莉野
再読。『少しの獣の力が加わったことで広大な国が焦土に変わる』獣を操る技を生み出したエリン。ダイナマイト発明者のノーベルと少し重なった。『この世に満ちるあらゆる生き物は他の生き物を信じることができない。互いを縛り合ってようやく、私達は安堵するのだ』武力で、法で、情報で…。私達の国はどんな網が張り巡らせているのだろうか。そんな生き物の性に絶望しても、人と生き物には埋まらない狭間があるとわかっていても、闇の中で、知りたい、と、求めて瞬いていたエリンとリラン。-おまえの思いを知りたくて-

獣の奏者 II 王獣編
ナイス! ★★★★★★★ -
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- 02/04
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ナイスした読書家さんと感想
本当に他者を理解したいと思うとき、何の痛みも伴わずには何も理解することなどできない。同じ種族でさえそうなのだから、人間と王獣でなら尚更だろう。そこには何の甘えもなく、ただ自然の掟が存在している。それでも、相手の心の琴線にふれて、時には傷つけ合って、たまに憎くなっても、そうして互いの間に蓄積された愛情が消えることはきっとないのだ。人間の作る網が複雑に絡み合い、長い間人々の目を曇らせていたが、エリンの眼はただ真実を見つめ続ける。2者の間に跨る深い淵も、愛情も、真実だ。次巻からは未知の物語なので、楽しみです。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 08/05
めっちゃよかった~>< ただ獣とふれあいたいだけなのに、そこに政治的思惑が絡んできて、エリンを予想もしなかった運命に…。あれだけ傷つけられて、ときには血を流し、恐怖心を抱いてしまっても、それでもリランと向き合おうとするエリンが素晴らしかった。人と獣の間には決して越えられない壁があるのだと、人が自分の都合で獣を従わせてはいけないのだと、痛感させられる。イアルとの交流がちょっと急だったかなぁ、とは思った。格好いいから許すw あと、王獣の描写が可愛い。[背中、痒い、掻いて]とか!! ラスト、ふるえた。感動!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/20
王獣編はエリンとリランの心が通い合う感動がある一方、そのために王国の争いに次第に巻き込まれていく姿が書かれているのだが、二転三転と状況が変わる中どうなってしまうのハラハラする。
師・エソラの忠告を聞き入れることなく笛を使わずにリランを育てるエリン。しかし気の緩みからリランに襲われ指を失う。ここが凄い!児童書でありながら、きちんと描く作者の姿勢が見事。リランに笛は吹かないと決めていたが笛を用いざるを得なくなったエリンとリランの間には微妙な距離が生まれる。リランとの距離は埋めようがないと思っていたエリンの窮地、もう己の死を覚悟したエリンのところに戻ってきたリラン。胸がギュッときました。(続)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(1)
- 01/14
nyanco@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
一方、王国では真王・シイミヤが暗殺され、孫娘・ハルミヤが新しい王に。闘蛇をあやつる大公一族と、王族は対立し続けるか…。エリンと王獣の物語だけでもワクワクの面白さなのに、王家の陰謀も絡み、ワクワクの第二巻でした。堅き楯のイアル、ハルミヤ、エリン、この三人は立場と環境こそ違うが皆、家族との暖かい家庭を知らずに育っている。この三人が今後の王国をどう立て直していくのか…、期待が膨らみます。
ナイス!
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01/15 16:56
一方、王国では真王・シイミヤが暗殺され、孫娘・ハルミヤが新しい王に。闘蛇をあやつる大公一族と、王族は対立し続けるか…。エリンと王獣の物語だけでもワクワクの面白さなのに、王家の陰謀も絡み、ワクワクの第二巻でした。堅き楯のイアル、ハルミヤ、エリン、この三人は立場と環境こそ違うが皆、家族との暖かい家庭を知らずに育っている。この三人が今後の王国をどう立て直していくのか…、期待が膨らみます。
ナイス!
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01/15 16:56
最後、王獣のリランのとった行動に思わず涙腺決壊。








