作品を読んであれこれ思うのは個人の自由だが、作者の意図をどれだけ感じ取れるかはやっぱり差が出る。それを解説するものは小難しい「評論」というものだと思っていたが、そういうものでもないのかも とこのシリーズを読むと思う。 勤務先の妙から、人より「夢見る夢子ちゃん」を少し長く続けていられた「私」にも、何か「現実」的なものが目の前まで来ている。この先を知りたいような、ここまでにしておきたいような。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/09



ナイスした読書家さんと感想

ここで終わるんかい!レクイエムの君との再会を楽しみにページを捲っていたのに、残りページが全部解説だと気づいたときのがっくり感といったら。しかも続編なしとかマジか!再会シーンがない方が想像の余地があるのかもしれないが…読者としてはやはり気になる。この<私>がどんな恋愛をするのか、非常に興味があるのだけれども。まあこの先は生々しくなりそうだから描かない方がこのシリーズらしいのかな…。 三篇の中では、「走り来るもの」が一番面白かった。リドルストーリーの結末を考えるのは、結構性格が出そうで面白いかも。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/10

「円紫さんとわたし」シリーズ第5作。中篇3篇からなり、それぞれオール讀物に95年から97年に発表され、1998年に単行本化されたもの。シリーズとしてはとりあえず最終作がこの作品。このシリーズは、女子大生である私が、大学の先輩である落語家の円紫さんのアドバイスで様々な謎を解いていく話だが、この作品では「私」は大学を卒業し社会人になっている。また、この作品にも芥川をはじめ、俳句の話など文学的な内容が盛り込まれたり、人の心の揺れる様、そして人情味あふれる表現など、3篇ともシリーズの終わりを飾るにふさわしい物語。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 06/10


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