板栗香(育児中につき更新遅め)
ホラーが苦手な私でも引き込まれて面白く読みました。おどろおどろしさというよりはスタイリッシュな感じを受けたかも?ラストまで読むと本書はオカルト・ホラーとミステリが見事に融合していると感じました。オカルトという曖昧な物とミステリという論理的な物が一緒くたになるのも私は受け入れられました。決して冗長でもなく先を急いでいるでもなく、過不足なく技巧に走るわけでもなく、ストーリー性が高く読み応えがあり、しっかりと学園ホラーミステリを堪能させてくれた事に読後非常に満足し、満ち足りた気持ちになりました。

Another
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/06
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ナイスした読書家さんと感想
中学生の主人公が大人っぽく淡々としているので、異様な出来事もスラスラ進んでいく感じがしてあまり怖さは感じなかった。真相を知りたくてどんどん読んだ。私の中で80パーセント謎はすっきりしたけれど、呪いの真相が知りたかった。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 10/23
背表紙・裏表紙に連なる遠田志帆さんの絵に魅入られる。この瞳、この表情、異様なる美。序盤、この世に存在するのかしないのか解らぬメイ。《うつろなる蒼き瞳の》淡い紅で縁どられ、今にも喋りだしそうな唇の人形。眼帯に隠された〈死の色〉見えてしまう左目―人形の目。物語を追いながら、その描写に何度も表紙を見返す。表紙の少女=メイではないのに、綾辻さん描写との相乗効果で、装丁も作品にとって重要不可欠なのだ改めて感じる。今年一番表紙を見返した本となりました。〈もう一人〉の正体に、してやられた感満喫。続く→
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/30
文庫フリーク@灯れ松明の火
根本的に解決せず、続いていく〈災厄〉。自分であれば、この関係のこの人にとても振り降ろせないツルハシ。もやもや残る結末でしたが、この厚さが嘘のような読みやすさ。夜勤明けだというのに、引き込まれて一気読み。結果、○○時間不眠。メイの目から見たらうっすら色付いていたかもしれませぬ。
ナイス!
-
12/30 17:07
根本的に解決せず、続いていく〈災厄〉。自分であれば、この関係のこの人にとても振り降ろせないツルハシ。もやもや残る結末でしたが、この厚さが嘘のような読みやすさ。夜勤明けだというのに、引き込まれて一気読み。結果、○○時間不眠。メイの目から見たらうっすら色付いていたかもしれませぬ。
ナイス!
-
12/30 17:07
―三年三組のミサキって知ってる?二十六年前に死んじゃった子。クラスメイトはショックで、「ミサキが生きている」ふりをしつづけたらね、卒業写真の隅っこに、ミサキの姿が写ってたんだって― イントロから身の毛もよだつホラー、どうしようかと思いましたが、先が気になって気になってページをめくる手が止まりませんでした(本編はそれほど怖くないです)主人公が行動的だと話がどんどん進んでいいですね。600ページ超えの長編ですが一気読み。綾辻さん二作目、面白かったです。
かなり分厚い本だったけど、その厚さを感じさせない面白さで、中弛みすることもなく、どんどん読み進む事が出来た!学園ホラーミステリーとでも言うんだろうけど、最後の方は本当にページを捲るスピードが自然に上がって行った。今まで綾辻作品は館シリーズの4作しか読んだ事がなかったけど、一番面白かったかな!?満足のいく内容だったと思います♪
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/20
面白かったので一気読み。本の厚さは気にならない。何、どういうことと気になりつつ、謎が多くあったため、先へ先へと読み進め、話にのめり込んでいった。増えている一人が誰なのかわからず、事が終えた後も記憶から消える。知らないうちに始まって終わり、ずっと全体像をつかめず、曖昧なままとなる。だからより恐怖を感じるだろうし、私が3年3組の生徒だったなら…とは考えたくないですね。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 10/23
面白かった!いっき読み(笑)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- --/--
