CherryBlue
一気に読みました。実際はそうじゃないかも知れないが、会話だけで物語が進行している印象を受けて、凄いな、と。上手く言えないけど文章の一語一語が納得感というか、しっくりきます。重たい話になるはずなのに、あっさりした表現になっており、その裏にある登場人物の苦悩は読者達の想像力に任せるよ!という感じでした。面白かったです。映画も見たい。

重力ピエロ (新潮文庫)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 07/30
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ナイスした読書家さんと感想
「どうして人を殺してはいけないの?」と問われれば、なんて答えればいいのだろう、と考えずにはいられない。家族の繋がりを軸にしつつ、この作品のテーマの一つではなかろうかと思う。様々な文献の引用が多く用いられていたが、こじつけに感じることが多かったし、謎解きという観点では、容易に展開の読める内容だった。しかし、病床の父親が最後に言った言葉に大感動でした。
連続する放火事件。現場近くに残されている落書き・グラフィティアート。泉水と春の兄弟と末期癌に侵された父。重い過去を背負った家族3人が事件の真相を追っていく。重いテーマを軸にミステリ要素を取り入れ、見事に家族の絆の物語を紡ぎだした、さすがの伊坂ワールド。逃げられない宿命、遺伝子、生まれてきた意味、縛られるモノからの開放。泣き顔のピエロは滑稽な動きで観客を喜ばせ、重力から開放されるように空中ブランコを華麗に飛ぶ。スタイリッシュで機知に富む台詞、様々な文学からの引用と独特な解釈。終始読むのが止まらなかった秀作。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/26
あー。面白かった!!!!最後の父の言葉はかなり、ぐっと来た。兄弟は二人とも読書家ですごい知識の持ち主だとも思った笑考えさせられたセリフ、ことば父「人生というのは川みたいなものだから、何をやってようと流されて行くんだ」「安定とか不安定は些細な事」言い訳や説明が必要なのは物事に対して後ろめたさがある場合だ
期待が大きすぎたのか微妙。快いスタイリッシュさと泥臭く真剣なテーマに違和感があって、どっちかに重点をはっきりしてほしい気がした。これが独特な味だといわれればそれまでなのですが。。。さらっと読めてしまうが、どう読んだらいいのか自分の読み方に迷った。
コサトン☆恕留@自反尽己
はじめまして。 私もレビューでは厳しいコメントをしてますが、あくまで今作が合わなかっただけ。私がこれまで読んだ伊坂作品では上でも挙げられてるように、『グラスホッパー』『死神の精度』などはいい意味でハッキリしていて読みやすかったと思います。あとは『アヒルと鴨…』でしょうかね。
ナイス!
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05/30 06:19
はじめまして。 私もレビューでは厳しいコメントをしてますが、あくまで今作が合わなかっただけ。私がこれまで読んだ伊坂作品では上でも挙げられてるように、『グラスホッパー』『死神の精度』などはいい意味でハッキリしていて読みやすかったと思います。あとは『アヒルと鴨…』でしょうかね。
ナイス!
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05/30 06:19
家族愛や絆、もしくは運命、宿命なんてものがこの作品のテーマになるんだろうけど、「いかに重力に抗うか!?」ってのを個人的には強く感じた。それゆえの家族の行動なんだろうし。まあ、「重力に抗う」ってゆーのは、この前に読んだ「砂漠」にも言えるんだろうけど。読んでるこっちも「この家族の絆、家族愛は最強!」って思えたよ。面白かった♪オール仙台ロケの映画版も見たいな。
面白い!止められずに一気に読みました。主人公の兄弟間の会話、父との会話がとても面白い。こんな会話ができる人になりたい(笑)参考文献まで気になりました。とりあえず、懐かしの『走れメロス』を読もうかな。伊坂作品を全て読み終えたら。
これは素敵な家族愛、と言っていいのでしょうか…。結末本当にこれで良いのかと思わないこともない。読みやすかったです。そして黒澤さん脇役なのに誰よりも魅力的でした。
