gen_t
他の津村作品をいくつか読んでいると「十二月の窓辺」でV係長がなんらかの恥をかくことを期待してしまう。

ポトスライムの舟
ナイス! ★★★★ -
コメント(0)
- 01/27
Tweet
share
ナイスした読書家さんと感想
相手の言い分が明らかにおかしいのに、なぜか言い返せないように相手に言いくるめられてしまうことってあるよな、と思う場面が多かった。でもそれでも、ツガワが苛められたり、りつ子が夫から理不尽な要求を迫られたりするのを見ると、「言い返しちゃえよ!」ともどかしく感じることもあった。意地悪や理不尽な要求をする人に立ち向かうのは難しいけど、でも第三者から見ると間違ってる場合も多いし、対抗する勇気も大事だと思う。
津村さん初読破。まさかの終わりかただった。ああいう展開の仕方は苦手かも。大人になっても悩んだりしないといけない人間は疲れる。悩まないと成長は出来ないけれど。ポトス育てたい。
アラサー世代の津村さんやナオコーラさんのたる~い感じがどうも苦手。読んでいてイライラするみたいな…。生き方に共感できない…。津村作品自体は、読ませる文章力もお持ちで、それなりに面白いので、次の作品『八番筋カウンシル』も読んでみたいと思っています。
ナガセ負けてないなぁ。モラハラやワーキングプアにまみれながら、なんともたくましい。他に登場する女性たちも立場は違えど皆たくましい。そのたくましさはゴツゴツ当たってくるものではなく、しなやかで柔らかい。関西弁の効果なのでしょうか。深刻なんだけれどふっと笑ってしまう。そんなユーモアが随所にちりばめられていて、肩の力が抜ける作品でした。個人的にはユーモアなら『カソウスキの行方』、胸にズシンときたのは『君は永遠にそいつらより若い』の方。でも今作が芥川賞。うーん、ブンガクは難しい。






