kun-kun
淡々とした語り口で描いた哀しい作品。主人公の孤独感が切ない。子供の頃からの仲間との思い出は、それがけんかであっても美しく昇華するのですね。

わたしを離さないで
ナイス! ★★★★ -
コメント(0)
- 02/02
Tweet
share
ナイスした読書家さんと感想
隠されていた真実を前もって知っていたため、保護員の言葉の裏に隠れていたりするものをなるほどと思いながら読んだ。特に第一部の閉ざされた学園内での教師と生徒、生徒と生徒など関わり合いの描写が良い。 カセットテープを2人で探すくだりはとても好き。あとキャシーが枕を抱きながら曲に合わせて踊るところも好き。それに対するマダムの解釈はなんだか泣けてしまった。 そして最後のノーフォークにも涙が出る。最後に持ってくるとは…
最初のほうは、貴志祐介「新世界から」みたいな雰囲気だと思ったり、途中でこれは清水玲子の某作品のパクリかとも思ったり。作者は日系みたいだから、後者はありうるかもしれないが、味付けが違っていて最後まで悪印象を抱かず読めた。でも、救いがないラストで、悲しい読後感。エミリ先生たちの運動が裏目にでたのか、それとも彼女たちはそれでも幸せだったのか。幸せだったらいいと思う。|図






