ナイスした読書家さんと感想
[★★★★]旧訳★5。一番分かり易い違いは「文化女中機」⇒「おそうじガール」の違いだろうね。旧訳は初代SFマガジン編集長の福島正実。訳書に「幼年期の終り」など。新訳は小尾芙佐。訳書に「アルジャーノンに花束を」など。旧訳に比べて、新訳は文章が柔らかくなった印象を受けました。一概にどっちが良いとは言えませんが、しかしやはりお勧めは旧訳かなぁ。読みやすさは新訳。あの時をかけるロリコンのカッコ良さを是非味わってください。
福島先生の偉大なる訳に怖気づくこともなく出された新訳版。小尾芙佐よ、もう何も怖くない。さあ早く【時の門】【2001年宇宙の旅】も新訳するのだ。早くしろ、早くしろ。……。完全に福島訳の方がいい。むろんこちらの方が好みの方も居られるだろうが、それは要するに福島訳の方に古さを感じているだけであって。小尾訳は、言葉の選び方やテンポが、圧倒的に劣る。有名な話であるが、福島訳は、省略したり膨らませたりといった作業を行っているのだ。最後の一行、あきらかに福島訳の方がスマート。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 05/10
SFの古典的名作・・・新約版で初めて手にとりました。古典&翻訳もの苦手なんですけど…冬に夏への扉を探す猫の話・・・なら読めそうと手にとったら、恋人と親友に裏切られてヤケを起こして30年間のコールドスリープに申し込んじゃう発明家の話・・・面白かったです。30年後が2000年なんて・・・お掃除ルンバやCADはできてるけど、1970年から思ったほど変わってなくて、何だかごめん。この本に影響を受けた物語をたくさん読んできた気がします。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/04
新訳版が出たことで、この小説の存在を知りました。昔から愛されてる有名なタイムスリップSFだったんですね。新訳で読んだためか、今も色褪せない魅力に溢れた内容で、充分堪能できました。特に猫のピートが可愛いったら!猫好きにもお勧めのお話ですね。リッキーとの恋は、よくよく考えると「ん?」と思う部分もある気はしますが、山下達郎さんの曲を聴くと、それもロマンチックに感じてしまうから不思議です。
新訳とのことで再読。最初の頁で違和感を感じたが、全体的に読みやすい訳。SFを形作る概念のもっとも優良な1ピースであることは間違いない。作中の未来、2000年がもう過去になってしまったのが感慨深い。
ネコ好き、SF好き、本好きなのに、未読でした。新訳出版で、やっと名作を手にする。小さい頃、手塚治の描く21世紀は夢の世界でした。確かに実現された夢もあるけれど、思っていたようなキラキラな未来ではなかった。この本を読んで感じたのは主人公・ダンの前向きな生き方。タイムスリープ、タイムマシーン、再びタイムスリープ…かなり無茶な話ですが、ダンの前向きな姿勢に引き込まれて読み進めました。今年の夏の素敵な一冊との出会いでした。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 08/27
早川書房は珍しく良い仕事をしましたね!!誰にでも受け入れやすい名作SFを、このように啓蒙するのは大変良いと思う。断然読みやすくなってるしね。でも俺は重厚な福島正実訳の方が好きかな。「ハイヤード・ガール」が「文化女中器」から「おそうじガール」になってるのには魂消た。あと誤訳と分かっていても「審判者ペトロニウス」より「護民官ペトロニウス」の方が良いな。
軽いなぁと思ったんですよ。こんなタイムトラベルものは、今は書かれないだろうと。時代かなぁ…とか。でも、最後の主人公の独白で衝撃を受けた。楽観的なのは、人類がみなそうあるべきだから。ハッピーエンドなのは、人類の未来が明るくなるようとの願いを込めて。考えなしで楽観的なのとは全然違う、著者の不屈の意志による楽観性だったのだと思った。ピートとおんなじで。
















前回読んだ時の感想は確か「ピートが可愛い」「主人公って単なるロリコンじゃん」だったような(滝汗)。ゴメンなさいゴメンなさい。オールタイムベストに選ばれるのもむべなるかな。タイムトラベルものの傑作だった。ハインラインが思い描いていた未来がこれ……と思うと心中複雑。旧版とぜひ読み比べてみたい。