大好きな作品。再読だったので、前回よりも春の流している涙に気がつけたかも。過ぎたこと、身の回りのことでないことに私たちは鈍感だ。どんなことであれ、作用して、時に心に傷をつける。春と家族の傷は計り知れない。けれど、この家族はなんて強いんだろう。もとから強いのではないだろうに、とっても強くて、涙が出てきて、後半は思わず声をあげて泣いてしまうくらいに強くて。改めて名作だと思った。なのに、感動した名文などをすっかり忘れていた自分にがっかり。また、読み返して吸収していきたいな。
春という酷く魅力的な青年と、その家族の辛く悲しくも、しなやかで幸せな話。改めて、読んで良かったと思える作品。
文章が気持ちいい。山田詠美と村上春樹とこの人が3強です、自分の中で。気持ちいい、読んでてて、ものすごく。お父さんがかっこいい。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/08
なんだかんだで伊坂さんの作品の中ではかなり好きな部類。合わないのはフィッシュストーリーと終末のフール、と考えると先は読めても魅力的な登場人物の多少非日常的な思考をくどくど読まされる話が好きなのかもしんない。春の考え方よりも兄に共感、は、当たり前か。
作者の文才に脱帽。
実はこの作品、大分前に読んだので、内容はうろ覚え。
だが、始めと最後の一文が強烈に印象に残っている。
作品として何か一つでも読み手の中に、残り続けることが出来るのはすごいことである。
軸となる泉水と春の話。とんでもなく悲劇的だと思うけれど、会話の軽やかでユニークだから、あーうらやましいなぁと思ってしまう。2人ご両親がものすごく魅力的!特にお父さんのセリフがイイ!最後すべてが一つにまとまっていく感じも、さすがの伊坂作品。ちょこちょこと他の作品の登場人物や事件のことが登場するので、1冊読むとまた前の作品が読みたくなってしまうんですよね。黒澤は相変わらずかっこよかったけど、「ラッシュライフ」を読んでなくても、関係性が分かるのかなぁ。
初めて読んだ伊坂作品。分かり易すぎる伏線に物足りなさを感じたけど、おかげで泉水早く気づいてよ!って焦らされて一気に読んだ。短い章と突如として頻繁に出てくる回想が新鮮でもあり少し煩わしくもあった。だけど話自体がとてもよかったし何より泉水と春の箴言を引用した比喩的な会話がすごく好きだった。生まれてこなければよかったと思うほどの憎しみを抱えた春にかかる重力はどれ程のものだろう。全てが正しいとは思えないけど、春に働く重力が消えるよう祈る家族に涙が出そうになった。『楽しそうに生きていれば、地球の重力なんてなくなる』
重いテーマだけど読後感は悪くなく、家族愛に心温まり楽しく読めました。この小説の重要なキーワードが遺伝子だからか、ミステリーとしてより家族小説として読んだ方がスッと心に入ってくる作品だと感じました。この兄と弟は決して離れず、しかし一定の距離を保ち並んで生きてゆく、二重螺旋のような関係なのかも。
伊坂作品2作目。ミステリーとしても読めるし、家族の物語としてもかなり私好みであった。家族の絆は遺伝子の壁をも超える!この本は何度でも読みたいなぁ。
83点…久々の伊坂作品ですが、相変わらず会話のテンポが気持ちヨイ。また、気の利いた台詞の多いこと。ちょっと重たいテーマを扱っている物語だけど、主人公を取り巻く家族がみんな最高です。破天荒で太陽みたいに明るい母親、誠実で寛容な父親、自由気ままだけどとても兄を慕っている弟の春。間違いなくホンモノの家族ですね。「生まれてくる子供に会うのに理由なんてない〜」お父さん、カッコよすぎです。あ、黒澤さん、今回もいい仕事してますね。「自分で考えろ」という神のお言葉、しかと受け止めました。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 04/21
伊坂さんの題名のつけ方・・ナイスです!映画は観てませんが、きっと岡田将生君は『春』にピッタリでしょう。でも、たぶん映画は観ません。
2011.04.01 (カバー裏) 兄は泉水、二つ下の弟は春、やさしい父、美しい母。家族の辛い過去。連続放火、グラフィティアート。遺伝子。謎解きに乗り出す兄、真実とは。 (参考文献)ガンジー。 (解説:北上次郎) 冒頭に痺(しび)れた。「春が二階から落ちてきた」 重要なことは、2回繰り返される。母、会った瞬間わかった父の凄さ。変人奇人。いつもの伊坂ワールド。スタイリッシュな小説。途中参加をいやがる。(H18.04)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 04/03
i-miya@灯れ松明の火
◎花。 手術、明日だ。戸籍売買請負者。◎国際規格。 警察に行くに決まってるだろう。あのノートは奇人のノートさ。◎郷田に教える。 父は結局死んだ。春が二階から落ちてきた。父の葬儀で乾杯。 (読了、2011.04.03 1200 )
ナイス!
