あかり
さくさく進みます。その頃の世相を反映した背景描写がリアル。戸籍交換のカラクリに関するあれこれは鋭いなあと思いました。シリーズ他作品で環チームがどう関わっていくのかが楽しみです。

失踪症候群 (双葉文庫)
ナイス! ★★★★★★★ -
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- 01/28
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ナイスした読書家さんと感想
95年の作品。ポケットベルが頻繁に出て来たりするところは「時代」を感じるけれど、失踪に至った人たちの「失踪に至る気持ち」は今も全く変わらないように思う。強烈な悪意も、時を経ても同じく読み手の心をぐっさぐっさと抉っていく。場所を変え、名前を変え、新しい人生を得ようとしても自分は自分。ここに居るからできない、ここに居ざるを得ないからできないなんて、ただの言い訳なのかも。
警察からの指示で謎を追う特務集団を描いた作品。リーダー環のクレバーさが光る。次巻以降の探偵原田の描きかたがどうなるのか気になる…。
ゆっくり読むつもりだったが、夜更かしをしてしまうほど夢中になった。携帯電話よりポケットベルが頻繁に登場したので、始めは違和感があったが、95年の作品だということを知ったら納得。症候群シリーズの第一作ということで、第二作、第三作がどんなものか楽しみ。原田一家のその後や、武藤や倉持、環のことが知りたくなった。
この設定、かなり好みです。こういう終わり方も好き。ラストの結果は以降公の機関でも捜査できることだから、あえて彼らが動く必要はない、と理解しました。そういう割り切り方をするチームのように感じます。が、こういう設定は、好みは分かれるだろうなあ・・・。3部作だから、あと2冊。やっぱり「殺人症候群」も買いますか?なぜか2冊でやめてきてるんだけど、ね。
貫井氏といえば、『必殺仕事人』に代表される“必殺”シリーズの大ファンであるが、本作はその趣味を存分に活かしたシリーズと云えるだろう。環敬吾率いる彼のチームのメンバーの召集シーンからニヤニヤしてしまった。特に注目したいのは本作に登場する犯罪の片棒を担いだ人々というのが、実は私たちとなんら変わりのない、ごく普通の人々だということだ。我々の安定した暮らしというものがいかに危うい日常のバランスの上で成り立っているかが実感させられる。依頼された失踪人捜しと原田が追っていた人物が出てこないから、ミッション失敗!?









