三好
「絶対にあり得ないよ」という設定にリアリティを持たせ読者を引き込む文章能力と複数のレイヤーで繰り広げられる同時進行な物語のハーモニーが気持ちよく読み終わった後には満足感しか残らない

オーデュボンの祈り (新潮文庫)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/07
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ナイスした読書家さんと感想
伊坂さん初出の本がこのオーデュボンの祈り。吉野仁さんの解説にもあるけど、シュールだなぁ。これまで読んだ伊坂作品中でも超シュール。比べちゃいけないのかもしれないが、前期村上春樹的(大きく違うのはローカリゼイション)。時代を超越し、現実も超越した(といっても、現代社会構造を映し出しているんだけど)、でも色彩とか空気感を掴むのは上手いんだよね。未来を予知し喋る「カカシ」を一つの象徴にし、善と悪、生のテーゼ&アンチテーゼ、社会維持とそのカオスについて、思考の渦に巻き込んでしまう。う〜ん、やはりすごいぞ伊坂幸太郎!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(3)
- 02/13
目が覚めたらそこは、名前を聞いたこともない島。鎖国した島は孤立し独自の文化で発達していて、そこには驚くべきことに未来を見通し人と話すカカシが居て…。島で起こる殺人事件の最初の「被害者」こそがそのカカシ。自らの死をも見通していたはずのカカシの死にはどんな意味があったのか。カカシの「願い」は何だったのか。神の立場にいるカカシを中心に繰り広げられる不思議なミステリ。カカシの気持ちとか出生とか、そういうのがまた気になるのが不思議に面白い。シュールなのに馴染める世界観てすごい。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(1)
- 01/14
何度読んでもやっぱり面白い「伊坂幸太郎」のはじめの一歩。案山子が喋る、その案山子は未来を見ることができる、でも案山子は殺されてしまう。未来が見れたはずなのに、なぜ?殺したのは、誰?前半から中盤にかけてばらまかれたパズルのピースが最後に綺麗な絵になる様に、人間の発想力の底なしっぷりを思って勝手にうれしくなった。そして、自分に未来が見えないからこそ希望が持てることに感謝した。最後のシーン、五感に訴えかける美しさはもう見事としか言いようがない!!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(8)
- 06/16
コンビニ強盗に失敗した伊藤は、昔の同級生の怖~い城山に逮捕されちゃって、さぁ~大変。でも護送中に車が事故に会って、その隙に逃げれる事が出来ちゃって気付くと・・・あれまぁ江戸以来外界から遮断されていて、しかも変った人ばかりが住んでいる荻島っていう島に来ちゃってたっていうお話。「島に欠けているもの」それが解って、あぁ~これとこれが繋がるんだぁ~と思った時はスッキリしたけれど、カカシの想いを思うと・・せつなくなります。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 08/18
本を開いた瞬間から、不思議な世界に引き込まれてしまいます。ミステリーと言うよりファンタジーなのでしょうか?今までに読んだことのない新感覚に脱帽です。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- --/--
はじめて伊坂さんの作品を読ませていただきました。独特の世界観で従来の推理小説を覆すものでした。もしかしたらライトノベルへの変化を先駆けていたのかもしれません。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/09
こんなミステリーがあるのかと感動した。
初めて読んだ伊坂作品。市場のウサギさんをスターウォーズのジャバ・ザ・ハットのイメージで読んでました。奇妙な話ですが最後まで楽しめました。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(6)
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[購入本] 井坂作品初読。しゃべる案山子が出てくるのにファンタジー感もSF感もなくごく自然に世界観になじんでいて驚いた。これが井坂幸太郎…!
「しゃべる案山子って…」と思いながら読み始めたのだけれど、その突っ込みポイントも、主人公と連動して受け入れられるようになる。いくつものプロットを合わせる手法に長けている作家だな、と改めて感心。
デビュー作なので当然かもしれませんが、他の作品ほど楽しむことはできませんでした。しかし、原点である以上避けて通らぬ方が良いでしょう。以降につながる要素が色々と含まれています。



