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04/03 14:35
◎花。 手術、明日だ。戸籍売買請負者。◎国際規格。 警察に行くに決まってるだろう。あのノートは奇人のノートさ。◎郷田に教える。 父は結局死んだ。春が二階から落ちてきた。父の葬儀で乾杯。 (読了、2011.04.03 1200 )
ナイス!
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04/03 14:35
最後に重力ピエロの意味が分かる構成で、うまいなぁと思う。納得できるかは別問題だけど…。両親を筆頭に印象に残るセリフが多い。神様に聞いたら「自分で考えろ」とか、どんな事柄にも意味があると思うのは人間の悪い癖とか。遺伝子に因むストーリーなのだが、細かい所まで遺伝子に因んでたりする。最後に、それも遺伝子に因んでたんだと感心する程。一方で、遺伝子を超越する関係もあり、そのギャップが面白かった。あとは、オーデュボンの祈りとラッシュライフの登場人物がちょっとだけ出てくるのも面白い。
何度も読んでいるので本がぼろぼろになってきました。それくらい大好きな小説です。途中参加が嫌いな兄、ジンクスを大切にする弟、嘘にちゃんと気付く父…それぞれが温かくて強くて、過去と闘う姿に心打たれました。特に物語終盤でお父さんが春に言った言葉はじーんときました。絆は血の繋がりを越えるのです。
先日映画をDVDで観て、久しぶりに再読。都合3度目ですが、今回も新鮮に読めました。映画よりも文体の軽やかさのおかげで、やりきれなさが小説の方が少ない感じ。夏子さんも小説の方が、変に明るく生き生きしてたと思います。やっぱり小説の方が好きです。
初の伊坂作品。読み始め30P程で、引き込まれた。文章がやたら巧い。前半で興味を引き、後半で一気に畳み掛ける。展開の早さに思わず、読み切ってしまった。読み進めていくのが快適で、下り坂を自転車で下って爽やかな風に当たっているような気分。個性的な登場人物(特に春)の設定で、それぞれの会話が爽やかで楽しかった。遺伝子、放火、GF、人物の繋がり等、ストーリーに一貫性があり、読み終えた時は心地よい達成感があった。伊坂ワールドには魅力を感じる。別作品も読んでみたいと思う。
彼らのご両親はいい意味でも悪い意味でも頑固だったのかな。春を生んだのはいい決断。でも私が当事者ならば絶対に何が何でも別の土地へ離れるだろう、誹謗中傷から子供を守る為に。犯罪者には犯罪を犯す何かしらの理由がある、全てはその犯罪を肯定する為の長い長い言い訳を聞かされている感じがした。なので兄弟のどちらにも感情移入できず残念。特にラストは全く共感できず。放火は無関係の人々を巻き込む重罪だと思う。不幸な生い立ちだからといって犯罪を犯してもよいと言う理由にはならないと。(ファンタジーといわれたらお終いですが…)
再読。荒唐無稽で軽妙洒脱。やっぱり私は初期伊坂作品の方が好みだと再認識。警句めいた文章や引用、遺伝子知識など盛りだくさんで楽しい。泉水や春、家族の苦悩は重いけど、読んで良かったと満足させてくれる。あと、ピエロと重力の話が印象的。重力を忘れるくらい思い切って飛べたらなぁ。
<4.5> 再読。兄の泉水、弟の春、優しい父に、美しい母。つらい過去を持つ家族の、親子の、兄弟の現在を描く物語。善とは何か。悪とは何か。罪とは何だ。罰とは何だ。何故産んだ。何故産ませた。遺伝って何だ?血の繋がりって何だ?本当の親子って何だ?裁かれるべき者は、誰だ。ついつい考え過ぎてしまうけれど。抜群の構成、魅力的なキャラクター、洒落た言い回し。黒澤は相変わらずかっこいいし、他の作品とのリンクも楽しい。伊坂作品はやっぱり出版順に読んだ方がいいな。「本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ」この本好きだ。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/17
重い話の割にサラサラ読める。一気に読んだ記憶があるが、蘇ってくるのは爽やかな読後感。著者の世界観を理解してから読めばもっと楽しめたかもしれない。
物語終盤のたった1言のセリフを言う為に、この作品は書かれたのだろう。この家族の愛の深さに心動かされてしまった。『春』や『泉水』の独特な考え方や言動が目立ち、「何が正しくて、何が間違っているのか?」深く考えさせられた。まあ、正解なんてのはないんだろうが。この作品の結末に関しては、若干不服だ。できれば『春』には自首してほしかった。私は、純粋に面白いと思ったが、賛否両論分かれそうな作品。
ずっと読みたかった本。タイトルからの想像とは違う内容だったが、登場人物に好感持てる。父違いの兄弟がこんなにもあっけらかんと仲良しだったり、子供のようにワクワクしながら事件を推理するお父さんだったりと、他にもストーカーや探偵など個性的な登場人物が出てくるが、みんな憎めない。伊坂幸太郎の本は憎めない登場人物ばかりだから、ほんわか良い気持ちになれるんだろうな。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/27
