ヴィルヌーヴ
死神を主人公とした短編集なんだけど、それぞれの話が微妙にリンクしていく。お気に入りは『恋愛で死神』『死神対老女』。とにかく『老女』のラストは圧巻。これまでの老女の人生に対して様々な想像が膨らみ、そしてあまりにも鮮やかな情景描写。基本的には『死』がテーマであり、重い内容であるはずなのに、この圧倒的に爽やかな読後感は何なのだろう。伊坂作品ではベストといってもいいのではないだろうか?

死神の精度 (文春文庫)
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/31
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ナイスした読書家さんと感想
死神の仕事とそのシステム・・・ありえないのに抵抗なく物語に惹きこまれました。ターゲット全員に寿命を全うしてほしかったですが・・・。死神にはわからない(?!)人間の心の動きがせつなかったです。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/30
『死を司る』という負の印象を払拭したキャラ設定に目から鱗。六編からなる短篇集で死神である『千葉』が大筋を進行させていく。死神の視る人間の生に対する俯瞰の映像は、ときにコミカルで、それでいて鋭く真髄を抉られる。『死んでも死に切れない』は理解の範疇を超え『運が悪いのは死神に選ばれたおまえだ』と呟く。<精度>の狂いからか最終話で死神は晴天を拝むことになるのだが『眩しいのと嬉しいのは似ている』という言葉で読者は不思議と温かい気持ちに導かれる。『私には関係のないことだ』などという死神の呟きが聞こえてくるようだけど。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(2)
- 08/26
死神のスタンスというか在り方が面白い。人間から見れば少しずれたように感じてしまう千葉の、悪びれることのない(彼自身どこがおかしいのかわかっていない)態度を想像しながら読むと死を扱った話にも関わらずちっとも話が重くなかった。一恵を「見送り」にしたのはやはり音楽に強く惹かれるという死神の性質が少からず関係していたということか。あくまで千葉目線だったため過ぎる時間の早さに気づかず、最後の《死神対老女》では私も「ほお」と言わざるをえなかった。これが伊坂氏お得意の伏線回収ですか!本は素直に楽しんだもの勝ちだね☆
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
コメント(13)
- 03/24
ヒロ@いつも心に太陽を!
今、映画版『sweet rain〜死神の精度』を見終わった〜(*^□^*)♪「そうまとめたか!」という感じ?個人的には原作通りに「あの人」がラストの話の「あの人」であって欲しかったので「ええ〜・・・」と思ったけれど、最後まで見たら「これはこれでありなのかも」と割りきった!金城さんの千葉、見慣れるとぴったり!!原作読むと千葉は微笑みを見せないキャラのイメージなんだけど、これはこれで。美容師はまさにイメージ通り。黒い犬の存在はよかった☆
ナイス!
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04/06 22:12
今、映画版『sweet rain〜死神の精度』を見終わった〜(*^□^*)♪「そうまとめたか!」という感じ?個人的には原作通りに「あの人」がラストの話の「あの人」であって欲しかったので「ええ〜・・・」と思ったけれど、最後まで見たら「これはこれでありなのかも」と割りきった!金城さんの千葉、見慣れるとぴったり!!原作読むと千葉は微笑みを見せないキャラのイメージなんだけど、これはこれで。美容師はまさにイメージ通り。黒い犬の存在はよかった☆
ナイス!
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04/06 22:12
ミュージック好きで、クールで、ニヒルな 千葉さん。 純粋さに無駄がなく、偽りがないその姿、そして生まれた新しい感情。 くすぐられる いい男だ。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 02/18
面白かったです。千葉さんのキャラが良くて。今回は話の繋がりはないのかなと思ってたら最後の話できた!と思いました。重力ピエロの春が出て来て嬉しかったです。音楽好きで言い回しをちょっと理解してない県名が名前の人が近づいてきたらお迎えがきたと思わなきゃですね。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/05
死神がその人の死を「可」か「見送り」か判断する。なんて理不尽なんだ!と思うけれど、そもそもどんな死だって当事者と周りにとっては理不尽なもの。死神が人間を語る言葉がクールで時にKYで、でも真実を捉えているなあと強く思う。人間でないからこそ本音を隠さない死神の気持ちと、本音を隠して生きる人間の対比やギャップが面白い。重力ピエロの春が出て来てニヤニヤし、最後の『老女』では涙腺が刺激されました。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 10/21
短編としても、長編としても、二度楽しめます。死神ってホントにいるんじゃないかなって思えてきます。そして、こんな死神ならいても良いなって思えました。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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【再読】初読了は単行本。文庫本を購入し、再読しました(^o^)v 伊坂作品の中では一番好き。いまだに不動です♪
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/31
図書館から…
伊坂幸太郎作品初読です。
いろいろアドバイス頂いたので予約したのですが、この本がいち早く手に取ることに。
千葉さん、良い空気感&世界観でした。だって死神調査員ってねd(^-^)!
