swan
主人公を取り巻く現実と島に来て出会う人々(案山子を含む)は絶妙に絡み合い、やっぱり優しい。日比野のもつ感情もきっと誰でも持っているし、優午がずっと感じ続けていたことも事実なんだろうなぁ。もっと早くから読んでおけばよかったー

オーデュボンの祈り (新潮文庫)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/09
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ナイスした読書家さんと感想
伊坂さん初出の本がこのオーデュボンの祈り。吉野仁さんの解説にもあるけど、シュールだなぁ。これまで読んだ伊坂作品中でも超シュール。比べちゃいけないのかもしれないが、前期村上春樹的(大きく違うのはローカリゼイション)。時代を超越し、現実も超越した(といっても、現代社会構造を映し出しているんだけど)、でも色彩とか空気感を掴むのは上手いんだよね。未来を予知し喋る「カカシ」を一つの象徴にし、善と悪、生のテーゼ&アンチテーゼ、社会維持とそのカオスについて、思考の渦に巻き込んでしまう。う〜ん、やはりすごいぞ伊坂幸太郎!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/13
目が覚めたらそこは、名前を聞いたこともない島。鎖国した島は孤立し独自の文化で発達していて、そこには驚くべきことに未来を見通し人と話すカカシが居て…。島で起こる殺人事件の最初の「被害者」こそがそのカカシ。自らの死をも見通していたはずのカカシの死にはどんな意味があったのか。カカシの「願い」は何だったのか。神の立場にいるカカシを中心に繰り広げられる不思議なミステリ。カカシの気持ちとか出生とか、そういうのがまた気になるのが不思議に面白い。シュールなのに馴染める世界観てすごい。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(1)
- 01/14
何度読んでもやっぱり面白い「伊坂幸太郎」のはじめの一歩。案山子が喋る、その案山子は未来を見ることができる、でも案山子は殺されてしまう。未来が見れたはずなのに、なぜ?殺したのは、誰?前半から中盤にかけてばらまかれたパズルのピースが最後に綺麗な絵になる様に、人間の発想力の底なしっぷりを思って勝手にうれしくなった。そして、自分に未来が見えないからこそ希望が持てることに感謝した。最後のシーン、五感に訴えかける美しさはもう見事としか言いようがない!!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(8)
- 06/16
面白かったです。150年も鎖国している島、未来の見える案山子、このシュールな世界にやられてしまいました。初めは進まないな…と思いながら読んでたのですが、後半は夢中で読みました。桜が好き。桜と、伊藤のおばあちゃんの台詞に考えさせられました。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 10/24
コンビニ強盗に失敗した伊藤は、昔の同級生の怖~い城山に逮捕されちゃって、さぁ~大変。でも護送中に車が事故に会って、その隙に逃げれる事が出来ちゃって気付くと・・・あれまぁ江戸以来外界から遮断されていて、しかも変った人ばかりが住んでいる荻島っていう島に来ちゃってたっていうお話。「島に欠けているもの」それが解って、あぁ~これとこれが繋がるんだぁ~と思った時はスッキリしたけれど、カカシの想いを思うと・・せつなくなります。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 08/18
本を開いた瞬間から、不思議な世界に引き込まれてしまいます。ミステリーと言うよりファンタジーなのでしょうか?今までに読んだことのない新感覚に脱帽です。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- --/--
再読。しゃべるカカシが居る島、荻島。って町おこしじゃありません(笑)。鎖国風の放置国家に独自の掟で暮らす突拍子も無い島民や、優午が居る設定が面白い。しかも時代を越え、支倉常長までそれとなく繋がるなんて。余所者伊藤の洞察で、日比野に対する見方が変わって行く所や、桜VS城山はじめ、秘島の島歩きは見所いっぱい。この島に足りないものは何だ?と言う問い掛けがフックになっていて、それに対する解答も好きだったんだよな~と思い出しながら読了。第二期を読んでから戻って来ると、初期作品の良さを改めて実感。楽しい再読でした。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/22
◎すばらしい。伊坂ワールドの原点ここにありといった内容です。荻島と言いながら、異国情緒漂うこの町に起こる様々な事件と謎。未来の見えるかかしはなぜ殺されたのか?この島に足りないものは何なのか?牧歌的な世界とスリルの絶妙なバランスが味わえます。名作です。
はじめて伊坂さんの作品を読ませていただきました。独特の世界観で従来の推理小説を覆すものでした。もしかしたらライトノベルへの変化を先駆けていたのかもしれません。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/09
「しゃべる案山子って…」と思いながら読み始めたのだけれど、その突っ込みポイントも、主人公と連動して受け入れられるようになる。いくつものプロットを合わせる手法に長けている作家だな、と改めて感心。
自分の足りないモノを受け入れて、他者と足りないモノを補い合う事で、暮らしていけるんだよな。ねえ、優午?
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 04/21


















