まめ
どれだけの思いを込めてマンガを描き、読んでいるかがよくわかる。少女マンガとフェミニズムの関係など唸らされた。なのに軽くて読みやすくて面白い。

よしながふみ対談集 あのひととここだけのおしゃべり
ナイス! ★★★ -
コメント(0)
- 06/21
Tweet
share
ナイスした読書家さんと感想
はじめの二つの鼎談、対談がしらない作品のことばかりでどうなることかと思ったが、そこを過ぎてぐいぐいと惹き込まれた。 創作者というのは、男女とは別の性別で、私自身もそこに分類される人間でありながら孵化できないでいるのではないかと思った。それくらい、よしながさんの感覚はよくわかる。 ……まぁプログラマとかシステムエンジニアという職業で周りを見渡せば、創作者として孵化しそびれた玉子だらけなんだけどね
漫画『大奥』の著者よしながふみが、三浦しをん、羽海野チカ、萩尾望都らの豪華ゲストを迎え、とにかく熱く語りまくる対談集。話題の中心が少女漫画やBLという未踏の分野だったのでよくわからないところもあったが、筆者ならではの濃密な漫画分析が面白く、男女が置かれた社会的な立場の違いが少年漫画と少女漫画に求められているものの違いをつくっているという分析などなるほどと思わされるところが多かった。それぞれの語り手の「作家」としての問題意識や秘めた思いが知れたのも興味深く、BLはさておき読みたい本がまたまた増えてしまった。





