今更紹介するのがバカらしいほどの有名な名作。化学薬品の影の部分を雄弁に描いたのが本書。翻訳が昭和49年というだけあって日本語が古いぞ。いや、中身も古いんだけどね。化学薬品に影の部分があるのは確かだけれど、そのお陰で私たちは作物を大量に生産することに成功しているのも確か。この生産量は農薬なしには成し遂げられないし、もし生産高が減少でもしようものならどこかで飢餓が起こる。農薬ではなく、害虫の天敵を増やすor連れて来ることによって害虫を減らすという手法は魅力的だけれど、万能ではないしね。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 10/02



ナイスした読書家さんと感想

自然界の一員として非常に重要な役割を果たす昆虫や菌類を駆除するための化学薬品は、生態系のバランスを崩し、本来保護すべき生物の個体数を減らし、さらに、人間の生存活動をも脅かす。それでも営利のために化学薬品使用を推奨する企業、情報を国民に公表せずに上層部のみで重要な決定を下す国。この本が出版されて半世紀近く経つが、現代日本で起こる様々な問題も似たような構図であることを考えると、人間は過去から進歩していないのかと少々悲しくなる。解説には、これらは人間の生存に内在する問題だとの指摘があり、なるほどと考えさせられた
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/01


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