「厚っ」と最初はビビったんですが、文章読みやすいんで、一気にいけました。ホラーに分類されるんだろうけど、わたしはニブいヒトなので、さほど怖さは感じられなかった。ああ、しかし、「もうひとり」が○○○○であろうことは読めたのだが、それが××××でもあったとはー!?(ホントにニブイな) しかし、来年以降も、呪いはつづくのね。学校側、なんとか対処しようよ。
ホラーだけどボーイミーツガール。死の成分は誰もが生まれた時から持っているもの。呪いの三年三組が、ある種「天災」として受け止められいるのが興味深い。一体誰が「Another」か。ラストでわかる真相はお見事!それまでの所々の違和感がパーっと繫がってオセロがひっくりかえるように一斉に反転します。鳴ちゃんのキャラもよく作りこまれてましたね~。鳴ちゃんのスピンオフがあれば読んでみたい。もちろん、高校生になった二人も見てみたいなーwこれが初綾辻さんでした。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 07/12
ミステリーとホラーが絡まった学園物というような作品です。最後に作品の答えが出て驚かされましたが、作中にいくつものヒントがあり、なるほどと納得させられました。本は分厚いですが、まったくそれを感じさせないぐらいのめり込める作品です。
この本は、ミステリーと分類しても良いのだろうか?言うならばホラーに入るのではないかと思う。只単にとある学校のとあるクラスで起こっている異変を明かしていく物語だ。だけど、ミステリーでは無いとしても、面白い。序盤、中々誰も明かしてくれずモヤモヤしたまま読み進めたが、一つ謎が解けると、それに連鎖して次々に解き明かされていくこの感じが、心地良い。だから、序盤の方のは前座で、伏線だったのかと思えばモヤモヤも取れる。ネタバレはしないが、ラストには本当に圧巻で、これだけでも読む価値はあると思う。是非皆読んで欲しいです。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 06/02
罪悪感の持ち方はいろいろあるだろうけども。ホラー色は薄いと感じたけど、ミステリーのようなホラーだと思いました。
作品内に充満する埃っぽい恐怖と、ほろ甘い青春のアンサンブルがたまらない。ホラーミステリー寄り(どちらとも言えない、曖昧な印象を受ける)な内容はさておき、非常に「読ませる」クチの文体。その視覚的な分厚さから受けていた印象とは裏腹に、良くも悪くもライトに読める作品。
初綾辻さん。予備知識なしに読み始めたら苦手なホラー小説だった。それでも読みやすい文体と、続きが気になってついつい引き込まれるストーリーのおかげですらすら読めました。そして待ち受ける衝撃的なラストにはびっくり。まさかあの人が・・・。でも読み返してみるとヒントがいっぱい隠されていたんですね。うーん、見事に騙されました。これは傑作です。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/06
久し振りに読む綾辻作品。本の分厚さに最初抵抗があったけど、読みやすくて、あっという間に読み終わった。想像してたよりは怖くないけど、次々と亡くなる人々の死に様は結構悲惨。死人が戻って来るというのは、不気味で怖いと同時に切なくて悲しいな。端整な、綾辻さんらしい物語でした。
分厚さを感じられないリーダビリティの高さ。美しい文章と、全体を覆う靄のようなひんやりした空気感が「綾辻さんだ!」とファンとして嬉しい限りです。超自然的な力の理不尽さに向き合う主人公たちも凛々しかった。死の連鎖を止める方法や「another」の正体は分かっても、呪い自体の謎は残されたまま。後をひく うすら寒いもやもや感すらも楽しめました。次回作の『奇面館の殺人』への期待感が否応なしに高まります。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/04
こんな綾辻作品を読みたかったというのが、最初の感想です。学園ホラーの雰囲気を感じさせながら、“本格”のエッセンスを忘れていない作品。何度も背筋がゾワット感じた怖さ。そして、真相が分かった時は“また、やられた!!”と唸らせられました。読後感は少しなんだか切ない気持にもなりました。主人公の榊原くんを応援したくなりました。
まさにホラーミステリー!とにかく、重く不気味で怖い物語だったなあ。「うつろなる蒼き瞳」の持つ美しさや儚さが、この物語の象徴というところかなあ。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/03
