ねこママ
とうとう終わってしまった。読み終えるのが勿体ないとは思ったが、それ以上に話が気になってしまう。久し振りに、わくわくしながら読めたシリーズだった。また、いつか読みたい。その後の歴史は分かっているが、それでもその背景にあるものを間接的にでも感じられるという意味では、良い作品だと思う。頤和園に行く機会でもあったら、この作品が頭に浮かぶかもしれない。

蒼穹の昴(4) (講談社文庫)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★ -
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- 03/30
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ナイスした読書家さんと感想
「人の力に勝る宿命があってたまるか」その“人の力”の源が何であるか…考えて、自分を省みた。 “蒼穹の昴”昴以外にも星はある。順桂、譚嗣同、李鴻章…それぞれの星を見た気がする。
『生きて再び合まみえ、四億の民のために尽くそうではないか。そう、施すのではなく、尽くすのだ』なぜか文秀の言葉が心に残りました。そして人事を尽くし、託宣を『夢をめぐんでもらった』と言い放つ春児。夢や希望、生きる糧の象徴たる『蒼窮の昴』凄い題名です。7年ぶりの再読、歴史ものとしては軽いのでしょう。しかし物語として、歴史エンターテイメントとして重厚な浅田節、堪能しました。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/03
お見事。動乱の中で光輝く生きる力。ぬるい平和な世の中から覗く、彼等の姿は美しく胸を打つ。西大后、李鴻章、変法の志士達、春児と玲玲の兄妹…。物語は終わっても、歴史は止まらず「マンチュリアンレポート」までのシリーズを続けて読みたい衝動に苛まれる。
貧しい少年が力を得るため宦官となるが・・・ 壮大なスケールのお話です、面白いです
しみじみとした余韻の残る作品でした。光緒帝たちのやろうとしたことは必ずしも間違いではないのだろうけれど、やはり急ぎすぎたのでしょう。少しずつ改革を進めて行けばまた違った筈。この辺のバランスを取れる人がいれば・・と言うのは酷だと分かっているのですが。/個人的に痛かったのは146Pの岡の言葉。流れる血や人種は本人には選びようがない事。それでも、世の中から不当な差別はなくならないのでしょうね・・。
李鴻章が格好よくて中国のイメージ変わるなぁって暢気に惚れ惚れ読んでると…なに!?物語のナビゲーター的な占い師、白太太の春児へのお告げは嘘だったとは!あまりの悲運故についた唯一の嘘を春児は誠にしてしまうとは…泣けるじゃないか!!春児頑張ってるなぁ。そしてそれに連動するように文秀がお告げの真意に気が付き、その重責がのしかかる。現実非現実を匠に繋ぎ合わせる本作は本当に話が壮大。一人の人物に気持ちを振るわされたと思ったら連動して次々と別の人物に深みが増し一人に感情が留まることを許さない。本当に深くて濃いな。















