ellie
日々を少しでも楽しくする為に、地味な同僚「森川」を「好き」と仮想する「カソウスキ」を実行するイリエ。その発想も面白いけれど、イリエの行動のアレコレが可笑しくて 小さく笑いながら読んだ。 友人の年下の婚約者を覗き見しに行って、嫌な客を演じて反応をみるとか 「そうきたか!」のオンパレード。

カソウスキの行方
ナイス! ★★★★★★ -
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- 02/09
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ナイスした読書家さんと感想
ひと目会ったその日から恋の花が咲いたら苦労しない。「この人が好き」という確信と「この人は私が好き」という安心が得られることって、奇跡なんじゃないかって思うことすらある。カソウスキ対象の森川を私も一緒に好きになってみた。架空好きだ。イリエがフィンランドをふいにした時、この人私よりずっと森川のこと好きなんだなと思った。他二編もドキドキのきゅんきゅんって感じがあまりしないのに、この人にはこの人しかいないという強い確信と安心を感じる。
文体は読みやすく、するっとした関西弁もいい。すごく好きな作家でもないのだが3冊も読んでしまった。日常のウダウダを書くのが好きなのか、私はそのウダウダ感が好きじゃないのでもう読まないと思うが、まじめだけどコミカルな空気感はなかなか良かった。強いて言えば『ミュージック・ブレス・ユー』の方が好きだ。
本社から倉庫勤務に飛ばされたOL。毎日の生活にハリが無い。同僚の森川を「カソウスキ」になり日常を活性化させようとする。「カソウスキ」という言葉が面白い。








