oruco
いやなおはなし。みんなひとりよがりだし勝手で滑稽で真剣でむき出しの自意識に目を覆いたくなるほど恥ずかしい。救いようがないのは誰も救われたいと思っていないから。驚くほどにあっさりと突風が吹き抜けたみたいに読んだ。綿菓子のように軽い。だけど、食べた後の手のべたべたがみじめでがっかりする気持ちとおんなじ。いやなおはなし!すごいいやで、見過ごせない。

告白
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/09
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ナイスした読書家さんと感想
「後味が悪い」「救いのない結末」などとの評判に、読むのを躊躇していたのだけど、ついに借りてきてしまった。なるほど、皆さんの評の通り、歪んだ登場人物ばかり。次々と語り手が変わりながら、犯罪の動機や関係者の考えが、当初とは違った切り口になっていき、読むのを止めることができない。少年犯罪を周囲や社会の影響に還元することへの批判、熱血教員やクレーム保護者への不快感、他人の気持ちを単純に推測してしまうことの怖さ、そんなところに共感はする。登場人物には誰一人として共感できなかった。それでもこの小説に引き込まれる凄さ!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/26
憎悪、悪意の連鎖をシュミレーションゲームにしたようで不快。名作を読んで子供も大人もこのように成長するのも不快。善意と悪意が交錯してこその美徳がないのも不快。多面的な展開をみせつつ人物が一方向にしか向いてなく魅力的な登場人物が一人もいないのも不快・・・(最初に戻る)。
ずっと気になりつつも、読むのをためらっていた作品。たくさんの人に読まれてるだけあって、読みやすいし一気に読ませる力があると思う。ただ、人からオススメ本教えてって聞かれたときに、これを真っ先に薦めることはないかな。この本面白かった?と聞かれれば読みやすかったよ、とは言えるけど。同じ事件を語っていても、それぞれの立場で考えることも感じることも違うのは納得できるし、興味深い。読後感は悪いのに、面白い本ってなかなか貴重。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 09/04
ハンムラビ法典!復讐を推奨しているわけではありませぬが、行いはそれをした人に帰るべきだと私は思っているので痛快。なので公平を期して、毎日飲んでるあれを飲み辛くなったことと私がこの本を読んだこと。この因果関係についても大否定したい気持ちを抑えて受け入れてみましょうかねぇ、とりあえず。第一章を読み終えた段階ではありがちな印象を受けたのですが、そこからの拡げ方にベストセラー力を感じました。★★★★☆
女性教師が終業式のホームルームにて語った一言から物語は始まる。彼女は校内で娘が死んだのは事故ではなく殺人であり、さらに実行したのは自分のクラスの生徒であると伝える…。【感想】途中までは各章にて事件に関わった登場人物達の言葉として語られる真相が興味を引き、読み進めていくことが止まらなかった。ただ後味が非常に悪い物語。何がどうなったらそんな行動ができるのか不思議という言葉だけではおさまらない、なんともいえない感情が湧きあがった。映画は大絶賛されたがどんなことになってるのだろうか?怖くて見ることができない…。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/14
第一章を短編読み切り形式で掲載後に残りを加筆して完成された作品とのことですが、第一章からぐいぐい引き込まれてしまい一気読み。後味が悪いとの評判ですが、わたしはこの終わり方嫌いではないです。二作目も『少女』もあらすじだけ見ると似たテイストなので読んでみたいような読みたくないような。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 04/11
一人一人のキャラがそれぞれ歪んでいて、善悪なんて人間で語るのは難しいなぁと思いました。心の闇の部分を抱えているキャラクター達、特に中学生達は特有の「自分だけ特別な存在」というエゴに寒気がしました。人間の生死が絡んでいるのに、そこを全然臆ともしない姿勢のある子もいて、なのに事件を起こした背景とか単純で。本人の心の闇は他人にとってはどうでもいい出来事かもしれないと思いました。もう心の闇を語り合おうとしないのが現代の中学生なのかと思うとさみしくもなりました。
「三連休中に読んじゃおう♪」と軽い気持ちで読み始めたのに、そのストーリーの残酷さと、それとは対照的な淡々とした文章に絡め捕られ、苦しみながら思わず一気読み。加害者と被害者が初めからハッキリしているのに、それぞれの視点で原因と結果を見てゆくと、善悪がわからなくなる瞬間があり、激しく混乱しました。再読はしたくないけど、読んで良かったと思える作品。怖かった・・・。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/10
予備知識無し、恋愛小説かな?って、ぜんぜん違いました!なんだこの本。2009年本屋大賞いちばん売りたい本がこれなの?・・・・全国書店員よ恥を知れ!というのは言い過ぎかも知れないけど商業主義にまんまと騙された気分。最後の最後には何か救われるかと思いましたが、この吐き気をもよおす読後感・・・・。確かに引き込まれるうまい文章なのかもしれないけど「ただの言葉遊び」でしょう。映画でいえば面白いけどできれば見たくない『SAW』みたいな感じかな。PCでいえばブラクラふんだ後みたい、眠れそうにない。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 04/29
独白から始まる序章はなかなか新鮮。先生の口から静かに語られる内容は淡々としているようで実は底知れぬ狂気を感じる。私も教室に居て息をひそめて聞いているような気分にさせられた。読み手が知りたいと思うことを、語り手を変え自然な流れで進んでいくので最後まで一気読み、そして鳥肌ものだった。牛乳のくだりや最後の出来事に対して胸のすく思いがした、と言ったら歪んでいるだろうか。先生、生徒たち、生徒たちの親、それぞれの描き方がとても巧く、物語がよりドラマティックになったと思う。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/20
教訓:「人はみなどこかずれている。ずれている他人には気が付くが、ずれている自分には気付かない。観察者は、自分自身を観察できない。ずれている人間同士、相互理解など不可能に決まっているではないか。”理解した”とは、そう誤解しているに過ぎない。」
淡々とした語り口に引き込まれ、中断する事も出来ず一気読みでした。ラストの衝撃と後味の悪さに、読み終えた後の脱力感。しかし、読者を引き込む力は、凄いなと思いました。内容的には怖くて好きではないですが、とても印象に残る作品で、一度読んでみてと勧めて感想を聞いてみたい本です。再読はしたくない本ですけど・・・
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/01
期待の新人、今後が楽しみ!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 09/30
告白している。とつとつと、時に激情にかられて。独善的なモノローグに真実があるのならば、それは、何とうそ寒く空疎なことか。そこには、他者に対する信頼などかけらもないのだから。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/22
とにかく嫌な話。それぞれの人物像が極端なようにも感じるが、しかし、自身の主張を一方的に伝える独白という形式ゆえと考えると、それもまた自然に思え、その辺りの計算がされた作品のように思う。それぞれの人物の考えの齟齬、そこにある独りよがりな想い。新人作家でこれ、は、そりゃ話題になるだろう、とも思う。



