面白い!「深刻な話題こそ陽気に話すべき」の言葉通り、深刻な内容をあっさり読ませてくれた。悩んだり、辛かったはずなのに、ご両親がとても理想的に描かれているのは、子どもたちの前では明るく振舞っていたからだろう。血の繋がりが複雑だからこそ素敵な家族なのかも。それでもラストにはちょっと納得いかない。目には目を歯には歯をなら、あそこまですることなかったんじゃないだろうか。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/13
なんだか読むのに時間がかかってしまったけれど、ノートの内容など、重苦しい感じかなと思いきや最後は妙にあっさりで、逆によかった。おもしろかったです
重たい話を父親の一言が吹き飛ばしてくれた。偉大なる父親と最強の兄弟に乾杯。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/08
謎解き自体は何となく途中からわかってしまったけど、それを差し引いても充分おつりが来るくらい良かった。登場人物も魅力的で、親子三人の会話は楽しく、少し哀しい感じ。お母さんは亡くなってる設定だけど、息子二人と父の口から語られる母がすごく素敵な人だとはっきりイメージ出来るところもいい。夏子さん、黒澤もスパイス的な役割だけど印象に残った。いや~面白かったな。
途中で展開は読めてしまいますが、最後まで楽しめました。テーマはものすごく重いんですが、春と泉水の軽妙なやり取りもあり気分が滅入るようなことはありませんでした。伊坂作品は仕掛けや伏線がたくさん盛り込まれている所が個人的には好き。
内容は重く、文体は重くはないですね。ときどき知識・教養を織り込んで、重さを排除。作品内では触れていないけど、明らかに春は発達障害を意識した設定になっている。だからこそ家族の絆が一層素晴らしいものに思えた。
ミステリーであり、家族の愛を軸に置いた作品。色んな引用があり、心に残るものもあった。何度も読み返したいと思う作品。オーデュボンの主人公が出てきて、それも楽しめた。
初伊坂先生作品です。共感するものが多くありました。人間とか社会とか罪ってものを改めて考えました。この家族って幸せですね。でもやっぱり血ってなんだかんだ大事なんだな、とも思います。解説で北上先生がおっしゃっていましたが、まさに「現代に生きる私たちの小説だ。」そう思わずにはいられません。
この家族の関係はすごく素敵だと思う。血の繋がりじゃない、絆みたいな。春がどれだけ苦しんだか…葛城はなんて最低な奴なんだ。とむかむかしました。個人的には黒澤が出てきて嬉しかったかな。
とてもとても重いテーマなのに透明感がありサラリと流れるような文章で、ステキな話でした。家族皆どれだけ辛い日々を送ってきたかを考えると胸が締め付けられる思いですが、この家族は最強です。なんてステキな家族なのでしょうか。
凄いです、伊坂さん。とても深いテーマなのに、ユーモア溢れる会話と、大胆な発想で綺麗に仕上がってました。偉人の名言も作中でリンクして、まるで職人技です。法律とか、道徳とか、常識とか、それは大事ですけど、家族の絆や愛は、その重力を簡単に消すことが出来るんですね。兄弟が長年抱えてきた重い悩み、お父さんの何気ない一言が吹き飛ばしてくれて、嬉しかったです!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/13
人間のモラルとは何か?家族と血の繋がりって何か?そんなことを思う話だった。映画も良かったけど、本は文中にある言葉が心に刺さってくる感じ。時々書かれている文献は、パソコンでつい検索してしまった。セツナイ家族愛を感じた本だった。
『おまえは俺に似て、嘘が下手だ』春はこの台詞で本当に救われたのではないかなと思いました。家族の愛が描かれた小説です。
書店の平積みの中にいつもある本書、試しに買った初伊坂幸太郎作品。うっ、のっけから重い題材を読者に背負わせる。でも、テンポがわりと良い。が、母と父の決断までの苦悩がいまいち伝わらない。自分なら、絶対、産ませない。なんか、パッと決断できうる2人のようだし、ま、ありえるだろうけど。放火に落書きに殺人、ぇ、何年もの恨み辛みの復讐無事終えて家族兄弟納得結果オーライですか?・・・。警察の姿が全く見えないのにも違和感。重すぎるだけに浅いお話でした。体力がありましたら『カラマーゾフの兄弟』の一読をお薦めします。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/01
