Yスキー
短編4つともおもしろい!表題作は独特なキャラを持つ4人の高校生の話。イエスタデイズは、死にそうな親父と、いがみ合ってる3男の不思議な話。眠りのための暖かな場所は、事故にあった時、妹を押し退けて助かった罪悪感に悩まされる主人公の話。シェードは、ランプシェードにまつわる昔話が主人公の現在とリンクしてく話。どれもぐいぐい引き込まれました。

FINE DAYS (祥伝社文庫)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/08
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ナイスした読書家さんと感想
晴れた日が続く中、転校してきた女子生徒の「自殺者が出る」という噂。その通り、教師一人が飛び降り、また生徒一人も飛び降りた。でも、真相がどうであれ、結論は読み手に任せられる。あまりにも晴れた日だから。『FINE DAYS』。父の最期の願い、残した彼女と子どもほ探し、過去の日々へと戻る『イエスタデイズ』。予言の絵を描く姉を飼い続ける弟を、檻から出したいと願う『眠りのための暖かな場所』。ひとつの骨董品ランプシェードを巡るお話『シェード』。どれも不思議でどれも目が離せない。どう理解するのも多分正解。そんな短編の世
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/09
穏やかで淡々としているんだけど、どこか感傷的で哀しい不思議な世界観。それが良い。生と死のテーマと同時に、人の強さや優しさが描かれている。失ったものに心を残しながらも、前に進もうとしてる人に魅力を感じた。最後の話が印象的。自分の中の光だけが闇を照らすのだ。ガラスのランプシェードが見てみたいなと思った。
〔購入〕本文からこの本に対して評価をするとしたら「僕は君が大好きだよ。彼が今の君を必要とはしなくなっても。ほかの誰かを選んだとしても。僕は今の君が大好きだよ。たとえ君自身が、やがて今の君を必要としなくなってしまったとしても。僕は今の君が大好きだよ。」を抜き出す
四つの不可思議な出来事、そして恋の話。本多さんの描く女性像は独特だなと思いながらも、僕は結構好きです。以下、各短編の話。「FINE DAYS」、すこしずれた登場人物たちの会話が好き。あと黒髪の話はすごく共感。イエスタデイズ」、過去に自然と入り込む感じが印象的。「眠りのための暖かな場所」のラストの無邪気な冷ややかさ、そしてそれに反する暖かな想いの混在具合が素晴らしかったです。一番好きなのは「シェード」、老婆の語る物語の静かでどこかで懐かしい雰囲気、ベタだけれども幸せな終わり方が大好き。どれも美しい話でした。
将来の自分に無限の可能性を信じる無邪気な頃に読んだら後味の悪さだけが残ったかもしれない。個人の人格として描かれると異常に感じるがその根っこの部分は誰の中にも潜んでいる気がした。ある程度歳を重ねてきた中で自分の中の不完全で後ろめたい部分を否が応にも認めざるを得なくなり、自分の一部として素直に受け止めることができるようになった今だからこそこのような話の優しさが身に沁みて温かい余韻が残るのかもしれない。
どのお話も穏やかな書き口なのに、どこか重くて陰のある感じ。切ない後味です。個人的には4つめの話(シェード)が好きかな。
ちょっと変わった四つの恋愛短編集。高校が舞台のミステリー「FINE DAYS」。死期が迫る父親の若かりし頃にタイムスリップ、ほろ苦く切ない出会いと別れ「イエスタデイズ」。主人公と教授の軽妙な会話がすごいツボだった「眠りのための暖かな場所」。今回一番好きだった「シェード」。とても悲しく美しいガラス職人の逸話と重なるカップルの希望を持たせた終わり方がステキでした。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 10/28
少しだけSFの香りのする4本の恋愛短編集。映画にもなったイエスタデイズも収録されている(映画は観ていない)。自分的に一番印象に残ったのはシェード。形は違えど物作りに携わる職業からか楽しく読めたし結末も期待通りの展開だったがそれが心地よかった。この本は一晩ぶっ通しで読んでしまったのだがどれが一番良かったかなぁとパラパラと捲りつつ感想を書くうちにもう一度一話ずつゆっくりと味わうともっと良いかもな。と改めて。4話しかないので寝しなの一晩一話くらいが適切なペースだったのかもね。