それに、短編のため話の展開が飽きさせず進んでいく…
読書家の皆さんがおっしゃる通り繋がりがある。
とても楽しく読むことが出来ました。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 05/24
オーソドックスな伊坂幸太郎作品というべきなのか。各章バラバラに進めながら最終章でひとつにまとめるあたりは秀逸である。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 05/03
色彩のない、静かな世界を見ているような短編集。少しずれた死神のセリフにニヤリとしながら、みんな「見送り」でいいじゃないか。と思ってしまう。人間の死は死神にすら解らないところで決定され、実行されるらしい。理不尽な死や意味のない死はそういうことかと納得してしまう。それならしょうがない。死神が来るまで精一杯生きることだ。最後の美しい老女のように。そんな達観など私にはできそうもないが。モノクロだった世界に、最後の老女の話で鮮やかな光があふれる。心に染みるよいラストでした。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 03/09
再読、初めて読んだ伊坂作品、読む本に悩んでいたら知り合いから薦められたのですがそれからすっかり伊坂ワールドに嵌まってしまいました、千葉君やっぱりクールだし、別の作品とのリンクを再発見したり、やっぱり愉しめました、お気に入りは死神対老女かな?なんといってもセリフがいい!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 04/03
読んでいるとモノクロの静かな映像が浮かんでくる感じ。ストーリーもモチロンだけど、淡々とした死神・千葉のキャラクターがなんとも魅力的でした。彼自身は、毎回変わるルックスとは裏腹にクール&ビターなまま最後までブレません。でも、妙に生真面目だったりミュージックをこよなく愛してたり、人とは違う感覚ゆえの発言も面白くてなんだか憎めないの。連作短編集ならではのラストも見事。決して甘くはない死にまつわる話だというのに、話の落としどころが優しく感じられ胸にグッときました。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/30
まったく見当外れのことを言うかとおもえば、ふいに、ストレートに人間の胸をつく発言をしてみたり。魅力的な死神。
死神から見た人間模様。現代の『吾輩は猫である』か。ただこの死神には千葉という名がある。現れるときはいつも雨。趣味はミュージック。嫌いなものは渋滞。同僚の死神との関係は良好。生真面目な物言いとシュールなボケぶりが密やかな笑いを誘う。『メメント・モリ』死を想え!「可」と言われるまで1日1篇ずつ読み続けたい短編集。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/22
『死神対老女』で物語全体に纏まりが出来き、この作品の良さが引き立った。文章が読みやすく、シリアスな場面とギャグの場面にバランスがあり、良かった。
映画化されているので、長編なのかと思っていましたが、内容がちょっとずつリンクしている6つの短編集。主人公は死神の千葉。死神なのに名前が千葉?相手の人生について興味ないと言い、クールな物言いをしつつも(だが、受け答えがとんちんかんな事が多いのだ・・これが笑える)頼みを聞いてやったり、手助けをしてやったりしている。 そんなに親身になっているのに、あっさり「可」判定したりして。情に流されないのが、死神として精度が高いのかもしれないが・・。読んでいる方は、死期迫った“ターゲット”に感情移入してしまう。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 09/11
映画を先に観た。小西真奈美、富司純子の顔や声が浮かんでしまう。原作はプロットが違った。最期の青空は、新田の心の顕れか「古きを尋ねて、新しきを智る」。精度は、制度の誤字?「見送る」基準が精度を決めるが、死神の興味が一番重要。映画「シティ・オブ・エンジェル」を意識する。天使は夜明けの海と図書館が好き。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 11/14


