どこの学校にもある七不思議。夜見山北中の3年3組にまつわる伝説はただの噂話の領域を超えていて・・・。いったいこのクラスの誰が「やつ」なのか。表紙の怖さから敬遠していましたが とても面白かったです。ホラーとミステリーの曖昧な境界線が更に読者を引き込んでいく感じですね。真相を知りたくてどんどん先に進みたくなり、読み出すと一気でした!残暑の暑~い夜に読むと暑さを忘れられそうです。 謎そのものも面白かったですが登場人物、特に主役の二人が魅力的でした。★★★★☆
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 10/27
【図書館】怖いのが苦手でなるべくホラーに近づかないようにしていたけど、綾辻さんということで勇気を出して読んでみた。最初は「たいしたことない」と思っていたが、途中からは怖くてしかたなかった。最初は気になっていた本の厚さが気にならなくなるほどおもしろかったので、思いきって読んでよかった。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 08/29
分厚いけれど続きが気になってつい夜更かしして読んでしまった。ラストの衝撃度は館シリーズに及ばないけど、呪われたクラスや知らない間に紛れ込んだ死者など、学園ホラーらしい展開は読んでいてぞくぞくするのと同時に、真相が知りたくてワクワクしてしまった。
久しぶりの綾辻さん。なんて分厚いんだ!と初めは思ったけど、そんな厚さが気にならない程のめり込んで読んだ。この表紙といい、ぞくっとくるお話。ネタばれになるので感想が書きにくいなぁ。
677ページ!二部構成で、一部は恐怖に呑み込まれつつ読み、二部は中だるみ・失速感があったものの、結末をひたすら求め続けて読了。七不思議のある中学校の舞台設定や登場人物は盛りだくさんでしたが、人が死にすぎ★過剰な思わせぶり、少々稚拙な綻びも感じました。この作品の醍醐味は、Who?が判明しても、現象はこれからも消えないのでは…という恐怖。綾辻作品は『深泥丘奇談』に続き2作目ですが、「得体の知れない恐怖」が綾辻さんの持ち味なのかな。個人的には『深泥丘…』の方が好みです。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 09/30
Romi@いつも心に太陽を!
過剰な演出、人が死にすぎる、に強く共感です。もったいぶった思わせぶりさ加減もイライラ、主人公にも突っ込みどころ満載、鳴にもあまり魅力を感じず・・・その他のキャラたちも、個性が薄くてむりくり動かされてる不自然さを感じました。と、なんか辛口コメントになってしまいました(>_<)
ナイス!
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12/04 20:26
過剰な演出、人が死にすぎる、に強く共感です。もったいぶった思わせぶりさ加減もイライラ、主人公にも突っ込みどころ満載、鳴にもあまり魅力を感じず・・・その他のキャラたちも、個性が薄くてむりくり動かされてる不自然さを感じました。と、なんか辛口コメントになってしまいました(>_<)
ナイス!
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12/04 20:26
ゆめわかば@灯れ松明の火
Romiさん>あぁ…わかります(^-^;)入り込めるときっとイッキ読みできる力のある作品なのでしょうが、私もむさぼり読みは始めの少しだけ、あとは「結末♪けっつまつ♪」とそれだけ知りたいのを原動力に、なんとか読了できた…という感じですσ(^-^;)トリックありき…で人物描写に乏しかったかもしれませんね。
ナイス!
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12/04 20:33
Romiさん>あぁ…わかります(^-^;)入り込めるときっとイッキ読みできる力のある作品なのでしょうが、私もむさぼり読みは始めの少しだけ、あとは「結末♪けっつまつ♪」とそれだけ知りたいのを原動力に、なんとか読了できた…という感じですσ(^-^;)トリックありき…で人物描写に乏しかったかもしれませんね。
ナイス!
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12/04 20:33
眼帯少女、見崎鳴が出た瞬間、綾波キターって感じ。無愛想だが芯がある、綾波レイまんまと思ったら、ヤングエースで連載するらしい。本当はかなり怖い話だと思うが、主人公・恒一の優しい語り口で中和してしまう。ボーイ・ミーツ・ガール的なあたたかさと夜見山の持つ不気味さが絶妙にブレンドされ、不思議な怖さが残る作品。遠田志帆さんの装画も素晴らしい!
