藤色
榎木津大明神が中心にくると、こうもおもしろくなるのか…!中心というか、頂点?榎木津さんがもの凄く変人でありながら、神であるのが分かりました。京極堂がいつもより生き生きしているようで…。本名を中々出してもらえない主人公、というのもおもしろかったです。

百器徒然袋-雨 (講談社ノベルス)
ナイス! ★★★★★★★★ -
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- 02/06
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ナイスした読書家さんと感想
読む前からなんとなく引っ張られているような感覚があったのだが……やっぱり榎木津さん、最強です。「下僕」のみなさんがもう諦めて諾々と従っているのも、京極堂が意外と乗り気でエゲツナイのももう全部楽しかった。事件の背後をみればどうしたって陰鬱な雰囲気になってしまうだろうに、そうならないのが榎木津さんが奇人でも基本的にはいいひとだからなのか。それにしても「ちょちょいのちょいだ!」なんて、榎木津さんのような美形キャラでなければ、30半ばの男が言うのなんて絶対許されないとおもう。さすが神だ(わたしもどうかしている)。
シリーズ再読中。「薔薇十字探偵の○○」と名付けられた3つのサイドストーリー。薔薇十字団とその一味(?)が大暴れ、最後は解決なのか破壊なのか、まさに「不可能状況を打破する力技」。本編のようなじめっとした感が少なくて、ドタバタ感があり、主要キャラクターが出そろうのもうれしい。
再読。京極堂シリーズのファンですが、一番のお気に入りはこの本。外伝のような位置づけですが、主人公が榎木津礼二郎なので、明るくて手軽に楽しめます。薔薇十字探偵社への依頼主が語り手ですが、初めは榎木津の奇矯ぶりにただただ戸惑っていたのに、だんだんと惹きつけられて下僕化(!?)していく過程がとてもわかりやすく、また面白いところです。このシリーズ、雨に続き風もありますが、もっとたくさん読みたいです。
説教・忠告をかましながら、最終的に榎さんに便乗して一番悪ノリ♪してるのは誰なんだっていう…(笑)本編はどれも読み返すのに多少の気合いや時間を要するけれど(苦笑)、百器徒然袋は気楽に開けて笑わせてくれる上、結果的に勧善懲悪(?)の爽快感も味わえる。散々振り回された挙げ句、それでも惹き付けられずにいられない神の魅力。そこにいつになくハイな死神まで加わって、気付けば読者も下僕候補に。本編の重厚さとは対照的に、弾け過ぎな番外編。榎さんの素敵すぎる口上の数々で、もうお腹いっぱいです…(笑)
改めて、「榎木津のキャラは飛び抜けてるな〜」と感心(?)した本作。シリーズ独特の、おどろおどろしさ中毒者なので、一番気に入ったのは【瓶長】。【山嵐】終盤の、中・榎・関のトリオには笑った。特に中禅寺のわざとらしい演技。実に想像しにくい…と思ったが、意外とそうでもなかった。










