ナイスした読書家さんと感想
警察小説。扱われる事件が猟奇殺人なので(描写もかなりきつめ)好き嫌いが分かれるところだと思いますが、主任の姫川を始めとした刑事たちのキャラクターや人間模様が面白い。姫川は弱さを抱えながら過去を乗り越えた強い女と言った感じですが事件を通して再び自分を見つめ直す。ガンテツの指摘した姫川の“危険さ”も含め、今後姫川がどのような刑事になるか気になります。
ドラマを観ていたので、原作はさぞやグロい表現が…と想像していたのですが、思ったよりは大丈夫でした(実際キツい表現もありますが、ドラマ化の時「映像化不可能と言われた…」というあおり文句があったので、もっとスゴいのかと)。いろんな意味で救いのない物語なのだけれど、登場人物の魅力と軽い会話のおかげか、さらりと読めます。個人的には井岡が大好き。使えるんだか使えないんだか分からないところも含めて(笑)。最低のヤツだと思っていたガンテツが最後にくれた救いが、気持ちを明るくしてくれました。
読後深い溜め息をつく。常に正しい存在でなければならない彼女たち。善良な国民を守るために闘っているなんて建前で。誰でも欲しいものはあるし涙だって流す。嫌な部分も持ち合わせてこそ人間。"警察は何をやってるんだ"不満や憤りを受け止め、それでも犯人検挙のためあの手この手と頑張っている彼女たちを見た。最初誰もが感じるだろう警察に対する嫌悪感。それでも最後には、責めることは出来なくなる。非現実の傍観者も被害者であり、加害者である。腑抜けたこと言ってないで、自分の足で立ち上がれ。生を感じて欲しい。今の貴方のその場所で。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 10/31
再読。誉田さんの作品の中では、一番好きなのが、この姫川シリーズ。衝撃的な事件だけど、個性豊かなキャラに引っ張られて、一気に読んでしまう。初めて読んだ時は、井岡への評価が低かったけど、実は、すごく観察眼の鋭い刑事なのか?と思ったり。 完全に三枚目だけど、もうちょっと真面目な面があったら、菊田よりいい奴なのに(笑)
こいつは面白い。麻薬、暴力、虐待、退廃、絶望、孤独、禁忌、盛夏、記憶、快感、不快、弱者、犠牲、強制、狂気、再生、組織、階級、抜擢、競争、懐疑、尊敬、思慕、連帯、反発、包容、救済、矜持、あらゆる要素が絡まり合い緊迫したストーリーが展開される。ちょっとグロな表現があるものの、物語の性質上やむを得まい。警視庁捜査一課殺人犯捜査係主任警部補姫川玲子シリーズ、次作『ソウルケイジ』にも注目。今後目が離せない。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 03/20
グロというより猟奇。グロい描写以上にそれを行う人間の狂気が怖い。ハラハラしっぱなしで、最後までドキドキしながら読めた。海外(特に米のFBIモノ)にありそうなサスペンスだけれど、日本の小説で、日本を舞台にここまで書けるのはすごいと思う。読み始める前と読み終えた後で、タイトルに対する見方が180度変わる。評価は人によって真逆になりそう。
それをストロベリーと呼ぶのか?『ジウ』で耐性できたけれど、やはりえぐい。「あなたは これを 生で 見たい ですか」絶対にイヤ、絶対に拒否。主人公・姫川にはさほど惹かれなかったが、姫川自身の裁判での啖呵には敬礼。真犯人(黒幕)には少々失望したものの、脇役が魅力的な小説は楽しい。スチャラカ井岡はもちろん《ガンテツ》勝俣が一癖ある良い味出していて好み。ゆっくりとシリーズ追いかけます。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 08/01
最後まで意外な展開。生々しい場面が多くて驚いたけど、実行犯の抱えた心の傷を感じるのには効果的だし、それを引きずらせない展開の巧さもあって、ぐいぐい引き込まれた。過去にトラウマがあるから毅然として、女だからって逃げようとしない姫川の姿が格好いい。他のキャラクターも、個々がしっかり立っていて魅力的だった。ストロベリーナイトは甘くないんだ・・・
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/18
えぇ、確かに、グロイ・汚い・エグイ。のっけからどん引きでしたが、読み終わってみればそこまで失敗でもなかった。キャラのわざとらしさがバカバカしくてかえっていい。裁判所のシーンは、「そりゃ警察目指すわ」と心底納得させられた。名シーン。映像で見たいぐらい。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 06/16
