kuniharumaki
息子が事前に父親のためにハーケンを打ち込んでたシーンは涙せずにいられなかった。みんな一癖あって、人間臭くて、面倒で。取っ付きづらかったが、そこを乗り越えたあとはぐんぐん惹き込まれてしまった。

クライマーズ・ハイ (文春文庫)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/06
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ナイスした読書家さんと感想
未曾有の大事故、そして押し寄せる記事の奔流。どれをどのように扱うかで新聞の意義、さらには作り手の信念が問われる。真相と推測、自前記事と配信記事、そして大きい命と小さい命…。実はどれにも単純な正解はなく、どれだけ逃げずに真摯に向かい合っているかが重要なのだろう。その真摯な姿勢を目の当たりにした時、人は真に信頼を寄せることができる。そして、「同じ場面を与えられることは二度とない。その一瞬一瞬に、人の生きざまは決まるのだ」という文章に過去の自分を重ねて心が痛む。言葉は常にその人の深層を表している。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 10/03
未曾有の航空機事故。ある新聞社での闘争。何度も見失いそうになりながらも登り続けた悠木。家族、友人、同僚、そして、命。人はすべての人に等しく、その死を感じることは出来ない。遺族が、事故に巻き込まれた人が可哀想....では、病気で亡くなる方は可哀想ではないのか?520人と1人は、520人がより可哀想なのか?その線引きは、各々の中で受け止める他ない。大事なことは、自分の物差しで見て、考えること。物差しは自分次第で形をかえる。作者の物差しから、私の物差しで見れるようになるには、まだまだ。来年もまた、この日に。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 08/13
久しぶりに心を揺さぶられる一冊だった。近年読んだ全ての本の中でも三本指の中に入る。これだけ目頭が熱くなったのも久しぶりで、読み終えたのが人前でなく一人の時で良かった。日航機墜落事故地元の地方新聞社の一記者悠木が主人公で、彼の回顧録として事故後数日間の新聞社の話と、それに絡みながら悠木の人生と彼の周囲の人を描いたストーリー。罹災者の知り合いはないが、事故当時、御巣鷹山が身近だった自分としては深く引き込まれる物語だった。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 08/31
御巣鷹山の日航機墜落事故に遭遇した地元新聞社の暑い夏。地元紙として詳報にこだわる紙面を作りたい現場・編集局と、所詮遺族は県外で部数売上には貢献しないと考える上層部との間に挟まれ、迷いながらも精一杯闘う主人公に拍手。凄惨な事故現場を見てきた若い記者の涙が、新聞を分けてもらいに来た県外の遺族が、大きな命と小さな命について書かれた投書が、地方紙における報道とは何かを強く訴えかけてくる。著者の記者としての経験が全力で詰まってる感じです。要所で挿まれる衝立岩登山との相乗効果も素晴らしい。エピローグでは不覚にも涙が…
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 07/10
日航機(御巣鷹山)墜落事故で地元紙の特命キャップになつた男の苦悩 暑い夏が伝わってきますね!!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 05/20
クライマーズ・ハイ。ページを繰る手が止まらなくなって、まさしくクライマーズ・ハイ状態。この重いテーマ、臨場感、勢いよく乗せられ、「あれ?これってどんなオチがつくの?」と怖くなりました。好きです、この流れに身を任せる感じ。いい勢いで流されました。思ったよりも心理描写が多く、泣かされました。堤さんも堺さんも好きなので、映画も観てみようかなぁ。横山さんも読まずに敬遠してました。「ルパンの消息」から始めます。。。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 09/15
小説うんぬんという話以前に、こういった事故が過去にあったこと、それ自体がわたしにとっては大きなことのような気がする。この時にはわたしは生まれていないから知らない、では済まされないこと、知らないこと、多すぎるのかも。佐山の雑観が印象に残った。
出てくる人間、全員がどこかしらダメ男。しかしこのダメ男っぷりが驚くほどリアルで、しかも悲哀を誘って、共感できる。器がちっちゃいな~と思いつつも誰も心底嫌いになれないというか。あと、最近いろいろあって分かったのだが、記者って本当に傲慢な生きものだ。悪い意味でも、そして「矜持」があるっていう良い意味でも。(文庫版の装丁はちょっと緊張感なさ過ぎで頂けないと思うのだがどうだろう)
登山の本ではありません。ランナーズ・ハイのように気持ちが良くなるわけでもありません。タイトルの意味が解からないまま。
ニュースが舞い込んできたとき、社内は一瞬静まり返る。そして一気に慌しく。入ってくる多くの情報。締切までの時間との勝負。怒声が飛び交い、常に緊迫した空気。いくつもの思惑で溢れかえり、追いつめられ、心が揺れ動き、思うようにならないときにはもどかしく感じる。まるでその状況をまのあたりにしているよう。あっという間に時間が流れていくように思えました。内容がぎゅっと詰まっていて、読ませる作品ですね。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(4)
- 09/29

















