そう!これを読みたかったのよ!『深夜零時に…』を読んだ時に感じていた物足りなさ。この感じを望んでいたんです!4章各々の登場人物、誰もが濃い。女子高生たちも面白いのですが、これから起こることを最悪に想像することによって酷い目に会うことを回避しようとする高校教師・秋澤の妻・初美が面白かった。夫の不倫をみつけて喜ぶ半面、動揺する心、そこに絵里香が訪れ…、この展開が一気にページを捲らせました。分厚い一冊でしたが一気読み。イヤラシイほど少女と女を綴った朝倉作品、大好きです!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/11



ナイスした読書家さんと感想

すごい。すごい面白いな朝倉かすみ。何作か読んでるはずだけど、読む度にいい作品に出会ってる気がする当たりな作家さんです。4人の少女・女性のそれぞれの視点で歪んだ日常を描いている。太っている節子の章は、衝撃的。でもそれだけでは終わらない。それぞれの視線が影響し合って、気にしていないような振りをしながら、本当はずっとずっと観察していたりして。オンナノコの話って、いつも「女の子ってやっぱり怖いなぁ、面倒だなぁ」って感じて終わってしまうだけれど、この話は、そういうんじゃない。自分もその視線の一つになれるような。。。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/27

巨大な体になるまで肥満した墨川節子、やせぎすで人の心を読み取って嫌われる佐藤絵里香、人目を引く美少女島田由季子。3人の女子高校生の心が感応してどんどん変化する。かかわる担任の秋澤とその妻のエピソードもからめて。正直途中で何度も投げ出そうかと思った。特に秋澤の妻は大嫌いなタイプ。帯の最高傑作はないでしょ?講談社さん…。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/14

「ゆがみ」この一言に尽きます。「セシルって誰だ?」って、お父さん、他に言うことないんですか!?どんどん頭が大きく・・・アリス・イン・ワンダーランドの赤の女王を思い描きました。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 05/10

女の心の機微をうまく描いている。近頃の女流作家ってすごいな。どれをとっても上手い。女の感って当たるものだと思ってたが、連鎖していくものだったんだ。テレパシーの様な信号がいくつも飛び交ってるな、確かに。女の内のいやーな部分を書いてるのだけど、門田光代みたく粘着がなく好みだった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/16

全322ページ。 長そうーと思ってたけど読んだらあっという間でした。 ひー嫌だ嫌だ嫌だ。 喉に何か詰まったようなこの不快感。 でも面白いのです。 読み始めたら一気。 特にラストが秀逸でした。 アリスちゃん・・・ こわいよー。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/15

節子の章で思いっきり引き込まれた。他の章も面白くないわけじゃないけれど、はじめに期待がぐわーと高まるけれど、あとは徐々に空気が抜けていくといった感じだ(それが狙い?)欲望が溜まって身体がふくらんでいくというのは、理解できるかも。節子が変わったと同時に、お母さんにも変化があったのだろうか。お母さんの姿は、吉田戦車のこけしくんの姿か?
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 02/11

初朝倉かすみ作品。登場人物の容姿が心とリンクして描かれているところに興味が持てた。「思い」が容姿に現れるというのは、少なからずあることだと思う。個人的には人に影響されない由季子が好き。節子の視線が気になる過程もおもしろい。他人ばかり気にして妬みの強い絵里香は、結局自分というものが分からなかったのだと思う。節子は年頃になるにつれ綺麗になり、こういう人は現実にもいると思った。冒頭と最後、子供って親を選べないなあとつくづく感じた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 09/15

「かのじょ」「すがた」「からだ」等、平仮名の多いぬるい文章で小ずるい女ばかりを描写するので不快さがいや増すが、おもしろかった。物足りない部分もあるものの、「女特有の自意識から生じる卑しさ」は十分、伝わってきた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 01/22

面白かった。最後までぐいぐいと読まされてしまいました。読了翌日は自分の感情まで、ぬかるみにはまったような状態に。まさに感応連鎖?今まで朝倉かすみさんの作品を殆ど読んだ事がありませんでしたが、これをきっかけに他の作品も読んでいこうかと思います。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/23

こえぇぇぇー、と思わず読みながら素で呟いてしまった。特に最後の数ページでの、連鎖反応的な歪み方が、すごく怖い。こうやって、子供を「見て」いない母親が生まれて、ずっと続いて行くんだろうな、と思うと、なんか歪んでいる感じがする。けれど、こういう思春期ならではの自意識の膨張が招く認知のゆがみは当事者でなくなった今、読んでいて面白いなあ、と思う。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/28

美しい女の子も美しくない女の子も皆生きづらいのね。
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なるほど、感応連鎖とはそういうことか。いや、見たままの意味だけど、納得。
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うーん。面白くないことはないが、、、。どの話も、それで?という感じ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/04

