saori
切ない・・・・切なすぎる。「悪人」って何だろうと考えされられた。祐一は法律を犯したけれど、悪人ではないと思う。光代を守りたい一心で、光代を単なる被害者にする為に、自分で悪役を演じている祐一・・・・・。悲しすぎる。悪人って、自分がかわいくて他人から悪く思われたくないから、心にもない事を言って他人を振り回す。例え一時は相手を傷つけても、自分が悪役になって相手の事を思いやる・・・・それが、本当の愛情だと思う。

悪人
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 03/19
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ナイスした読書家さんと感想
何回読んでも、深い。本当の悪人は誰なのか?悪人なんていないのか??罪と人と再生の物語だと思った。
長い上重苦しかったけど、一気に読めました。登場人物が結構多かったです。一人の人間を色んな人の目線で見ていくと、色んな側面が見えました。見方によって、同一人物でもイメージが変わるんだなと思いました。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 10/16
福岡在住者としては博多弁や市内の描写、そして夜の三瀬峠の怖さがじわじわときた。平凡な日常が繰り返されているどんな場所にもこの作品に出てくる人たちはいる。エゴイスティックな嫌悪感から他者を見下し、コトバや暴力で人を打ちのめす人。不器用さ故に悪意をそのままオウム返しにしてしまう人。他人とうまく寄り添えない、寛容力に欠けたその子たちの親や家族。事件は被害者と加害者、そして関わった人たちの心を打ちのめす。「あんた、大切な人はおるね? その人の幸せな様子を思うだけで、自分までうれしくなってくるような人は」
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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ある雪の日、保険外交員の女が殺された。殺した男はその時何を思っていたのか・・。どこまでも続く霧の中を歩いているような感じ。やり場のない鬱屈した思いがそこはかとなく漂っているようで、読みながらやり切れない気持ちになりました。誰かを強く求めても決して報われない思い。望んだのはささやかな幸せだったはずなのに、どうしてこんな事になってしまったのか。彼らの逃避行が決してまやかしなどではなく、そこには幸せがあったのだと信じたい。じっくり読ませてくれる話でした。映画も見てみたいです。★★★★
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 07/02
昨日映画館で映画をみて、今日は原作を一気読みした。物語展開はわかっているのに、ページをめくる手は止まらなかった。最後のシーン、彼がそうしたのは、そうしないと断ち切れなかったからだと思う。それは、彼女のためじゃなく、きっと自分のため
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/27
登場する人物、それぞれが人生を持っている。人生はほんの少し、何かがずれることで大きく外れていってしまう。人は「悪人」をつくり、自分は悪くないと安心する生き物なのか。。自ら「悪人」となり、関わる人の幸せを願う祐一の心は痛々しく、哀しい。なかなか深いお話でした。映画の出来が気になります。
寂しい、解ってもらいたい…。彼らの想いがひしひしと伝わってきます。自分は空気のようなものなの?誰かに必要だと思って貰えた時の幸せな感じは良く解ります。でも愛だとは感じられなかった。光代と先に出逢いたかったと言う祐一ですが、美保でも良かったのだろうし、殺されたのは美保や光代だったかもしれません。彼の生い立ちからくる愛されたい願望は解るのですが一緒に居てくれれば誰でも良かったのでは…と感じてしまいました。愛は相手のことを想う気持ち。祐一の最後の選択の意味が、美保から語られた言葉の通りであることを祈ります。続→
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(13)
- 08/17
nyanco@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
>わんこさん。寂しい気持ちはとても伝わりました。ただ、それを愛と思ってしまうのは何だか違うかな~って思ってしまって。映画だと純愛、って描くのでしょうかね?
ナイス!
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08/19 21:33
>わんこさん。寂しい気持ちはとても伝わりました。ただ、それを愛と思ってしまうのは何だか違うかな~って思ってしまって。映画だと純愛、って描くのでしょうかね?
ナイス!
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08/19 21:33
わんこ@灯れ松明の火
nyancoさん、たしかに愛とは違うと思います(きっぱり)。寂しくてだれかにすがりたい気持ちはわかる。けどそこで勘違いすると最終的には不幸になっちゃう気がする。
ナイス!
