ミュンヘン
想像してみてください。東京住まいのあなたは、横浜にある仲のよい親戚の家に一人で遊びに行きました。あいにくあなたは横浜で熱を出し、親戚もうちでゆっくり休めと言ってくれました。ところが療養しているうちに、東京の半分は壁にすっぽり覆われてしまったのです。あなたの家がその中にあるのを知り、親戚は言いました。こんなばかげたことは、まもなく終わるはずだ。しかしそれから少年は30年もの間、その壁の中に足を踏み入れることはできなかったのです…。ベルリンという街とその地に住む人が、少年と仔狼の目を通して語られる。

ペーターという名のオオカミ (Y.A.Books)
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- 02/02
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ナイスした読書家さんと感想
ドイツ在住の日本人作家さん。絵本『魔笛』の著者、『ちいさなちいさな王様』の訳者さん。14歳の少年の心の成長の物語。交通事故で横転したトラックの檻から逃走した10数匹のオオカミたち。そのうちの1匹がはぐれて、少年マックスに拾われ、ペーターと名づけられます。ペーターをオオカミの群れに戻すべく冒険を始めるマックスたち3人。生まれ故郷の森を目指して進むアルファオオカミ一行。伏線や脇役達もしっかりと描かれており、せつなさを少し含んだ爽やかなエンディング、私好みの作品でした♪