ふう~っ、満足。すごいの読んじゃった。正直、最初は色んな雑念が頭をよぎってしまい、構えて読んでいた気がするんですけど、知らないうちにどっぷりと引き込まれていた。最後の最後まで謎が持続する展開は見事としか言いようがない。雑念も吹っ飛ぶ面白さ。もっと長く物語世界に浸っていたかったなぁ・・・傑作です。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 05/13
謎、謎、謎。次々沸き起こる謎が楽しかった。謎が明らかになりつつもまた次の謎が。この読者への興味の持たせ方のバランスが良かったなあ。ホラー色もそれほど強くはないし、超常現象に傾きすぎることもない絶妙の感覚。兎に角面白かった。眠くならないことお約束。ちょっとどきどきミステリーがお好みの方にお薦め。
この作家の作品は注目度が高いものの、なかなか読む機会がありませんでした。今回、このミス2010で3位に入ったということで、分厚さに圧倒されながらも読み始めました。いわゆる学園ものって感じですが、ここまで長くしなくても…という感じがしないでもありませんでした。でも、イントロから一気に引き込まれ、あっという間に読了しました。売れてる作家の力量を知りました。
意外にも、綾辻さんは初めて読む作家さんです。読んだ事あったようで、無かったみたい。どこかのインタビューで“「六番目の小夜子」を意識はした”と仰ってたんで、気になったのです。こんなボリュームのページ数の中、ここまであっさりと「ポロポロ」という軽い擬音語が使いたくなるぐらい人が死んでいく話も久しぶりに読みました。その事よりも、事の真実が早く知りたい好奇心が読む速度を駆り立て、真実を知った後、首筋にサーっと冷たいものが走る感じです。人は、疑いだすとこうも周りが見えなくなるのか。。。恐ろしい。
終始ぞわぞわする…というのとは違うかな。時折挟み込まれる描写に「うっ」とくる感じの怖さ。あ、これは伏線だな、ヒントだなとわかるんですが、それを線として繋げないもどかしさ。終盤、読む手が止まらず一気に読み終えてしまうんですが不思議なことに読み終えた後は怖さが後を引かず、せつなさの方が勝ります。再度読み返してみると「死者」の側の目で読んでしまうのでまた違う小説を読み返しているような気持ちになるかも。
謎解きを意識して読んでいたこともあってホラーといってもそんなに怖くなかったです。というか、やはりこれはミステリとして私は分類したいところですね。手にしたときは700ページ近い本の厚さに、ひるんだのですが、読み始めたら一気に読んでしまう面白さでした。 まさに私が待ち望んでいた綾辻作品という感じです。 ただ、メイが頭の中で某綾波に変換されてしまうのが、微妙な感じではありますが(笑)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 03/28
何が起こっているのか、何故起きたのか、投げ掛ける悲鳴の如き疑問符は虚しく宙を舞う。山間の小さな都市、四半世紀以上続く理不尽な死に魅入られた学級という共同体。彼等は気紛れな災厄の神の祭壇に捧げられた生贄、血に染まった指が伸びるのを為す術もなく息を殺し待つ。誰かが、居る。惨劇は憎悪ではなく善意から生まれた。悲嘆は未練を糧に肥え太り連鎖を繰り返し侵蝕を続ける。肺を患う少年と義眼の少女、死の影に晒されつつも『生』を求め掴み取ろうと腕を伸ばす。どうして、誰が。答えを求める先は、真紅の闇。あれは、誰?
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 03/18
ちはや@灯れ松明の火(文さんに協賛!)
凶器に使用できそうな分厚さとホラーオーラぷんぷんの装丁にまずビビる。読み始めればサクサク進むがデッドオアアライブな内容に更にビビりまくる。『屍鬼』も怖いがこっちも怖ぇ。都市伝説は身の回りで具現化していないからこそ軽口を叩けるものであり、こんな状況に陥ったら転校を考える以外何ができよう。
ナイス!
-
03/18 17:32
凶器に使用できそうな分厚さとホラーオーラぷんぷんの装丁にまずビビる。読み始めればサクサク進むがデッドオアアライブな内容に更にビビりまくる。『屍鬼』も怖いがこっちも怖ぇ。都市伝説は身の回りで具現化していないからこそ軽口を叩けるものであり、こんな状況に陥ったら転校を考える以外何ができよう。
ナイス!
