iicco
騙されはしたが、見事な叙述にコロッとだまされたというより、「あれっ?あれれ?」と言った感じで騙されたので爽快感は少なかった。ただ、全てを読みきった後に、初めから読み返してみると、見事な叙述トリックに気づき呆然とさせられた。序章の文がすごく活きていて、あそこから私は完全に騙されていた(というか、ほぼみんなそうだろう)。手品師の様に慎重に、スピーディに読者を騙す手際は素晴らしかった。

弁護側の証人 (集英社文庫)
ナイス! ★★★★ -
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- 03/25
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ナイスした読書家さんと感想
絶版だった古典ミステリが再刊され、やっと読むことが出来た。道尾秀介氏が解説を書くだけあって、騙された。騙されはしたが、なんだろうな、このちょっとした失望感は・・・。歩いていたら足を引っ掛けられてつまずいてヒヤっとした・・というような感じ。改めて最初から読み直してみたら、又違った感想があるかもしれないが、再読することはたぶん無い。でも、読めて良かったです。
気持ちよく騙されてしまいました。独特の重厚な、緊迫した雰囲気の中で展開されるミステリー。何十年も前に書かれた作品ですが、意外に古臭さは感じません。最終章を見て「ええっっっ!!」と声をあげました。こういういわゆる"騙し"系の作品って『騙されたのに気持ちいい』と思えるかどうかが良い作品かどうかのわかれめだと思います。そして、この作品は騙されて気持ちよかったです。小泉喜美子さんの作品はほとんど絶版ですが、これを機に再版を切に願います。