ジャンルが限定できない不思議なお話ばかりの短編集でした。頭のなかにクエスチョンマークが残ってしまうんですが、こういうお話は余韻に浸れて大好きです。この作者の別の作品も引き続き読んでみようと思います。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(2)
- 04/23
非日常的な物語の中に愛情や友情、過去を振り返らずに前を見て生きていかなくてはいけないと言うメッセージが隠れているようで…何回も読み返してみてその都度またゆっくり考えてみたいと思います
どんな作家さんか知らずに、いわゆる恋愛小説だと思って読み始めました。登場人物、ストーリーがとても面白いです。不思議な世界が組み込まれていますが違和感無く読めます。不思議だけで終わっていなくて読後感が良いです。
この作家さんの作品は相性がいいのか読みやすく、すっと頭に入ってきます。『MOMENT』の森野、『FINE DAYS』の安井、『眠りのための・・・』の”私”と男っぽいヒロインが多いですね。作家さんのタイプなんでしょうか。私は結構好きだったりします。
「FINE DAYS」は微かな恐怖を感じた。私の憶測にすぎないが、〈彼女〉という存在が、死を運ぶ〈死神〉を象徴しているかのように思われた。「イエスタデイズ」はその世界観が好き。過去に失ってしまったものは、どうあがいても取り戻せない。一度すれ違えば、もう交わることはなく、ただその道を突き進むしかないのだと、厳しさを突き付けられた。「眠りのための温かな場所」は主人公にとても共感をもてた。その無愛想さが、まるで自分を見ているようでおもしろい。しかし最も恐ろしく、切なさが残る物語だった。「シェード」は一番好きな話
射手座の天使あきちゃん
あっ、ネタバレになるけどコメントだから許してね(笑) 彼女の家の近くの骨董屋でとっても素敵なランプを見つけた男は、彼女へのプレゼントに思いきって買おうと思ってお店を訪ねると・・・ ていう、ちょっと幻想的なお話でしたよね!? あの話いいですよねぇ、なんか心があったかくなる話でしたよね。 私も大好きですぅ。(笑)
ナイス!
-
03/22 17:59
あっ、ネタバレになるけどコメントだから許してね(笑) 彼女の家の近くの骨董屋でとっても素敵なランプを見つけた男は、彼女へのプレゼントに思いきって買おうと思ってお店を訪ねると・・・ ていう、ちょっと幻想的なお話でしたよね!? あの話いいですよねぇ、なんか心があったかくなる話でしたよね。 私も大好きですぅ。(笑)
ナイス!
-
03/22 17:59
恋愛短編集です 父親の昔の恋人を捜すため、訪ねた古いアパートで…、第四話も幻想的でよかったです 平均以上の面白さでした
この作者の描く文章は心に染み渡るような透明感があるので好きです。読んでいるだけでどこか心が落ち着きます。台詞のひとつひとつに印象深いフレーズが多くはっとさせられました。ただ、あまりにもさらりとしすぎていて物語全体の印象が薄く感じてしまったのが残念でした。
4つの作品が収録されていましたが、どれも心地良い余韻に浸れました。激しく揺さぶられるわけではないけれど、心に響いてくる感じ。。。失ったモノに心を残しながらも、前に進もうとしている人ってイイなぁ・・・と、素直に思えました。ホロ苦設定でありながらも読後感が良く、透明な空気を感じられるというのは本多氏の作風なのかな?・・・他の作品も読んでみたいです。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(0)
- 12/25
「FINE DAYS」「イエスタデイズ」「眠りのための暖かな場所」「シェード」の全4話。どの話も良かった。「FINE DAYS」は最後がちょっと後味が悪かった。でもそこが良かったかも。「イエスタデイズ」は何だかほろ苦かったです。「眠りのための暖かな場所」はどうにもならないというような葛藤がすごくよかったです。この後二人がどうするかを読んでみたいです。「シェード」はこの話に登場したガラスのランプシェードを見てみたいです。★★★★



