放火は重罪だという認識があるせいで、どうしても「春」に共感してあげることができなかった。そんなことで救われてなんかいないじゃないか。改心のかけらもない悪人とのつながりを断ち切れなくしてしまった、春という命の存在。家族の上に、あまりにも重くのしかかる重力。悲惨な現実から逃げず、春の誕生を守った両親の決断は確かにすごい。家族の思いやりも頑張りもすばらしい。しかし、やりきれない痛みとともに、私の中にはどんよりとした重みが残ってしまった。避けても避けなくても、重力から解放されることなんてできないのかもしれない。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 05/05
映画化にあたり再読。初読と比べて割と冷静に読めた。(読んだ当初は気に入りすぎてやばかったから・笑)伊坂作品で一番好き。春がすごく魅力的。というか、伊坂作品のキャラクターは皆本当に魅力的だよなあと思う。台詞もいちいち格好良い。
初の伊坂作品。ミステリーというには難解さが足りないような気もするが、重いテーマをこれだけ洗練された文章で書き連ねることができるのは、やはり作者のなせる技であろうか。彼のほかの作品も読んでみたいと思った。
面白かったとも何か違う、でも清々しい後読感です。重々しい設定なのに深刻ではないのは、「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」の一文の通り。グッと来た台詞も多いですが、お寺の看板の『まさか、楽するために生まれてきたんじゃあるまいな』がお気に入り。伊藤と黒澤さんが出て来て嬉しかったです。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/03
とても、高評価なこの話ですが、私はあまり後味が良くなかったです。確かにお父さんのキャラはステキですし、夏子さんも不気味で面白い。でも、春は葛城を殺さなければならなかったのだろうか?確かに葛城は殺されても仕方のない男だ。でも、殺人の善悪とかいう問題ではなく、春には葛城を殺してほしくなかった。それまで「遺伝子」という言葉が頻繁に使われてきた分、春が自分自身を否定しているように思えたから。この先、春には本当に明るい未来が待っているのだろうか?
ホントの親子兄弟以上とも思える家族愛に囲まれながらも、遺伝子との葛藤に悩んでいたんだろうな、弟。同情する点が微塵もないヒトデナシには、必要悪で成敗というのは大いにアリで、むしろ爽快に思えた。弟が自首せず捕まりもせず、最後は、あれ?どうなったんだろうっていう余韻を残しつつ終わるところがイイ。
重く暗い雰囲気と本筋に関係なさそうな話(実は伏線だったりする)が長々と続くので、細切れ読みだとなかなか進まず、ついに図書館から催促が来てしまったので、DVDを途中まで見ました。そこでやっとあらすじを把握して残りは一気読み。おもしろかったですが、結末はあんまり好みではないかも。やっぱり肉親殺しは落書き謝りに行ったくらいで、とりあえずでもうやむやにされるべきではないと思うので・・
今までどうしても手にとるだけで読むことができなかったのだがいざ読み始めると一気に読んでしまった。読んだ後、久しぶりに父と弟に連絡しようと思った。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 05/29
広げた風呂敷を綺麗にたたみつつ、軽妙な文章をちりばめました、という印象。人生ってもうちょっと泥臭いよな。途中でオチはわかるけど、でもこういうのは好みだ。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 09/07
好きだな。重力とピエロ。罪と罰と春と和泉。キャラも会話もテンポもみんなまとめてみんな好み。
映画を先に鑑賞。「おれたちは最強の家族」この言葉にすべてが集約されていると感じた。幸せな家族を襲うさまざまな「重力」。押しつぶされそうになりながらもしっかりと手を離さない。そんな強い絆が印象的だった。
テーマは「遺伝子や血のつながりをこえた絆」だとおもう。設定は暗いが、台詞にある「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ。」という言葉が意識されているのか、とても軽いタッチで描かれている。重力ピエロというのはそれを表しているのか。ミステリーとしてはあんまりだったが、家族愛はよかった。特に「おまえは俺に似て嘘が下手だ」という台詞がよかった。少し村上春樹と世界観が似ていると思った。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 05/30
最初の一文から引き込まれました。キャラの個性、生き方がそれぞれ輝いてみえて、とても魅力的。重苦しい題材なはずなのに、ちっとも読むのが苦にならなかったです。これこそ、重力を飛び越えてますね。終わりも爽やかだけど、とても印象的で心地いいです。映画も見て見たいと思います。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 10/16