横山秀夫-重厚感+エンタメ感。久々に時間を忘れて読みふけった。面白かった!!!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 05/21
上手いね~。連続殺人、闇サイト、意外な犯人・・・。と、まあ、ざっと書くとベタではあるんだけど、精神障害とか刑事の読み合いとか・・・ベタなことでもこんなに並べたら上手に着地出来なくなるんじゃないの?って思うくらい具だくさん。だけど、そんな不安無駄なくらいきっちり着地した。王道の一流小説って感じ。2冊読んで定義する誉田哲也はベタな設定とキャラの濃さ。
まるで刑事ドラマを見ているようです。後ろの解説を読むと著者もドラマのキャスティングを意識しているみたいですね。所々読み飛ばしたくなるようなグロシーンもありますが「七つの黒い夢」でも誉田さんのが一番面白かったので私はこの方の作品好きなんだと思います。続編もきっと読みます。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/19
ブラックな序文。「血の赤」のみが色を持つ、塗りつぶされたような灰色の世界。誉田作品は爽やかな『武士道シリーズ』しか読んだ事がなかったので愕然としました。猟奇的な描写のたびページをめくる手は止まりそうに・・・。でも、主人公である女性警部補の、警察官を目指すきっかけとなった裁判シーンでグッと物語に引き込まれました。感情移入というのとは違うのですが、前を見つめ続ける美しい彼女から目が離せなくなりました。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/22
かなりエグイ猟奇殺人事件の連続にちょっと読むべきか迷いましたが終わってみればミステリーの王道を行くような作品。事件に深入りしすぎた刑事の行く末のシーンは、少しどきどきしました。疑うべきは身近でしかも一番犯人らしくない人物。わかっていながらだまされました。見事です。
イントロの一人称での描写に仰天したが、読み進めると人物の造形がとても巧く物語に没頭できた。事件そのものの不気味さとそれを追う刑事たちの人間関係もとてもおもしろい。特に姫川の過去の話からは一気読み。続編もぜひ読まねば。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/08
★★★★★
グロいグロいと聞いていたが、自分にとってはグロさは耐え難いと言う程では無かった。所轄と県警あるいは警視庁という組織の縄張り争いみたいなものがある中で、同じ警察官としての結束、姫川班に代表される仲間としての結束の強さに心打たれた。特に、姫川がかかわる裁判のシーンでは思わず泣いてしまいそうになりました。
主人公姫川は勿論のこと、主要人物の人物描写が丁寧に描かれているので、感情移入が容易で、後半盛り上がるにつれ一気読みでした。読み終わった後、直ぐに姫川シリーズの次回作を図書館で予約しました。
惨忍な殺人の描写は結構きつかったが、くせのある刑事たちやきっちり仕事をする情報屋などキャラが良い。勝俣vs玲子の足の引っ張り合いも面白かった。
かなりグロイが登場人物の個性が光る、展開も巧み まずまずです
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/31
一気読み!面白い。ページをめくった瞬間から恐怖のどん底に落とされる。読者はこのまま読み続けることに不安を感じたはず。しかし作者の上手い所は味わい深いキャラとテンポの良いストーリーでぐいぐい読ませる。そして姫川の過去の事件でぐっと盛り上げて感動を与える。事件と殺人描写のグロさに比べ、読後感が良い。このシリーズにハマりそう。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/02
読んだ後に読み返してみて、散りばめられた小細工の数に驚く。半分くらいまでのらりくらりたどり着けば、あとは一気読み!
グロさすごくて、そのシーンになったとき多分私はすごい顔してたと思う。電車で読みながらマスクしててよかった(笑)。初めての誉田さんでしたが、最後までグイグイ引きこまれました。途中に入る感情表現がニクイですね。ガンテツにはむかつきながらも最後は泣きそうでした。解説のキャスティングがおもろかった。ガンテツが古すぎてイメージできなかったケド・・・。


























ホント出だしキツイですよねぇ、でも主人公の裁判のシーン(仲間が無言で敬礼して応援している)あれでイッキに持ってかれましたー v(^_^)
>射手座の天使あきちゃん様 コメントありがとうございます。ホント、出だしがキツくて…耐えられず、そこだけナナメ読みしました。裁判シーンは確かによかったですね。これが警察!!とか、力はいってたもんね。