ヤス
魔法飛行までのゆったりした流れから、エンデバーで一気に読ませる構成と独立していた話の収束の仕方が絶妙。スペースを読むのが楽しみになりました。

魔法飛行 (創元推理文庫)
ナイス! ★★★★★★★★★ -
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- 02/01
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ナイスした読書家さんと感想
四部構成。最初の三話は、主人公・駒子が書いた短編小説とそれを読んだ探偵役・瀬尾さんの感想――という体裁になっていて、更に、その三つの話の合間に駒子の小説を読んだと思しき何者かが書いた手紙が挿入されています。そして最終話では、それまでの短編で解明されなかった謎とともに、連作を通しての謎――「誰かから届いた手紙」の筆者は誰か? ――が明かされます(典型的な〈連鎖式〉の構成)。各短編に、手紙の筆者が駒子の小説の内容を知り得たことを示す伏線を巧みに埋め込んでいるのが秀逸。/クリスマス・イヴの素敵なマジックでした。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 09/06
加納さんの空想力が優しいのは空を想う力だからなのでしょうね。ロジックではなくマジック。でもミステリーな所が素晴らしい。挿入される「誰かからの手紙」が不穏なものを感じさせるのだけど最後に全てが繋がって、ほんとお見事です。地球が回る。回転木馬も回る。何気ない日常こそ大切な宝物で、自分の物語の中ではいつだって自分が主人公なのだ。駒子と瀬尾さんの物語を見守っていきたい。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 04/20
駒子の日常を物語風にした手紙のやりとり。前回同様、手紙の返事には解答も。しかし、途中に挿入されている謎の手紙がスパイスきいてます。雰囲気ガラっと変わって恐ろしい。最後はすべて一つに繋がってすっきり。
いやはや…心地よい疲労感すら漂う読書だった。「ななつのこ」にも驚いたが、本作はさらに素晴らしかった。 加納さんの筆、それこそが眩惑の魔法なのかもしれない。 珠玉の名作。
『そう、君は鈴の音を聞いてしまった。だから諦めるのはまだ早いんだ。違うかい?』駒子シリーズの2作目は、解答編の瀬尾さんからのお手紙の後に、差出人不明の謎の手紙を挿んで続く4つのショートストーリー。ほのぼのしつつも、正直前作の方がインパクトあったかなーと油断していたら、最終章で押し寄せる緊迫感にやたらドキドキさせられてしまいました。何かの悪戯かも・・・と片付けてしまわずに、誰かのメッセージだと信じて駆けずり回る駒子ちゃんはエライ。ラストの回転木馬のシーンもステキです。『ハロー、エンデバー!』
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/18
加納さんはまさに魔法使い。駒子や瀬尾さんが魔法使いの弟子。面白かった。それでも、現実は甘くないと、ドキドキする話も組み込まれているから凄い。
駒子の人間観察が素直で的を得ていて大好き。駒子のどんな相手に対しても誠実であろうという姿勢が好き。 有栖川氏の解説も暖かくて好き。











