読まされた。理詰め理詰めで進む物語ではあるが、奇抜な舞台設定と猟銃、ジャックナイフという小物による見事なスリルには舌を巻いた。惜しむらくは最後の最後があっけなく終わってしまったことだが、一年前の犯人の父親が7人の証言を一つ一つ追求していく様には胸が踊らされた。私の中の「西村京太郎は旅物」といった認識が大きく覆された大作だった。



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