もっち
二転三転する展開は、おもしろいけど「驚く」ようなものではないな…と思っていたが、犯人の正体にはおお、と感心させられた

魔術師(イリュージョニスト)〈下〉 (文春文庫)
ナイス! ★★ -
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- 12/31
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ナイスした読書家さんと感想
しかしよくよく考えると今回もディーヴァーが創案した魔術師は実は日本のミステリ読者ならば誰もが一度は読んだことがある江戸川乱歩の『怪人二十面相』シリーズを思い浮かべるだろう。しかし西洋人であるディーヴァーならばやはりここは同じく変装の名人怪盗ルパンがモチーフか。つまりディーヴァーは古くからある物語を現代のマジシャンの最新技術とライムの鑑識技術と装置とを使うことで新たなエンタテインメントを紡ぎだしたのだ。まさに古き器に新しき酒を注いで現代に新たな本格ミステリを生み出す着想の冴えにはただただ感服するばかりだ。