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08/19 22:48
nyancoさん、たしかに愛とは違うと思います(きっぱり)。寂しくてだれかにすがりたい気持ちはわかる。けどそこで勘違いすると最終的には不幸になっちゃう気がする。
ナイス!
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08/19 22:48
こんなにも普通で、愚直な人間が、ただ一つのボタンのかけ違いによって犯罪者へと転落してしまう。何ともじれったさや虚しさの余韻を残し、しかも、最後はよくわからない光代の胸のうちが吐露され、さらに居たたまれない気持ちに拍車がかかったまま読み終えることになる。祐一の思いが報われることもなく後味の悪さが残る。程度の差はあれ、悪人と認定したくなる人物が何人か登場する。この物語はいったいどこに救いを求めたら良いのだろうか。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 08/16
悪人とは誰か、そもそも悪とは何なのか。心を傷つけられたことに対して相手の体を傷つければ、それは罪になる。だが、最初に心を傷つけた者が罪に問われることは先ずない。ちょっとした意地悪や見栄、あるいは単なるウケ狙いで、人は容易に他人の心を傷つける。それが積み重なってある日爆発したとして、それを単純に悪と呼べるのか。それならば被害者が悪かというとそれも疑問だ。それまでの人生で受けた傷がああいう形で発露したのだとしたら、それでも殺されて当然か?無自覚な悪の恐ろしさと、愚かで哀れな愛が心に残る。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 06/26
切なすぎるくらい切ない作品。悪人って何なんだろう、悪ってなんだろうって自分を見つめ直させられた。タイトルからは全く想像できなかった展開で、次々に視点が変わっていくのに混乱もなく引き込まれた。こういう作品に触れると、自分もひとりで居るんじゃないなぁ、などと柄にもなく思ってしまう。本当に面白い作品でした。
デールカーネギーの名著「人を動かす」の冒頭は「盗人にも五分の理を認める」との書き出しにて語られるが、この小説を読んだ後にそのフレーズが思い出される。何を持って「悪」と為すか。自分にとって、相手にとって、家族にとって、それぞれの立場角度から見るとどのように感ずるか。このあたりを緻密描写と緊迫感を持って描かれている。妻夫木聡主演で映画化になるんですか。楽しみです。
心の中に大きな穴が開いている寂しい人たちの悲しい殺人事件。被害者、加害者、それぞれの家族・友人達がそれぞれの視点で事件を語る。登場人物達の独白が心に刺さります。 「悪人」とはいったい誰なのか。 とても考えさせられました。読んで損なし。
せつない話だった。それぞれの登場人物が物語の中で“生きて”いたから、尚更そう思った。「加害者」と「被害者」。法的には明確に分けられるのかもしれないが、人の心は見る角度によってその“正しさ”も変わってしまう。「どっちも被害者にはなれんたい…」不器用な故、その純粋さが痛いほど突き刺さる。「悪」とは何なのか? 「悪人」とは誰なのか? 考えさせられる作品だった。
ありふれた元素同士の化学反応が有害物質を発生させるように、卑小な複数の悪意から生じた偶発的な犯罪。罪人が悪人であっても悪人が全て罪人ではなく、悪人の烙印を押された者にも帰りを待つ者はいる。ある植物が毒草にも薬草にもなるように。そして彼は敢えて悪人となる道を選ぶ。本心を吐露する呟きはもう聞こえない。そっと黙る。聞こえなくていい、と。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 07/29
面白い本だったので、一気に読み終わってしまいました。本当の悪人は誰だったのだろうか?それぞれの登場人物が様々な「悪」を体現していたので、一概にこいつが悪人だったとは言いづらいですね。犯罪というものは勿論肯定できることではないのですが、犯罪=反社会と考えると、登場人物はそれぞれ反社会であり、犯罪者だったのかもしれません。ただ僕は、彼が背負ったものと彼の最後の気持ちは共感できました。
何ともやりきれない読後感。「悪人」という題名から、もうどうしよーもないワルい奴の話かと思ったら、そうじゃないんですね。そうじゃないところが辛い。主人公が悪というより、損だなぁ、不器用だなぁと残念に思ってしまう。増尾が犯人だったら、どうどうと憎めるんだけど。色々なことを考えさせられ、余韻が残る本だった。
























