MarsAttacks!
表題作「トンコ」の終わり方が良かった。豚の逃走劇にココまで心がゆれるとは思っていなかった。他の2編も上々面白い一冊でした。

トンコ (角川ホラー文庫)
ナイス! ★★★★★★★★ -
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- 01/25
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ナイスした読書家さんと感想
トンコ/豚の生活描写や市民とのドタバタ劇は、やり過ぎ。終盤の従業員と場長のトンコとのやりとり以降は切なくて良い。福島に置き去りにされて死んでいく牛の記事を読んだためかもしれん。 ぞんび団地/一ページ目で感じる違和感からオチが読めてしまった。親がステレオタイプ過ぎるので、そのあたりでもあっちゃんの運命は予測できてしまう。全般的に微妙。確かにホラー大賞入賞は無理。黙契/3作の中では一番良かった。前の2作もドタバタ・スプラッタよりは、人間(人豚)関係の描写とかにもっと重きを置くべきだったのでは。|放
第15回日本ホラー小説大賞短編賞受賞作である表題作品,他「ぞんび団地」「黙契」を含んだ本。この「トンコ」をホラーじゃないと言う者もあるが、ただ怖けりゃ良いのかというのが僕の意見。一部のマンガや映画にも見られるが、怖さを引き出すために余りにもグロテスクで不快な表現のホラーを敬遠気味になっていたところだった。しかしこの「トンコ」は、ブタの家族愛と対照に、逆に人間の持つ怖さというものを切ないほどに哀しく歌い上げた物語。他の作品とともに人間の愛情というものを際立たせる、雀野さんの秀逸な文章表現に、賞賛を送りたい。
怖さはないけれど、気がつかなかったもの、気がつかないことへ訴えてくるものがあります。 どの話も悲しい、切ないんだけど…「トンコ」は特にすごいかも。
「トンコ」は純文学や児童文学と言っても差し支えないかもしれません。。。絵本にしてもいいかもしれません。。。でも、この作品はホラーです(汗 他2編も興味深い作品でした。
表現が生々しく、うっとなるところもありますが、ホラーだけでは括りきれない作品でした。どの主人公にも哀しみを感じる。行き所のない感情、哀しい結末。「あちん」も読んでみようと思います。