1番最初に読んだ伊坂作品。冒頭『春が2階から落ちてきた』のあとの、『私がそう言うと、聞いた相手は大抵、嫌な顔をする。気取った言い回しだと非難し、奇をてらった比喩だと勘違いする』で、買うのを決めた。しゃれた会話に引き込まれて一気に読んだが、今思うと伊坂幸太郎にしては変に気合が入りすぎなだなあとも思う。それもそのはず、会社を辞めて専業になる決意でもって書いた作品、だそうだからだ。自分の中での伊坂ベストワンではないけれど、自分にとってのきっかけとして思い入れが深い作品。夏子さんが好き。
2000人以上が読んでいて、このページ重い。さすが、重力ピエロ。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 08/07
優午が二度でてきて、それがうれしかった。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 03/02
伊坂 幸太郎は好きだったけど、あらすじを読んで読むのを躊躇ってた。文庫化したので思い切って購入。重いテーマにラストもハッピーエンドとは言えないけど、躊躇ってたのを後悔するほど大好きな本になった。終わり方が今まで読んだ本の中で一番好き
★☆☆☆☆ 伊坂作品の中でこの重量ピエロだけはどうしても好きになれない。犯人と思わせる行動が多いので引っ掛けと思ったら、そのまんまで何のひねりもなく終わって唖然としました。終わり方も納得いきません。そもそも放火を軽視しているのが許せない。自分の目的遂行のためには他人を犠牲にしてもいいという考えが不快でならない。本屋大賞「告白」より、よっぽどあと味が悪かった。
本来楽しいはずの家族との回想に出生にまつわる傷が所々に入ってしまう。その辺のエピードはどれも秀逸。しかし、泉水と春が殺意を抱くほどの出来事や経緯を進行形では書かいておらず、物足りなさはある。重力なんて気づかなければ感じないのに、気づいてしまったゆえに重く圧し掛かるのかも。
いつだったかは覚えていないけど、『重力ピエロ』が初伊坂だった。伊坂幸太郎の作品はどれも「映画的」な感覚を受ける。ストーリーはとっても面白くて読んでる最中も引き込まれるし、どんどんページをめくりたくなる。謎が謎を呼び、伏線が繋がり出す。爽快感。ただ、読後感がない。読んだ後にゾワゾワっとするような感じではなくて。それはこの人の構成力がとてもしっかりしているからなのだと思う。この本を読んでそんな印象を受けた。
ミステリーではあるけれど、ミステリーのような感じがしない。謎解きよりも、もっと大切なことがたくさん書かれているなぁと思いました。
冒頭からラストの1行に至るまで、退屈な描写などどこにも見当たらない、とんでもなく面白い小説に出会ってしまいました。北上氏の解説もまた宜しい。破天荒極まりない登場人物達が語る知的で胸がすくような箴言には、アンダーラインを引いて、思わず何処かで引用したくなる程痛快です。本作は、著者特有の軽快さが期待通り秀逸ですが、その根幹には、「家族の絆」や「父親殺し」といった古典小説から受け継がれる普遍的で重厚なテーマが存在します。本作を、現代版カラマーゾフの兄弟と表現したら気取り過ぎかな。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 04/06
この本好きです。遺伝子の仕掛けはちょっと分かりづらいけど、正しいかどうか答えを出せないテーマを読者に問いかけているのが好き。伊坂さんはこの時代自分で考える事を常に訴えています。家族って良いな!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/13
人は遺伝子を超えられるのか?血の繋がりは重要なのか?奥が深い話。この家族は素晴らしいと思う。作品を越えて人物がリンクするところが面白い。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- --/--
おもしろい。DNAなんて関係なく最強の家族。かっこいいです。でもこんなに文学的な会話してる兄弟いるの??ラストは自首した方が倫理的なのでは?と思ったが、私が泉水だったらやっぱり自首は勧めないんだろうな。コドンとか久々に聞く単語がツボでした。
う~む。冗長な感じがするし、セリフはキザだし……、自分にはおもしろいと思えなかった。
僕にとって初伊坂作品。どんなミステリーかと身構えながら読んだけど、いい意味で裏切られた。豊富なエピソード、リズミカルな会話。読んでてとても楽しかった。特に最後の親父のセリフに感動。
あれれ?伊坂幸太郎さんは好きなのに・・・、すごく話題になった作品なのに・・、読友さんの評価もいいのに・・、私はどうしても世界に入り込めなかったです。残念。また機会があれば再チャレンジするかも・・・。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 07/23
pika@灯れ松明の火
はらぺこさん、黒澤が出てきたのは嬉しかったですね~!テンポのよい会話もすごく良かったし、いいところもたくさんあるんですけど・・・。伊坂さんの代表作ということで期待しすぎていたのかもしれませんね。
ナイス!
