よむよむ@灯れ!松明の火<文庫フリークさんに賛同>
はじめは、え~っ!と思ったけれど、だんだん慣れてしまう感覚が恐ろしい・・・最後まできっちりまとまってすごい。

生ける屍の死 (創元推理文庫)
ナイス! ★★★★★★★ -
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- 07/20
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ナイスした読書家さんと感想
題名だけは以前から聞いたことがあり、死者が甦るミステリという事前情報のみで読みはじめる。先入観でホラーぽい雰囲気と予想。序盤から中盤、主人公死んで甦ったり、被害者も甦ったり、刑事は収拾がつかない事態に嘆いて道化と化す、喜劇か。だが、終盤に数々の伏線が集約されていく。まごうことなきミステリでした。メメント・モリ”死を想え”お見事。
死者が蘇る、蘇った死者は痛みが無い、という設定のうえでしっかりした本格。 死者が生き返る世界においては殺人をすることの意味がない。 生き返っちゃうし、殺人もばれる。 そのなかでふさわしい動機とトリックをもってきたことがすばらしい。すまん、ちょっと死んでたんでな、全然聞いてなかった。は名言な気がする。
トンデモ設定がおもしろくてコメディ感覚で読めた。登場人物は多いけど分かりやすい文章のせいかほとんど混乱しなかったなぁ。ラストにほろり。★★★★
生者と死者が入り乱れる喜劇。解決まで冗談のようなものだったらと心配したが杞憂に終わった。舞台となる町の歴史紹介が凝っており素晴らしい。登場人物の説明文も本編に割と長めに書かれており外国の人物名を覚えるのが苦手な人にも親切。ただ、そのうち誰が生きていて誰が死んでいるのか分からなくなる可能性もあり。本当の生ける屍だったのは・・・?
死んだ人間が生き返りまくって、もうなにがなにやら…(汗)そのメタ的設定を上手く利用した真相は驚きと同時になんだか笑ってしまう。グリンの本当の最後には泣きます。







