controlopen
上巻のコメントに、私の推理は書きました。犯人とトリックは正解、黒幕だけ外した、というところですかね。ま、今回は引き分けってことにしといたる、なんて負け惜しみは置いといて、作品自体は実に考え抜かれ書き込まれた良作、いや、傑作と言ってよいと思います。現実離れした設定でも、基本ルールが明確なら良質なミステリとして成立する、という意味で。まったく、こういう作品に巡り会えるから、読書ってやつは止められませんなあ。

冷たい校舎の時は止まる(下) (講談社文庫)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 03/02
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ナイスした読書家さんと感想
『ロードムービー』読了後に再読。出ました、ネタバラシ!初めてこの物語を読んだ時に味わった「そういうことかっ!」という高揚感が忘れられず、辻村作品を追いかけ続けています。辻村作品との出会いがこの本でよかった。そして、この物語の登場人物たちによるスピンオフ作品である『ロードムービー』にて、それぞれが過去の闇を抱えつつも自分としっかり向き合い、力強く生きている姿に出会うことができて、本当によかった・・・。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/10
それぞれ悩んでいても、仲間を思いやる心がある彼等が羨ましかった。ただ羨ましかった。冷たい校舎で一人一人が消えていく中、彼等の思いを自分のことのように噛み締めながら見ていた。そうすることで、どう足掻いても手に入らないものを取り戻すことが出来るとでもいうかのように。やってしまった酷いことを、ごめんの一言で取り消せる程誰もが大人じゃない。許し許されることでしか救われないとわかっていても。誰かを責め、自分を責め、守りたいものを守ろうとする愛しき弱さ。いつかきっと、大丈夫になる。私も校舎から出て、歩み出そう。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(3)
- 11/16
拝啓 辻村深月様 名刺代わりの長編読了しました。この作品もどこかでまた繋がってるかと、登場人物をメモっていったのですが、どうしても一人名前が思い出せない。さかのぼって読んでも見つかりませんでした。結末を知って悔しいです。どうしてそこを流してしまったのかもどかしいかぎりです。まいりました。冷たい雪が降り続く長い冬も終わり、ようやく我がヒーローにも春が訪れたようですね。あっ、チャイムが鳴りました。次の幕があきそうですね。またの再会を楽しみにしていま~す。(^-^)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 10/05
ケロ
T・トミザワさんは 本当に よく本を読んでいらっしゃいますね。私も最近辻村さんの本を2冊 続けて読みました。今読んでいる 宮本輝 の 流転の海 シリーズを読破したら この本を読んでみようと思います。
ナイス!
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10/06 09:58
T・トミザワさんは 本当に よく本を読んでいらっしゃいますね。私も最近辻村さんの本を2冊 続けて読みました。今読んでいる 宮本輝 の 流転の海 シリーズを読破したら この本を読んでみようと思います。
ナイス!
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10/06 09:58
トミザワ @灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
ケロさん、コメント有難うございます。読書メーターのおかげで読みたい本が増える一方です。辻村さんの作品は色々と繋がっている(この本もロードムービーに繋がってるらしいです)のもいいですね!
ナイス!
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10/06 10:17
ケロさん、コメント有難うございます。読書メーターのおかげで読みたい本が増える一方です。辻村さんの作品は色々と繋がっている(この本もロードムービーに繋がってるらしいです)のもいいですね!
ナイス!