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07/24 14:29
はらぺこさん、黒澤が出てきたのは嬉しかったですね~!テンポのよい会話もすごく良かったし、いいところもたくさんあるんですけど・・・。伊坂さんの代表作ということで期待しすぎていたのかもしれませんね。
ナイス!
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07/24 14:29
再読。一つ一つのエピソードが何度読んでもテンポが良くて面白い。文句無く最強の家族だと思う。
初伊坂作品☆とても重たい内容であるはずなのに、なぜかホッとしてしまったのはなぜだろう?春と泉水、とても強い絆で結ばれた兄弟☆血のつながり=家族とは必ずしもならない(半分は繋がっているが・・・)☆春の気持ちはとてもよくわかる。その行動もわかる。ただその結果について、今後春の人生に影を落とすことにはならないか?う~ん・・・春にとっては今後より今そして以前の方が影の中にいてようやく日向に出られたのか?春・泉水・父、皆が強くそして優しい・・・
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/13
兄と弟と同一人物(多重人格)と解釈。(おそらく郷田順子も。)兄と弟との二人の存在を同時に認識しているのが父親のみだったし、父親は見舞いにくる兄に向かい弟は一緒かと聞く辺り、兄と弟の食事のシーンで一人分のメニューしか描写がないことが裏付け。(おそらく弟の副人格である)兄の存在の刹那さと、この家族の中での重要性が心にしみる。また時間をおいた後に読み返そうと思っている一冊。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/29
他の伊坂幸太郎作品とは違い今回は遺伝子の専門分野の作品でした。善とは何か?と問われているように感じました。
引用文も多く特にガンジーが多かったです。
一番印象深い言葉は【重要な事を伝える時は陽気に伝える】です。
私も重力を感じさせないようなピエロになりたいです。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 04/07
再読。「正しい」のか「正しくない」のかはわからないけれど、自分で考えることを放棄しないのはカッコいい。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/25
【再読】映画の出来があまりにもよかったので、久しぶりに再読。「最強の兄弟」「最強の家族」のセリフだけで泣ける。泉水、春、父が抱える思いを念頭に読むと、物語の最初から、根底にあるそれぞれの覚悟が伝わってきて、本当に、辛くて重い。ちょっと感傷的に読みすぎてしまったか(^^;
放火と落書きと家族の話。一気に読めます。ご両親の人としての器の大きさがステキ。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 03/25
飛ぶ。落ちる。生きるみたいに消してゆく。生きるために描く。理解不能?存在しない。赦されなくてもいいから殺したかった。春みたいに生きることの脆さ
レイプ犯に対する憤りや春や家族の心情を思い、未成年犯罪者への軽すぎる量刑について考えさせられましたが、父の「お前は俺に似て、嘘が下手だ」という遺伝子や血の繋がりを超越した言葉に深く感動しました。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 04/02
伊坂作品三作目です。重力から解放されるようにDNAという繋がりから解放された瞬間。家族という絆に縛られてる喜びに気がついた最強の家族。DNAの否定と家族の繋がりの反面。映画ゴールデンスランバーを見ても思ったのだけど犯罪はDNAのせいではないというアンチテーゼの強いメッセージ感もあるような…加害者の親や子が悪いわけではないと言いたいのかな?。そして黒澤君再び、そして伊藤君三度という伊坂ファン向けにも作られてる作品ですね。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/14
遺伝子を研究する大学院生の兄泉水と芸術的な才能を持つ2つ年下の弟春が連続する放火事件の謎を追うというお話。「春が2階から落ちてきた」で始まるこのお話、すぐに引き込まれて一気読み。「楽しそうにしていればこの世の重力なんて消してしまえる」「おまえは俺に似て、嘘が下手だ」お父さんカッコイイ。
出生の秘密を持つ弟、連続放火と謎のグラフィックアート 謎解きに挑む兄は・・・ うーん、兄弟っていいですね!!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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あー、上手いなあ。物語の構成に自分は完敗だけど乾杯か。良い家族だ
