italiaria
★★★★☆ 丁寧な文章で淡々とした語り口に、いつか気がつけばしっかりと作者の世界に取り込まれている。めずらしくサスペンスっぽい展開もあり、後半は一気呵成に読んでしまった。それにしても、どうしてこの作者は女性心理をこんなに見事に表現できるのだろう。もしかすると、自分の理想とする女性像を主人公に据えているのかも知れない。

ターン (新潮文庫)
ナイス! ★★★★★ -
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- 02/15
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ナイスした読書家さんと感想
毎日が同じことの繰り返しに思えて、生きがいを感じられなくなったりすることもあるけれど、この物語はまさに同じ日の繰り返し。でもそんな毎日の一瞬一瞬を生きていられることがとても大切なんだということに気付かされた。次の日には何も残せない毎日に生きがいを見つけるのはすごく難しいことだなぁと思った。少なくとも日記は書くことができる自分は毎日生きていることを実感できる。電話が鳴ったときは驚きや喜びでドキドキして、それ以降は一気に読んだ。柿崎がとにかく怖かった。どう頑張っても逃げられない状況に絶望した。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/02
読書メーターで知った作品。そのキッカケがなければ手にする事はなかったのでこういう本に出会わせてくれた読書メーターに感謝です。読後感がとても良かった。レジにきちんとお金を置いたり考え方の一つ一つに好感がもてた主人公だったし、泉さんがでてきた時点で対話のカラクリが分かり、その関係が恥ずかしいくらいだったけど、たまにはこういう予定調和も悪くないです。毎日の繰り返しのような日々。でも決して同じ日は繰り返されてない。その事に気付き、一日一日を大切に生きる事の尊さを感じさせてくれる良作でした。
〇誰もいない世界で、こんなにも前向きに生きられるのか?たった一本の電話がどれだけ主人公の気持ちを支えてくれたかを考えると、何か温かいものを感じます。ドラマティックなラストの疾走感が素晴らしい。