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03/18 17:32
とにかく夢中で読みました。Part1 は背後から何かが忍び寄ってくるかのようにゾワゾワとした寒気が消えませんでした。一体何が起きているの? Part2 に入ると誰?誰?「もう一人」は誰?と気になって読むのを止められません。参りました。全く予想もしないラストでした。今のところ私には今年1番の作品です。他の作品も是非読みたいです。
全体的にちょっと冗長なところもありましたが、主人公目線で謎が生じたり解けたりしつつクライマックスまで一気に読ませる魅力はさすが。 記憶だけじゃなくて記録(名簿とか)も歪められるところなどのモヤモヤもまぁ仕方なし。 ホラー・スプラッタ風味も私的には適量でしたし、エレガントな解答には至れず悔しさもありますが、久々に綾辻節を堪能させていただきました。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/20
Part1で「ん?」と首をかしげた部分が「もうひとり」に繋がるとは仕込みばっちりな長編ミステリ。本屋で見かけたときは恐れおののいたが、ほぼ1日で読破。Part2は休むことなく読み続けた。最近ミステリが読めなくなって著者の館シリーズも積読本棚におさまっているというのに、さすがとしかいいようがない。とにかくネタバレしそうなのでコメントで。続。
相変わらず少女を書くのが上手いなぁ。綾辻さんの書く男性キャラクターには惹かれたことがない(スミマセン…)けれど、異形の美少女を書かれるとヤバイよヤバイよ。とくに今作に出てくる見崎鳴ちゃんにはどストライクを突かれまして、その勢いでお弁当サイズの本を1日で読了です。とくに346ページから347ページにかけての言葉は好きだなぁ。639ページから640ページにかけての行動も好きだし。おそらくは共通点皆無の綾辻さんと私ですが、理想の少女像みたいのだけは近いのかもしれませんね。★★★★☆
久しぶりの綾辻行人。十角館のデビューからしばらく「館」シリーズを追いかけてましたが、だんだんスプラッター色が強くなってやめてました。さすがに綾辻さんでした。とうていありえない設定を文章の力で納得させていく技が冴えていました。前半はミサキという少女が居るか否かをあやうい雰囲気で盛り上げ、だんだんと「ある現象」の核心に近づくように誘導されていきます。伏線をていねいに拾ってあるのでかなり長い割りには早く読めました。
序盤から何かこう胸をざわめかす空気が漂っている。その雰囲気にのまれ息苦しいのに読むのを止められない。最初は異変に気付かない主人公のあまりの鈍感さに苛立ったが、こういう結末に繋がるとは思いもよらなかった。最後は「これで止まるのね」とホッとする自分がいた。のめり込んでいたようだ。
700Pという厚さがまったく気にならないくらい面白かった。ホラー的要素にミステリ的要素をうまく重ね合わせてあって、「謎」が誰で、どのようにして結末が訪れるのかにハラハラドキドキした。でもなぜこの「謎」が起こるのかという「謎」は残されたままで、「謎」が終わったわけではないということが、いちばん恐かった。死の身近さと、ミサキというキャラの神秘さが印象的だった。やりきれない死への恐怖、切なさや悲しさ。上質なホラーであり「謎」物語でした。ミサキや人形や「夜見山」という地名が幻想的でもあり、好きだった。
文句なく、面白かったです。綾辻作品はほとんど初めてみたいなものでしたが、これまで読んでこなかったことをちょっと後悔しました。このボリュームを一日で読ませてしまう力量はやはりすごいですね。次は何を読んでみようかな。
すいすい読めて非常に読みやすい作品。ミステリだと思っていたらきっちりホラーだったので、途中少々戸惑いましたが、ラストまでぶれない構成は立派。とても面白かったです。
学園ホラー。「呪い」「ルール」「申し送り」。悪意が増殖するわけじゃない。なんで呪われてるのかは結局わからない、「そうあるもの」だから。死者は誰?<いないもの><増えている誰か>ホラーの王道であるけれど、本当に面白い。本が厚くてビビりましたが、結局一気に読めました。中学生が主人公だからっていうのもあるかな。しかし描写がスプラッターで眼をそむけたくなる(自分の想像から)。物語の雰囲気は最初からトイレに行けなくなるくらいのゾワリ感。それでも進んでいく月日がちょっと切ない青春でした。そしてさすがのラスト。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/03