この本が面白いか、つまらないかは、読む人それぞれなんだろうけど、この本でも次のように言っているんだ。「大事なのは陳腐でありふれたものなんだよ。カルシウムとか、ビタミンとか、そういうつまらないものが人生には必要なんだ」もしかしたら、カルシウム不足、ビタミン不足みたいに、心の何かが不足している人が、読むと、良いのかもしれない。
伊坂さんの作品は間違いが無いから安心して面白く読める。最後の方に出てくるお父さんの台詞で涙が出そうになった。「おまえは俺に似て、嘘が下手だ」。
「燃えるごみ」の章が、文庫化の際に追記されたものだと知って驚き。私にとってはこのセクションが一番インパクトがあったし、春の陰の部分がはっきりとした形になって表れている場面には、ぞくりとした。この部分があるのとないのとでは、春の印象が大きく違ってくると思う。
春の苦悩、泉水や父の葛藤、母の心の傷を思うとやるせない。葛城のシーンは吐き気がするほど嫌な箇所。そして春を思い更にやるせない。しかしそこには‘最強の家族’の愛があり救われた。伊坂作品は初めてでしたが、情報がテンコ盛りで私のちっちゃい脳みそには少々収まりきれませんでした(笑)
『生物と無生物のあいだ』を読んでいたおかげでDNAとか遺伝子とかすんなり頭に入ってきた。。。そんなことより黒沢さんはずるいよ。格好良すぎる。頭の中には某麻雀漫画の黒沢さんが浮かんでるけど
読書メーターで最多読了数ということで手に取ったが、なるほど一気に読み終えた。重いテーマを扱っていて、許されざる行為のはずなのに、爽快感すら感じさせてくれる。登場人物の造形のためだろう。絵の審査員に対する、モヒカン男に対する、人権派弁護士・教授に対する言動が痛快で、どんどん感情移入していく。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/20
母がレイプ被害に遭い、妊娠し、父の同意を得て出産。それが弟の春、物語の語り部は兄の泉水。そんな過去を持つ家族だが、仲はとても良い。大人になった二人、連続放火とグラフィティーアートの出現、謎の女の出現。謎解きに乗り出す兄。という感じで話は進む。予想通りの結果で拍子抜け。でも、テーマは重く考えさせられる作品。淡々としていて読みづらくペースは遅くなる。いま一つ、登場人物の魅力が足りないのも原因だろうか?だけど、最後は読んでよかったと思えた。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 06/27
春の考え方は傍目から見ると矛盾しているように感じるが、彼の中では首尾一貫しているのだろう。春がその行動を決意したとき、重力は消えたのだろうか。
整理:兄は泉水、弟は春、優しい父に美しい母。兄弟が過去の辛い記憶を抱えたまま大人になった頃、事件は始まる。常識や法律を持ち出すまでも無く、重力は放っておいてもやって来る。これは重力に逆らおうとした家族の物語。58もある数ページ程度の短編を追いかけることで、物語の背景が見えていく。印象的な言葉を投げあう哲学のような会話が楽しい。遺伝と強姦と愛。重苦しいテーマを扱いながらも、さすがは伊坂幸太郎。読後はそんなイメージを吹っ飛ばすかのような、軽快で清々しいものがありました。(続)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 06/24
owl_lmo@復旧中
謎解きに乗り出した兄が直面する真実には予想通りとはいえ、哀しいものがあった。謎を解く、と記しましたが私たち読者は謎を解くことを考えずに、頭を空っぽにして楽しんだ方が良いかな。短編集かと錯覚してしまいそうになるほどに章分けされているので、電車などでの短時間読書に向いていると思う。単行本からの改稿箇所が多く、読み終えても読み比べする楽しさがある。前半は人物描写に力を入れていたせいか、少々退屈気味。後半に行くと伊坂流の文章で一気に読ませてくれるだろう。本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ。
ナイス!
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06/24 17:07
謎解きに乗り出した兄が直面する真実には予想通りとはいえ、哀しいものがあった。謎を解く、と記しましたが私たち読者は謎を解くことを考えずに、頭を空っぽにして楽しんだ方が良いかな。短編集かと錯覚してしまいそうになるほどに章分けされているので、電車などでの短時間読書に向いていると思う。単行本からの改稿箇所が多く、読み終えても読み比べする楽しさがある。前半は人物描写に力を入れていたせいか、少々退屈気味。後半に行くと伊坂流の文章で一気に読ませてくれるだろう。本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ。
ナイス!
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06/24 17:07














































































































































