魔的。その一言に尽きる夢幻の長編。七百ページを越える分厚さに中盤までは辟易しつつも、最後の最後ではなぜもっとこの世界にいることができないかと悔しくなる、そんな素晴らしい伝奇小説でした。前作の『信長 戴冠するアンドロギュヌス』を読んでいたので、比較的早くこの特異な世界観(日本が西洋と同じ世界にあれば、その影響を免れ、日本語だけで語られるのは不自然だ!)に入り込むことが出来ましたが、初見の人は困惑するでしょう。正直、自分も錬金術やキリスト教に詳しいわけでないので、その辺は馬鹿みたいに文字を追っているだけでした
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​ - コメント(0) - 02/05



ナイスした読書家さんと感想

グロテスクな美しさを持つ文章と、奇想天外な歴史解釈はまさに宇月原節という感じ。「殺生関白」と呼ばれ、都の人々から恐れられた豊臣秀次が実は...、という謎を中心に、信長、秀吉、家康という天下人たちの生き様を、空想豊かに描き切っている。ただ、自分には難解な部分が多く、読んでいて疲れを感じたのも事実。お話自体は滅茶苦茶面白いですけどね。
ナイス!ナイス! ★​★​★​ - コメント(0) - 07/17

『きれいは きたない きたないは きれい』マクベス引用したくなる。血生臭いのに美しく、耽美さえ感じるのにグロテスク。半村良さん・山田風太郎さん・夢枕獏さんの伝奇小説好きの血が騒ぐ。信長、お市。秀吉、家康。ジャンヌ・ダルクと青髭ジル。そして殺生関白秀次。歴史小説ではお馴染みの名前なのに、グノーシス異端。金窟(グロッタ)極楽(ぱらいそ)地獄(いんへるの)悪魔(ディアボロ)と、ルビ自体が私には大好物。『信長 あるいは〜』未読なので必ず読みます。圧倒的な主要参考文献の数・凄さ。それを基に創りあげる異端世界。→続く
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(4) - 12/23
朱音@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
おお、読了ですね!なんかものすごい時間に感想が(笑)こういう系統の伝奇小説って最近あまり無かった気がするのでこれは面白かったですよね~!「信長~」は私も読みたいです。年内に図書館行けるかしら…
ナイス!ナイス! - 12/23 14:09

文庫フリーク@灯れ松明の火
朱音さん☆夜勤明けで、いろいろ用事済ませてから寝ると、とんでもない時間に目覚めてしまいます(^^ゞ私はブックオフで手に入れたいですが年内は・・行く暇なさそうです(苦笑)
ナイス!ナイス! - 12/23 15:00


こってりと読み応えのある伝奇小説で、帯の国枝史郎氏もだが半村良氏を髣髴とさせる良品。錬金術・異端の宗教を柱に、美貌の男女や異能の者をちりばめそれでいてエンタメに仕上がっている。いや~、実に好み。少々グロ&スプラッタな描写はあるけれど。想像してごらんなさい、闇の中に仄かに浮かぶ白い肌、蒼く輝く瞳、流れる紅、そして黄金の輝きを。
ナイス!ナイス! ★​★​★​★​★​★​★​★​ - コメント(4) - 10/09
文庫フリーク@灯れ松明の火
朱音さんありがとうございます。久しく流血大惨事ものを読んでいないので、注意して読みます(すぐには読めませんが)アドバイスありがとうございました(笑)
ナイス!ナイス! - 10/10 18:05

文庫フリーク@灯れ松明の火
読了しました。朱音さんのレビューに喰らいついて大正解、大好物な世界です。もっとエログロでも良いくらい。ありがとうございました。
ナイス!ナイス! - 12/23 03:43



聚楽―太閤の錬金窟

魔的。その一言に尽きる夢幻の長編。七百ページを越える分厚さに中盤までは辟易しつつも、最後の最後ではなぜもっとこの世界にいることができないかと悔しくなる、そんな素晴らしい伝奇小説でした。前作の『信長 戴冠するアンドロギュヌス』を読んでいたので、比較的早くこの特異な世界観(日本が西洋と同じ世界にあれば、その影響を免れ、日本語だけで語られるのは不自然だ!)に入り込むことが出来ましたが、初見の人は困惑するでしょう。正直、自分も錬金術やキリスト教に詳しいわけでないので、その辺は馬鹿みたいに文字を追っているだけでした
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