☆7 ホラーと幻想的な感じがうまく合わさっていた。ミステリとしての部分は,伏線の回収のタイミング的にも読み進めやすくするための材料だったと思う。とにかくその場の雰囲気や死の気配が伝わってくるようなとこが良かった。主人公の少年とミサキメイのキャラも魅力的だった。
あとがきにもあるように、ホラー小説。面白いが、ミステリ的な味は小粒。著者の作品を読む度に思うが、デビュー当時の文章そのままに瑞々しい感性を見せる。悪く言えば文章の熟成を感じない。今作の青春小説的な側面に上手くハマッてはいたけれど。分厚いがページ毎の文章量が少ないのでサクサク読める流行りのスタイル。そういう意味でも若い読者向き。
(観点が外れたコメントです)この物語に出てくるお呪いには日本固有の穢れに対する対処法が色濃く出ているように思われ、興味深かったです。人間が死に魅入られる時の心理や歪な親子関係などにヒヤリとさせられました。九官鳥の言葉から現実的な結末の想像をしていたのにまさかのどんでん返し。騙されてむしろ清々しい思いがします。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/15
綾辻作品の特徴を併せ持つ、言わば新本格とホラーの融合体です。基本的にはホラー。先が気になる怖さで、存在というものが揺らいでいくことに不安を掻き立てられます。また、少しずつミステリの質を変化させていくことで読者の興味を逃しません。600ページ以上の長さをまったく感じさせない、綾辻さんの新たな代表作です。
久々の綾辻作品。ホラーとミステリーが半々かな?考えてみるとかなり恐ろしいことが起こっているのですが、割とアッサリ話が進むという印象でした。登場人物がみんな冷静なのか?学校が舞台ですし皆さんの感想にライトノベルとあるのに納得。もう一人の核心にせまるあたりはやはり綾辻作品でした。
★★★☆☆疑問1. いない者にすれば、現象が起こらないという回避方法は誰がどうやって見つけたの?偶然?サラッと流しているのが気になった。疑問2.夜見山から抜け出したら死なないなら転校したほうが良くねぇ?南中行ったほうがいいんじゃないでしょうか。物語の感想としては面白かったが、記憶や媒体を改竄できてしまう設定だと何でもありになってしまうからもう少し制約して欲しかった。知人が死んでからの立ち直りが早くないか?学級閉鎖だべ。辻村深月の冷たい校舎の時は止まるのグロテスクバージョン?設定が少し似てない?
面白かったー!次々に死んでいくクラスメイト。誰が「死者」なのか、見崎鳴の謎、違和感の正体など、気になる要素がたくさんあり一気読みしました。面白さとスピーディーな展開に、厚さも感じませんでした。〈人形の眼〉〈いないもの〉〈死者〉〈呪い〉などの惹き込まれる設定と雰囲気に、恐ろしさを感じると共に、儚さや美しさも感じ、世界観も素晴らしかったです。ラストにはとても驚かされ、上手い!とつくづく思いました。見崎鳴や恒一など、登場人物も魅力的でした。すごく面白かったです。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/27
タイトルから、アメナーバルの『アザーズ』を思い出したが、あとがきを読むとその連想はあながち間違いではなかったようだ。つまり、いないはずの人間を探し出すこの物語は、『十角館の殺人』の鏡像としての物語であるということだ。ホラーという武器を使用することによって、実は現在においては逆にリアルさを手にすることとなった本格ミステリである本書。それは新世紀に蘇る、新たなる衣をまとった『十角館の殺人』なのであった。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/14
病院の地下2階の霊安室に消えたミサキメイ。僕は転校した夜見北中でメイに出会い声を掛ける。それが夜見北中の「呪われた3年3組」の「ある年」の始まりとも知らずに・・。他の生徒には見えないミサキメイは実在しているのか・・。次々に起こる死と共に謎は深まる。この死の連鎖を止めるために僕、メイ、級友たちはどうする。惨劇の合宿で、僕は何を信じて良いのか、葛藤と疑念、不安にかられながら「死者を死に還す」ためにツルハシを振り下ろす・・。600ページを一気読みでした。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 05/08

































































