ネムル
本が出たときは「黒米澤降臨」みたいな宣伝がされてたけど、基本的に米澤作品はどれも黒いような。作品がそこに集約されすぎて、逆に米澤の「黒」い美質が損なわれてる気がしなくもないのだが。でも、ラスト一行は落語の下げに通ずる鮮やかさで素晴らしい。特に「身内に不幸がありまして」と「玉野五十鈴の誉れ」は「~の会」にかけて、「会心の笑い」賞を差し上げたい。

儚い羊たちの祝宴
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/25
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ナイスした読書家さんと感想
短編集。story sellerで読んだ「玉野五十鈴の誉れ」が米澤さんを追いかけて読もうと思うきっかけで、これだけ久しぶりの再読。独特の重たく冷たい空気感、度々登場するバベルの会、ドキドキしながら読了。怖くて、面白かったです。玉野五十鈴のその後がどうなったのかやはり気になる。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 01/20
いまいち考え方のわかんない登場人物が多い気がして。雰囲気とかはたいへん好きなのだが。なんだかつかみ所がない気もして。面白かったけど
「ラストの一行の衝撃にこだわり抜いた、暗黒連作ミステリ」、このダークな感じ、とてもいい。重厚な館、いわくありげな旧家、怪しいサークル、そんな背景がゾワゾワ感を引き立てる。ラストの一行というのはどうかと思うけど、終盤の切り返しは凄い。どれも面白かったけど、「玉野五十鈴の誉れ」が一番好き。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 06/12
最後の一文でゾッとさせられる短編集。『北の館の殺人』が一番面白かった。共通して登場するバベルの会に興味あり。不幸を呼ぶ負をまとった魅力?だからこそ魅了されるのかな?
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 04/25
暗黒面、全開という感じの短編集。ラスト一行の衝撃とあるように、物語の読者へ向けたミステリーだったのかなあ。ずきずき染み入る傷みを感じる読後感。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/21
恨みつらみを伴わないからこそより一層歪んでいるように思える殺人のかたち。最後の一行の衝撃、というよりも、その背筋が凍るような歪みっぷりが印象的だった。語り手がいつも「使用人側」の女性で、感情の起伏が薄く淡々と描かれていることによって更に冷たさと内に秘めた鋭さが増す感じ。腹の底からわき上がるような黒さが怖いけれどちょっと癖になるかも。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/19
さて、今宵あなたはどの本を手に取るのでしょう。読書を至上の愉しみとする諸氏、読書会「バベルの会」の扉を叩いてみては?但し、会員になる為には幾つかの条件がありますが・・・。これは驚愕本です。その面白さとラストの一文において。上品で上質なホラー5編からなる短編集。どこかデカダンスで血生臭さが漂う上流階級の人々。権力と隷属から浮かび上がる歪み。この「上流」という設定・展開・切れ味など全てにうっとり。素敵すぎです。「小市民シリーズ」しか知らなかった私よ、さようなら。いざ、米澤ワールドへ!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 06/29
「最後の一撃(フィニッシングストローク)」にこだわる短編集。「最後の一撃」という言葉を初めて知ったのであるが最後の一行でまさにゾクリと背筋が冷たくなる。短編集であるものの時代背景や登場人物にテーマがもたらせてあり、特に大学の読書会「バベルの会」が各話共通項としてでるのだが短編事のつながりを魅せる。どの短編も狂気にみちみちたサスペンスを味わえるため夏の夜の読書に最適だろうが、眠れなくなるかもね!
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 06/25
「バベルの会」に集う名家のお嬢様、もしくは彼女たちに仕える女たちを描く5つの短編です。個々のオチはすぐに思いつきますが、それだけに「その時」を待つまでの長いこと。読む前から不安を呼び起こすこの装丁には喝采を送りたい。ただのホラーとも受け取れますが、注意深く読めば彼女たちの心の叫びが聞こえ、蓼沼での夜に交わされた少女たちの話にも思えます。作品内で語られた作品にふれるのも面白そう。それにしても、米澤氏はお嬢様が好きですね。いや、むしろ怖いのか。メイド好きな人にもお勧めです(黒い笑みを浮かべつつ)
大仰な語り口・大袈裟な小道具を用いているのに、驚くほど読後感が薄く感じるのはなぜ?これ読んで思ったんですけど、米澤穂信って、戦前の裕福な層が好きですね。それも財閥とかそんなクラスじゃなくって、田舎の地主さんクラスの。
借りた本。『玉野五十鈴の誉れ』のみ既読だった為、『身内に不幸がありまして』を読んだ時「あれれ……?」と既視感が。読み進めたら全く違ったものだったが、このムードがとても好き。どの作品もおもしろく、特に『山荘秘聞』が読みながらドキドキ・オチに感心。完成度では『玉野五十鈴の誉れ』が一番かも。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 10/18
往年の名作が未読なのが残念でなりません。このダークな感じがとても良いです!連作短編としてもまとまりもとても良く、つながりを考えながら2度目を読みました。
ナイス! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ -
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- 12/15





















