きたあかり
描く対象が高校生でも、ヨーシャのない桐野ワールドです。

リアルワールド (集英社文庫(日本))
ナイス! ★★ -
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- 12/15
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ナイスした読書家さんと感想
多視点連鎖形式を生かしきったサスペンス。けっこうへんな本が推薦されている「12歳からの読書案内」で知った。仲良し四人組を演じていた女子高生たちの内情が露になっていく事件。 桐さんだから 毒毒しいかと覚悟していたせいか なんだか 爽やかですらある不思議な読後感。いかに未熟で愚かな行為をする者であっても その報いをうけなければならないのは本人。その点において、その者をリスペクト¥しているかのような作者の視線が感じられる。生き残ったトシが仮名を使うのは もうやめる、というラストもいい。