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10/06 10:17
深く考えず、馬鹿正直に物語を追っていたため、気持ちよく騙されました。色んなところで、ここは何かの伏線だろうなと感じてはいたけれど。。。世界観も、人物の掘り下げ方も好みでした。(どなたかが某ゲームっぽいとおっしゃっていたのが読み終わって納得)「HERO」で素直に泣けました。最初は誰もが疑わしくて、どうしようもなく閉鎖的な精神状態が終盤で解き放たれていく感じが良かったです。辻村深月は初めてでしたが(これがデビュー作だなんて!)、良い読書体験をさせてもらいました。他の作品も読みたいです。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 07/01
うわー。そういう事か~(汗 曖昧にすることなく破綻することもなく、物語に決着をつけてくれた辻村さん!スゴイです。左手の小指の指輪。「みーちゃん」「ヒロくん」!!ここが繋がった時は思わず「あーーー!!!」でしたw重い言葉ですが「自殺ってのは寿命だよ。身体じゃなくて、中味がもう生きていけないって寿命だ」が印象に残りました。逆にそう考えられれば自殺を思いとどまれるのかなぁと。友達とかって時に難しいけど、身近な人のSOSには反応できる自分でありたいなぁ。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/25
「解答用紙」が出てきたとき、考えてた「あの日死んだ僕のクラスメート」の答えは当たってました。でも、「どうしてそう考えたか」についてはそこまで考えてなかったというか(ミステリ的にそういう読み方ではいかんのかもしれませんが)、この本をそういう読み方をしていなかったというか。登場する8人の心の中が、痛々しいほどにていねいに描き出される中、気がつけばそのエピソードを追うことに夢中になって、「謎は何なのか」ということ自体が頭の中から消えていました。確かに長い作品ですが、きっと辻村さんが描きたかったことは 続
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(8)
- 02/06
絶対ミスリードされる自信があるので、ホストは誰?って考えながら読むのは止めた。上巻から引き続き菅原がやたら気になる。1人ずつ過去イベントが丁寧に描かれるけど、菅原のイベントは一番濃くて深い。私この子と同じ学校なら間違いなく惚れてまうw他人にとって『そんなこと』でも、自殺する理由にもなる『大事なこと』がある。ストレスは人を殺す。誰でも被害者にも加害者にもなりうる怖さを感じる話だった。しかし読後感が悪くないのは、登場人物全てが自分の進むべき道を理解するからかな。映画を一本観た後のような感じです。面白かった!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/13
一人少なかった写真、いるはずなのにいない担任の先生、ホラーとしてよりもミステリとしての組立の見事さにやられました。ピアスとたばこで登場人物混同してるのか、先生を尊敬してマネしすぎとか思いましたが、そういうことだったのねとストンと納得。ラストのエンディングも良い終わり方で今後追い続けていく作家の一人になりそうです。時系列順に今後も読み進めて前作読む予定です。こういうお気に入りの作家が見つかった時って嬉しいですねぇ。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(7)
- 11/23
柊龍司@中四国読メの会コミュ参加中
(かほひめさん)私の場合、辻村深月さんの最新刊に追いつくまで残り3冊となりました。 好きな作家の最新刊に追いつける喜びと、読み終えてしまう悲しみが… ほんと、自分のお気に入り作家さんが増えるときって嬉しいですね
ナイス!
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09/12 07:57
(かほひめさん)私の場合、辻村深月さんの最新刊に追いつくまで残り3冊となりました。 好きな作家の最新刊に追いつける喜びと、読み終えてしまう悲しみが… ほんと、自分のお気に入り作家さんが増えるときって嬉しいですね
ナイス!
