ナイスした読書家さんと感想
『ロードムービー』読了後に再読。辻村作品の原点であり、私が辻村作品を追いかけるきっかけとなった作品です。「閉ざされた学校で起こるホラーちっくなミステリ」という舞台設定に惹かれるのはもちろんのこと、なんといっても、登場する8人の少年少女それぞれが抱える「闇」を丁寧に描かれているところがいい!その「闇」は、学生時代に誰もが見に覚えのあることばかり。まるで、自分が登場人物の一人になったかのように感情移入してしまいます。これで下巻に、辻村美月の真骨頂であるネタバラシが待っているかと思うと・・・、たまらんっ!!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/04
死にたい理由など、その辺にいくらでも転がっている。漠然とした孤独や劣等感に押し潰されそうになりながら、悩んで、迷って。多感なこの時期に受けてしまった衝撃というのは、簡単には払拭出来ない。記憶自体は自分で多少操れたにしても、何をするにも根本的な所でいつもついて回る。私が学生時代逃げ出した問題がこの本にある。読むのは辛い。普段は忘れて居られる暗い部分。最後まで読んだら折り合いを付けられる気がする。時間がかかろうとも、彼等の思考に思いを馳せよう。時は止まり、そこに居るのはいつかの君。必ず誰かと寄り添えるだろう。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/12
文化祭最終日に一人の生徒が校舎の屋上から飛び降りた2ヵ月後に、その校舎に閉じ込めらた男女8人。この中の誰かが自殺したはずなのに、誰も思い出せない。過去が明らかになるにつれて、『こいつはないな・・』と頭の中で名前を二重線で消す。過去のベクトルに気を許していると、未来のベクトルは知らぬ間に恐怖が忍び寄ってきます。報復?悪い夢? な・・っ、何なのだ。振り回されているうちに、またチャイムが鳴り下巻へと続く。思い出したかな?むふふ・・
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 09/26
蒸し暑い部屋の中で読みながら、明らかに読む時期を間違えたな、と思いました。文章が軽くて読みやすいので、目が流れてしまいそうなのを繋ぎとめるよう気を付けながら進めました。読んでて、高校時代って大体こんな感じだったなぁ・・・といちいち想いを馳せてしまいました。痛々しくて触ると壊れてしまいそうで。繊細な子が多いですね。今のところ菅原が唯一安全装置のような感じ。どうやって皆は殻を破っていくんだろう。引き続き下巻も読みます。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 06/26
止まった時計。降り続ける雪。遮断された校舎。7人の集合写真。そして閉じ込められた8人…。閉塞感に喘ぎながらも先が気になって仕方ありません。この世界にあって万能の神ともいえる「ホスト」。この世界は誰によって作られたのか。ストーリーが進むうちに8人のエピソードが浮かび上がってきます。どれも伏線に見えますね…(悩 いじめって皆イヤだと思っているし関わりたくないし自分が標的になるなんて考えたくもないのに。何でなくならないんだろうなぁ。集団ヒステリーの一種?必要悪?もっと平和的な安全装置はないものだろうか…。。。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/24
辻村さんのデビュー作、この期に及んでようやく手に取りました。雪の降る朝、ようやく登校した8人が入り込む奇妙な世界。その謎を解くことがカギなのかな、と思って読み進めるとそういうわけでなく、だいたいこういう舞台なんだからHow done itでもないし。ということでとらえどころのないままでも、8人に次々と降りかかる出来事と、彼らの背景を丁寧に描く各章を読み進めていくことでどんどんその世界に引き込まれていきます。辻村さんのことだから、デビュー作だからって気を抜けない…目を皿のようにしながら下巻に突入です。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/06
この作者の本を買おうか買うまいか、悩んでいる間にたくさん出ていた。でも、読書メータでたくさんの人が読んでいるのを見てやっと購入して読み始めると、いじめと自殺の物語で、心が弱っている人には辛い読書に…読ませる力はあるのだが、これはなぁ。下巻もこの調子だと私としてはこの作者の本は今後買わないと思う。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/23
四回目?この作品の魅力は伏線はもちろんですが、なにより登場人物ひとりひとりを身近に感じられるところだと思います。一見、何の問題も見当たらない仲良し八人組。しかしみんながそれぞれ悩みや不安を抱えている。それが非常に人間臭くて少しずつだけどたしかに共感できてしまう。だからこそ何度読み直しても面白いのでしょうね。コメントでちょっとネタバレ?
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 10/06














ホストの第一候補は、角田春子でしょう。深月を一番傷つけたがっていた人物、深月とその周りの友人に「責任を感じて」ほしいと思っていた人物です。校舎の中の生徒は、最初から7人です。菅原は、ホストの作り出した高校時代の榊だと思われるので。根拠は、深月たち入学の1年前に建て替えられた校舎を、中3の菅原が知らないこと。菅原だけファーストネームが無いこと。あとは、キャラかな。菅原=榊と考えれば、写真では合わせて8人。その場合、ヒロくん=博嗣でしょう。
再読しました。菅原=榊は、ほぼ確定。充にパシリをさせた人、梨香が博嗣と見間違う人、さらに落ちた梨香が「サカキくん」と呼ぶ相手です。その場合、集まった8人には逆にアリバイが成立するので、自殺者はやはり角田春子。でも、外国の事例にホストが死者という例は無いし、榊の若いころ(菅原)を知っているのは博嗣(ヒロくん)と深月(みーちゃん)と榊本人であることを考えれば、ホストは榊ということも考えられます。新校舎で高校生活をする願望の具現化でしょう。さて、解決編を読みます。