1/8m.m.の流動……砂に対する見方が変わりました。安部公房凄いです。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/22



ナイスした読書家さんと感想

社会生活から逃避するように昆虫採集に出かけた主人公は部落の女の家に囚われてしまう。日常生活に戻るために脱出を何度も試みるが、最終的には自らの境遇に安堵を抱いてしまうようになり、外に出ても忙しい生活に追われるだけだと思い出したのか、民家での生活を受け入れるまでになる。このラストで、映画のCUBEを思い出した。この砂の女のいる家は男にとっての子宮のようなものであり、この物語は子宮回帰願望を取り扱ったものなのではないかと個人的に思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 09/28
ハル
流動し、かたまり、あらゆるものを飲みこむ不条理な砂は非常に女性的で、大いなる母性(グレートマザー)のメタファーなのではないかと思わせる。愛(砂)は人をおおらかに包み込むが、反対に停滞をもたらすものでもあるから、そこから抜け出すために男は砂に抗うが、結局最後は砂に取り込まれることを甘受する。よって「砂の女」というタイトルだが「砂が女」でもあると思った。
ナイス!ナイス! - 09/28 11:40


昆虫採集の為に立寄った集落にて砂に埋れたあばら屋に監禁されてしまった男が脱出すべく奮闘する話。矢継ぎ早に策を繰出すのではなく監視者の目を意識しながらじっくり対策を取る形式なのでスピーディさはない。だがそこにリアリティを感じた。日常剥離→恐怖→怒り→対策(割りとショボい)→失敗→閃き→諦念→目的と手段の逆転。日常や交流から弾かれた結果生きる意味を懐疑、過去と現状の明確な違いさえ見失い恐怖の概念は砂に濁される。脱出算段は昆虫採集に替わる趣味となったのか。適応と狂気に然程の違いは無いのかも知れないなどと思った。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 05/28
閲覧室
本作に寸止め公房は居なかった。驚愕。しかし観念的に過ぎるあまり行為自体に全く官能を感じさせない辺り、公房クオリティ健在と言えるのではないかと。
ナイス!ナイス! - 05/28 14:37


これは傑作。何で今まで読まなかったんだろう…。突然不条理な境遇に陥った男の葛藤。カフカの「変身」とも通じるか?文章も素晴らしい。砂の感触、喉の渇き、怒り、恐怖、欲情すべてが生々しく感じられた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(4) - 08/04
たー
私もラストは「えっ!?」って思いました。でも人間ってそんなもんなのかも知れません。
ナイス!ナイス! - 02/09 21:57

砂糖莉桜(さとうりお)
ですよね!あの最後の記事読んで、あとがき?解説?やったかな…読んで本当にゾッとしました…
ナイス!ナイス! - 02/10 13:41


この不条理さ・・好きだ。いいかも。一気でした。息苦しく重苦しい理不尽さに圧倒される。何様なんだ・・とムカツキつつも、最後の方になると、しょうがないよね的思考に陥った自分が怖い。それにしても、この比喩の表現力ときたら。。砂が恐ろしいものに思えてくる、が、逆に今行きたい所は鳥取砂丘。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/19

中心がないのが中心。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/29


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