチがとても好きです。お初シリーズは、直次兄さんがすごく良い味だしてます。本編(??)でも出てきてほしいなぁ…。
宮部さんの超能力者×ミステリってあんまり好きじゃないのですが、超能力者×時代小説は好きです。でも、それ以上に人情、機微で魅せてくれるほうが嬉しい。
タイトルの「かまいたち」は、短編四話中の第一話なのだが、いまひとつ平凡で物足りなかったというのが素直な感想。それと比べると霊感美少女探偵お初の活躍を中心に、岡っ引の長兄六蔵や次兄直次、そして御前様(南町奉行)と魅力的なキャラクタが奔走し活躍する三話と四話の連作「迷い鳩」と「騒ぐ刀」は、とても初期の作品で素人時代のものを書き直したものとは思えない、なんの遜色もない、とてもおもしろい作品だったです。こっちがメインじゃなかったでしょうか。








































































◎『かまいたち』。宵のうちから降り始めた雨が、いよいよ本降りになって、屋根をたたく。およう-留守番。父-玄庵。母は産んでまもなく死んだ。それから18年間、父娘。辻斬り、3人殺す、9月からでも。犬まで斬る。懐中のものは狙われない。享保2年2月(昨年)、大岡越前守忠相、南町奉行についたばかり。忠相、41歳。吉宗の抜擢。(6代家宣、7代家継)。警察、司法の整備。北町奉行は中山出雲守。怖いもの知らずにもほどがある。須田町水菓子問屋。須田町へ行くわ。
八辻が原先医師=新野玄庵。ぬかるみに重いものが倒れる音。斬られる、あたしは斬られる。侍(30)。南町奉行所同心、井出官兵衛。「目明し禁止令」消えた死体。二. 首尾はどうであったか。若い娘に見られたが所在はしれています。旗本小田切政憲の屋敷に井出官兵衛。8500石、大身の家柄。31歳、布衣を許されている。昨夜、神田八辻が原であるものを拾った。定町廻り同心大町半五郎。味方、現る。平太というかごかき。おいら、昔は目明し。隠れた目明し「お耳」正徳2年、禁止令。証もとめて現場へ。
すると印ばんてんの男が2人、つけてきている!平太。何かがひゅうと空を切った。番屋の弥平「どうした」「弥平さんも」 お園=大工棟梁娘。本所火事で焼け出された男前、引っ越してきた。差配の卯兵衛と男前。昨夜の男だ。職人の新吉さんだ。三. かまいたちとの会話。弥吉、やられた、平次、大丈夫か。平太、「青柳」(居酒屋)へ。兄貴はいるか。女。旦那、よろこぶぜ。ネタ増えた。かまいたち、暴れる、大岡苦しむ。旦那喜ぶ、元の目明しにもどれる。四. 平太は3日間姿見せない。お種さん。
おようと平太。新吉のところに妙な客。猪助。さるお方が小田切(=かまいたちが斬った)様から頼まれた。おようの始末。弥平斬ったのもさるお方。2010.09.02 殺人淫楽。読み売りの声。「かまいたちだ」おようはかまいたちを追う。白い粉末。蟇蛙(ひきがえる)から採った高価な秘薬、投げつける。匕首(あいくち)。ご苦労さんだったな。井出様。井出官兵衛。猪助。よう、鬼殺しの親分。、と新吉、猪助に向かっていう。新吉がよっくりと起き上がった。大町半五郎登場。新吉は「お耳」だ、大岡の。
娘、もってかれそうだ、薬代はちゃんともらっても、と玄庵。◎『師走の客』。一. 冬の客、毎年5日間逗留「梅屋」。千住上宿。奥州街道。伊達様、松平様、佐竹様、南部様。通る宿場。竹蔵(前職=板前)、松吉(子)、お里(女房)、宿は梅屋、合わせて「松竹梅の里」人気。名を常二郎、という。伊達城下、小間物屋。鏡屋。干支、金の子(ねずみ)。伊達様のご依頼で作成。12年間で12個、全部揃うと、大価値でる。値打ちもの。二. いやに大きな白い犬抱えた松吉。鉄。蛇。
10両、お貸ししましょう。三. 骨董屋から丁稚、ないんです。棒の先に金色の蛇、巻きつく。青山蛇。二束三文に摩り替わった子(ねずみ)、丑(うし)、卯(うさぎ)、辰(たつ)、己(へび)。鉄がおかしい、と松吉。出た出た。30両になる。◎『迷い鳩』。一. 日本橋通りはありとあらゆるものを商う問屋街。「姉妹屋」=一膳飯屋。お初。はなうた。掃除。鬼と2姫。いうことは主は通町の六蔵親分でしょう、知らないものはいない。兄六蔵の嫁、およし。直兄さん、おかえり。
直次=植木町の植木職人。お旗本だよ。六蔵が長兄、36、直次、23、お初、16。兄弟の親は火事に取られた。二. その晩のこと。通町4丁目。ろうそく問屋、柏屋の使い。昼間の男、手代の誠太郎。番頭、弥助、それに女主人、お清。柏屋でまた女中がいなくなる。主人、守三郎。倒れる、半年前。病、うつる、と女中逃げる。おつね、18。血、血、血。酒樽、柏屋から。ひ.と.ご.ろ.し。三. 翌日。朝一番、榊原先生。六蔵=一石橋、土左衛門上がる。定町廻り同心石部正四郎。おつね、柏屋の線。
四. 三日後、身元判明。桶町、桶屋藤兵衛で働いていた圭太。鈴木町、ぼんぼり店、という裏長屋。鳩を飼っていた圭太。宇三郎、腹痛、毒物か。砒(ひ)毒か。疑う六蔵、榊原先生も同様に、しかし・・・。柏屋にのりこむお初。五. この人が宇三郎。畳に広がる血の海。おらく、困る。おらく、喜ぶ。鳩、お初の肩に止まろうとする、おつね、可愛がっていた。かまっていた。おつね、いなくなってもくる。くのいち。低い読経。お燈明のない仏壇!六. その真夜中もおおきく回ったころ。
寝静まる。ろうそくに毒?南町奉行、『耳袋』、霊験お初。◎『騒ぐ刀』。一. 南町奉行定町廻り同心内藤新之助は入り婿であった。小心者、袖の下も取れない。ものをいう刀。おうおう、と。入質の刀。二. お初には聞こえた。坂内の小太郎に伝えてくれ、虎が暴れている、と。三. 翌朝、直次は質屋「まさご屋」へむかう。「遠州屋一家皆殺し事件」四. この刀、鍔(つば)がない。五. 木下河岸(きおろしかし)は利根川中流。直次。010.09.03 「皮袋、中身は鍔に違いない、いや絶対に」(i-miya)小太郎、逃げろ。
(犬と人)P238.=あ、やっぱりだ(i-miya)。七. 煮豆屋親父。井筒屋の主人もしたたか。遠州屋も知らない、刀のこと。松吉。佐介。重願寺の墓場、荒らされた。やぶ、という男の家、下っ引き、でことが起こった。六蔵の手下、伍助。八. 一歩間に合わない。近江屋。
九. 井筒屋、地捜しのやぶ一家が殺された晩、刀を奪いに行ったことだけは認めた。御前様、「騒ぐ刀」とでもしておくかの。読了。