再読。死んでるように生きたくないといいながら、他人の死(なんか自分の死もですけど)を弄ぶ感覚ってのはどうもーって感じですけど。伊坂さんらしい鳥瞰した文体は好きなんですけどね。鈴木さん、ほっとしますよね。異次元な世界の人のなかで、唯一自分と常識を同じくしてくれる人ですから。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/07



ナイスした読書家さんと感想

鯨の異様な能力と蝉のナイフさばきが印象的。蝉vs鯨は、良かったが鯨vs押し屋?は物足りなさを感じた。亡き妻の人柄は◎。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/15

怖いもの見たさな気持ちで読んだ。刃物で刺す…すごく気持ち悪いのに想像してしまって胸が悪くなりながらも止められない自分。バッタの群集相の話、面白かった。蝉が「しじみ」を思い出すシーンは深いなぁ。自分がどこに反応するかが非常に興味深かった。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/26

現実と虚構のちょうど中間にあるような小説。伊坂ワールドとしてはグロさが目立ったが、それでもバラバラのストーリーを一つにまとめあげる中盤までが最高に上手い。中盤を越えたあたりで、三人の主人公たちが関連を持ち始めると虚構の色が強くなる。殺し屋と裏社会を巡る話なので、現実的に書かれていてもそれが本当のことを書いているかどうかはわからない。主人公たちが物事において深入りしたくないと思っているせいか、小説の語りも深入りしてくれない。浅い部分で事が起こり、浅い部分で展開しているそんな風に感じた。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 01/05

『マリアビートル』の前編に当たる物語として。妻を「令嬢」と呼ばれる組織に殺された鈴木が「令嬢」に潜入、事件に巻き込まれて…。他にためらいもなく殺しをする「蝉」、自殺を強要する「鯨」三つの視点から描かれる。傑作…とまでは行かなくても、この世界のどこかにある底知れない力の存在を感じる。登場人物それぞれの持つ背景が、あるはずなのに書かれていない、そこがさらに怖くて興味をそそられて。続編も期待。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 07/05

得意分野の違う殺し屋たちの群像劇(笑)痛そうな描写はあるけど文章の温度が低いので不思議と読み流せる。「劇団」についてのスピンオフがあれば読んでみたいです、ぜひw 最後のホームの場面は好きだなぁ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 10/28

同時に回っていた何台ものカメラが、最後は一台になって見届けるような感じ。裏世界の描写が所々リアルで気色悪かったし、人として何かを欠いた殺し屋たちの感覚にはぞっとする部分もあるけれど、どういう生き方を選んでも、 それなりにおかしみや哀しみというのは付いて回るんだなぁと。とんでもないヤツだけど、憎めないっていうか。 今度はもうちょっとマシな人生選んで生まれて来いよっていう気持ち。バッタでもシジミでもなくね。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(0) - 08/17

コンクリートで覆われた関東平野を肉食バッタたちが我が物顔で跳ね回る。一般市民の日常のあちらこちらに散らばりのさばる社会の暗部に蠢くアウトローども各種在庫取り揃え有り。命の遣り取り日常茶飯事、風が吹いたら桶屋が儲かりバッタが跳ねれば死体が転がる。そして奴等は共食い上等。押し屋・槿の一仕事はバトルロイヤル開始のゴング。依頼と成り行きが重なって発生した、自殺屋・鯨と殺し屋・蝉の自然界ではまずあり得ないレアな対戦カードに心ならずも巻き込まれた妻の仇討志願の元教師・鈴木。さて、熾烈な激戦を勝ち残るのはどのバッタだ?
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(11) - 11/04
さゆ
ちはやさん!私も観た!HP!!ほんとだー!すげー!!『マリアビートル』を読んだときに参考にすればよかった。
ナイス!ナイス! - 11/05 06:26

ちはや@灯れ松明の火(文さんに協賛!)
さゆさん> ですよね~♪トーマスワールド侮りがたし。これから『マリアビートル』読まれる方には『グラスホッパー』『機関車トーマス』3点セットでお勧めしましょう。
ナイス!ナイス! - 11/05 20:13


非合法的な会社「令嬢」の寺原社長の息子に、妻を車で轢き殺され、復讐のために「令嬢」の社員として怪しげな商売に加担する元教師・鈴木。骸骨の眼窩のような深い闇をその目にたたえた自殺屋・鯨。カマキリ顔の岩西の指示で、確実な殺しを実行する蝉。それぞれがそれぞれの形で「裏社会」に属している。「押し屋」による寺原息子殺害をきっかけに、3人の糸が絡みだしてくるところが面白い。次々に人を死に追いやっている鯨が、愛読して常に携帯している本が「罪と罰」であるところがなんとも意味深だ。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(2) - 09/01
OREO
「罪と罰」しか読まない、というところが徹底的で、逆にそれが欠点?になっているところが興味深いですね。彼は自分をラスコールニコフに投影しているんでしょうかね。
ナイス!ナイス! - 12/08 22:43

しろいるか@灯れ松明の火
OREOさん、コメありがとうございます。ラスコールニコフと違って鯨には「罪悪感」は見てとれないんですけどね(^_^;)そうか~。あの本を読み続けていることが彼のウィークポイントなのかもしれないですね。
ナイス!ナイス! - 12/09 10:39



グラスホッパー

再読。死んでるように生きたくないといいながら、他人の死(なんか自分の死もですけど)を弄ぶ感覚ってのはどうもーって感じですけど。伊坂さんらしい鳥瞰した文体は好きなんですけどね。鈴木さん、ほっとしますよね。異次元な世界の人のなかで、唯一自分と常識を同じくしてくれる人ですから。
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