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09/12 07:57
あっという間に読み終わってほっと一息。そうか、そういうことだったのか!あぁすっきりした。菅原の回想よかったなぁ。自殺者がわかったあとの8人の行動もまたよかった。みんなの絆がいい。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/06
上巻に続いて下巻も一気に読んでしまいました。厚さ長さは感じない面白さでした。読みつつ今回“フーダニット”にも挑戦しようとしてこの人だろうと考えていたのですが、「解決編」前の解答用紙にはやられましたね、見透かされてるかと思いました。設問1には特定の名前が入るのですが、設問2の答えは“勘”としか答えられないので名探偵はほど遠いかと思われます(しかも設問1も×)。解決編以降トリックが明かされていく過程はカタルシスでうなりました。一気にお気に入りですね。おくればせながら辻村深月さんを追いかけてみようかな。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(2)
- 10/28
自分が自殺したかもしれない。そんな状況になったとして、どれほど自分を信じられるだろう。自分だってどうしようもない衝動はあるし、きっと不安は拭い去れない。そんな中で堂々としている景子さんと菅原がめちゃカッコいい。そしてラスト。人を心から許すこと。それはとても難しいけどいつか必ず訪れるものだと感じました。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 10/17
【図書館】展開は概ね想像通り、でも思っていたよりずっと救いのある終わり方で、少なからずホッとしました。だけど……私は上巻からずっと自殺してしまったあの人に感情移入していたので、どうにも釈然としない思いが残っています。物語中の生者は皆、主観で物を見、語っています。しかし死者には語る機会がありません。生者によって語られた真相が本当に全て真実だったのか? 本当にあの人は悪だったのか? あの人には仲間はいた? 救われた? ……穿ち過ぎな見方をしている自覚はありますが、それだけが気掛かりでなりません。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 07/09
鳥越
コメントありがとうございます! 主人公側に感情移入して読めていたらもっとスカッとできただろうなぁ、と思うと悔しいですが(笑)。読書メーターの感想も皆さんちょっとずつ違っていて、本当に面白かったです。1冊の本に対して色んな見方を知る、話すことができるのは素敵なことですね! 良い本でした^^
ナイス!
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07/15 05:35
コメントありがとうございます! 主人公側に感情移入して読めていたらもっとスカッとできただろうなぁ、と思うと悔しいですが(笑)。読書メーターの感想も皆さんちょっとずつ違っていて、本当に面白かったです。1冊の本に対して色んな見方を知る、話すことができるのは素敵なことですね! 良い本でした^^
ナイス!
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07/15 05:35
柊龍司@中四国読メの会コミュ参加中
周りに支えてくれる人がいるかどうかが自殺した人、自殺に至らなかった人との分岐点かなと思います。 孤立しないという事が一番重要だったのではないのかなぁと、ふと考えてしまいました。
ナイス!
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11/23 11:39
周りに支えてくれる人がいるかどうかが自殺した人、自殺に至らなかった人との分岐点かなと思います。 孤立しないという事が一番重要だったのではないのかなぁと、ふと考えてしまいました。
ナイス!
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11/23 11:39
償えない罪の報いを求めるのは誰なのか。凍りついた校舎の中で、甦る記憶と共に1人ずつ仲間が消えていく。この場所この時に、自分達を閉じ込めた者の正体と望みが分からぬままに、恐怖と不安が皆を襲う。やがて薄皮を剥ぐように、明らかになる哀しく痛みに満ちた真実。ミステリ好きなら幾つかの大きな仕掛けの真相に思い至るかもしれないが、二重の意味の赦しが叶えられる瞬間を待つ人は多いはず。罪と罰が、被害者と加害者が、単純に入れ替わるだけの構図ではないと気付いた時に、凍り付いていた時間が動き出す。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 04/13
面白かった!こんなに長いのに飽きさせず(少なくとも私には)読ませる作品。デビュー作なのに完成度高いです。この痛みの伴う話の中にあって「HERO」の章と菅原のかっこよさは救い。登場人物全員の背景、悩みや傷、ここまで描くならもう少し人数が少なくても良かったかもしれませんが、もっと若い時分に読んでたら(曝)高校生の気持ちにもっと感情移入できたかも?
☆5+ 再読。にもかかわらず、一人ずつ退場していく場面とか真相が明かされる所とかで何回も鳥肌が立ってしまいました。 そして読後感がさわやか^^ あと上巻の深月の母親のセリフ、さりげなく伏線・・・? 辻村作品の中でも1番好きなものの一つ。また読みたいです。
自殺したクラスメートの正体よりも、榊くんの登場のほうが衝撃でした。菅原のエピソードは、もうそれだけでひとつの作品ですよね。本編を忘れて(汗)、伏線を読み流して(滝汗)ただただ感動してました。
