これでもかと言わんばかりに女性の「負」の部分をつきつけられたような感じで、読後感は かなりすっきりとしないお話しでした。 こんな暑い時じゃなくって、さわやかな季節に読んだら 読後感も変わってたのかも。。。
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おもしろかった。話の筋がどうこうというより、人の気持ち、無意識の部分、たいていのそういうものはどろどろ蠢く不気味なもので、素人には『言葉にできない、説明会し切れない何か』を、鮮明かつ巧みな言葉遣いで表現しているのは、さすが作家さんと思わせる。4人の女視点で語られる連作集で、女性が陥りがちな悪い意味での物事に対するミクロ視点が怖くて滑稽で、何があるというわけではないのに、どんどん読み進めてしまった。節子の章と由季子の章が特に引き込まれた。最後に提示される連鎖が恐ろしい。個人的には、あの彼女の死因が気になる。
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女のドロドロした面が濃厚に詰まった1冊だった。特に思春期のあの自意識が歯止め無く暴走していく感じが。ちょっと読むのに気力がいった。なんかこう痛いとこばっかつつかれているようで。最後まで読んでタイトルに納得。セシルちゃんが綺麗になってくパートも読んでみたかったな〜。
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朝倉さんってこういう本も書かれるのですね。4人の女性のマイナーな感情、女ならあるあるとうなずける。でもちょっとつらいかな。初美や絵里香のようなヒリヒリする感情を見せつけられるとつらくなってしまう。次は、明るい作品を読みたくなります。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/25

最近の朝倉さんは、執拗に女性の内面の美醜を描いていたが、本作はその集大成という感じ。100キロを超す肥満女子高生・節子、節子の担任の妻・初美、節子のクラスメイトで痩せぎすな絵里香、同じく誰もが羨む美少女・由希子と、章ごとに主人公が変わり、彼女たちの蠢く歪んだ感情が明らかになる構成もうまい。ラストから彷彿させる、繰り返されるであろう暗い未来。どんなに外見が美しくても、いびつな心を隠し通すことはできない。内容的には大変満足なのですが、誤植があまりにも多いのには怒りすら覚えます。編集さん、もっとしっかり!
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/19

こ、怖い~。どんな女性もドロドロしたものを抱えてるんですね。その中では節子が一番普通だったかな。最後の章でこう結ぶのかって感心しました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/16

ぞわぞわぞわ。読んでいる間中、いいえ読んだ後も、このぞわぞわ感が文章の間から、こちらへと移ってくるようでした。女子高のクラスメイト3人と担任の妻の物語。渦巻くのは憧憬、共感、羨望、嫉妬。彼女たちはお互いに影響を及ぼしあって変化していきます。それは重苦しく、いびつな情念の連鎖です。女の子特有の内面にしつこいくらいに迫った本書は、女性にしか書けません。いえ、朝倉さんにしか書けないと思います。これを読んだ男の方たち、女性不信に陥りませんように。
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なんともまぁ凄い! 女の情念は連鎖して様々な現象を引き起こすのですね 割と淡々とした感じではあるのですが、この作者の本では今までで一番だったかも?! 
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どうしようもなく気持ち悪い。女ってホントいやらしいねぇ。絵里香の話が好き。正直で哀れで報われない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 04/07

nyancoさんの「イヤラシイほど少女と女を綴った朝倉作品、大好きです!」という書評に強くひかれて読み始めた。著者の作品は初めてで、内容もほとんど知らず。これが、面白かった。人と人と(ここでは少女と少女)の意識のからみ合いが描かれているようだった。感情だけでなく、意識や思考が強烈に行き来する様子が生き生きとして、けれども角度を変えれば、どこかシステマティックな相互作用に見えてくる。四編からなる、四人の少女の物語の最後。彼女の持つあるイメージがすべてを浮かび上がらせる。そこに美しさのようなものを感じる。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/20

好き嫌いがある本だと思うけど、私はハマった。どの子も、自我と周囲を適合させることができずに苦しんでいる。とくに節子の行動が痛々しくてグサグサきた。人を笑わせるのはかまわないが、人に嗤(わら)われれるのは許しがたい。このひねくれさがたまんない。中盤以降、ぐっと展開が早くなり、最後にくるりとふりだしに戻る。うまいっ!そんでもって今回も「お願い、そこは触れないでそっとしておいてください」って部分を、ぐいぐいっとムリヤリ見せつけられた感じ。この人の書く話って、ホント、たまんない。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/17

今の高校生の感性って、こんなに荒んでいるの?中年おばさんには理解不能の世界でした。何が描きたかったのか、よくわからない物語です。
ナイス!ナイス! ★​★​ - コメント(0) - 03/28

テンポもよくおもしろかった。あれ?結構みなさん評価が芳しくないようですが…。登場する主役達4名の名前がサブタイトルとなりそれぞれの視点で話が進んでいきます。節子もいいんですが、その他の人達もたまらん。特徴があり、思惑があり、でもその活用が日常生活を超えていないんだよなー。おもしろ。読後感もすっきり、途中、どんでん返しもあったし楽しませていただきました。ところで、本の厚みは結構あるんだけどページ数は300pちょっと。厚手の紙を使っているのかな?思ったより早く読み終えました。おーそうだ、誤植はかなりひどい。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 11/01


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