自分の内側と外の世界との疎通をどうはかっていくのか。そこがうまく行かなくなる時、狂気に近付く。そんな事を思った。ストーカーなど常識では窺い知れない犯罪心理も、この主人公に近いのではないだろうか。そして、三島由紀夫自身もそこに悩んでいたのではないだろうか。でなければ、割腹自決などしないのではないだろうと思う。人の内面を描いていながら、非常に映像的な小説だった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/11



ナイスした読書家さんと感想

三島由紀夫はこの作品が初めてです。本作の中に登場する、そのへんの禅僧以上にはるかに悟りを開いている柏木は、もしかしたら作者の投影された姿なのかもしれません。そして最後に主人公と出会う禅海和尚は、この作品内に置いて唯一柏木を凌ぐ哲学の持ち主であり、作者の思い描く理想の禅僧の姿なのでもあるのかもしれません。…個人的に、この作品は自殺というテーマについて書かれたものかな?という印象を受けました。三島由紀夫さん。現代においても色あせていない文章といい、なるほど、天才なのだなぁ…
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 07/10
Unicorn
Hebinomucoさん、ナイス有難うございます♪
ナイス!ナイス! - 10/19 19:05


ドモリでひ弱ないじめられ少年。父に目隠しされたが見てしまった母の不浄な姿。嫌悪する母の息子への過剰な期待。女性との経験を邪魔される金閣寺フェチ青年。終戦、変わる日本人。見てしまった世俗的人間と変わらぬ老師の本当の姿。すべては道化と偽善の世界にある。唯一美しいのは金閣寺。明を求めば闇を求む人間。我が身で金閣寺を消滅させ人々の目をひらかせ災いから救う??読書中何度も秋葉原事件が浮かんできました。『潮騒』とは正反対の厭な心持。こういうのも天才三島の名文学作品なのでしょうか。ぅ~ん文学って何でしょうね。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(1) - 03/12
Unicorn
haru@灯れ松明の火さん、ナイス有難うございます♪
ナイス!ナイス! - 10/13 22:35


会社の昼休み時だけで読んだので、かなり時間が掛かった。途中何度か挫折しそうになる。と言うのも、一つの表現がとても細かく、細かすぎてイライラしてしまうところも数カ所あった。その反対で、その細かい表現力に魅了され昼休みが終わってももっと読みたい衝動に駆られたり。全体的には難しい内容だった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/12


ログイン新規登録