☆☆☆☆ チャンの正体に驚いた(笑)。実の母子のように慕いあっていた西太后と光緒帝の結末。譚嗣同と玲玲の別れ。文秀は株下落。でも彼を助ける為に多くの人が動いた。そこに思い至り、施すのではなく、尽くすという言葉を選んだ彼の手紙。そして兄と妹の遠い邂逅。白太太の予言の本当の意味を知っていた春児の聡明さには打たれる。嘘だと分かっていて、我が身を切り落とす。空より青い蒼穹。希望の色。歴史小説としても面白いが、やはりそれぞれ一個の人間の話が面白い。良い作品だった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/07



ナイスした読書家さんと感想

『生きて再び合まみえ、四億の民のために尽くそうではないか。そう、施すのではなく、尽くすのだ』なぜか文秀の言葉が心に残りました。そして人事を尽くし、託宣を『夢をめぐんでもらった』と言い放つ春児。夢や希望、生きる糧の象徴たる『蒼窮の昴』凄い題名です。7年ぶりの再読、歴史ものとしては軽いのでしょう。しかし物語として、歴史エンターテイメントとして重厚な浅田節、堪能しました。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/03

最後完結した感じがしないのは「珍妃の井戸」「中原の虹」に続くからなのかな。光緒帝は有能な人物なのに破滅に進んでいくのは読んでいて痛々しい。特に理想だけで突っ走り孤立化していく場面が…。復生と玲玲の告白と別れの場面も哀しかった。西太后は全てをコントロールしているようで、乾隆帝の亡霊に振り回され孤独な役回り。ただ、清朝を終焉させつつ民衆を救うという行動は分かりづらい部分もあったが。一番強かったのは、嘘のお告げと知りつつ実現させた春児なのかな…。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 05/05

Mzo
北京の酷暑よりもさらに熱い時代の転換点。真の英雄は李鴻章だったと思う。これは続編も読まねば!解説が陳舜臣というのも贅沢でした。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/22

歴史をベースにした、壮大なフィクションのフィナーレ。 それだけにストーリー的には却って歴史を知らないひとの方が楽しめるかも。 人物造形は歴史的評価を否定するより呑みこんだ上で消化し、新たな像を作り出すことに成功しているが、物語としての面白さはそれを凌駕する。 傑作
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 03/17


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