スルメジャコフ
たくさんの人の人生を一瞬にして粉々にした未曾有の航空機事故。涙なしに読むことはできない。特に、墜落する飛行機の中で男性が書いた、家族への遺書。確かこれは実話だったように記憶しているが・・・。自分の命が唐突に、今まさしく絶たれようとしている時に、残していく家族への思い。残された家族の思い。自分が同じ立場に置かれたとしたら、何をすることができるだろうかと考えるてしまった。

沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇 (新潮文庫)
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- 01/24
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ナイスした読書家さんと感想
この巻は読んでいてつらい。本当につらくてどうしようもない。
御巣鷹山の尾根には今でも尚、見つけることができない骨が眠っている。遺体がバラバラになって散乱し、地中の奥深くまで突き刺さるほどの衝撃が墜落のときにあったのだ。滂沱の涙。誠心誠意、被害家族に対応する恩地の存在がありがたかった。有り難いとも思った。
正直言うと、この本を読むまでは「実際にあったあの事故」の存在をそこまで詳しくは知らなかった。自分自身の興味がなかったというのもあるが、自分が生まれる前の事件であるというのも大きいと思う。ただ、今回これを読んで、改めてあの事故について学ばないとなと思い始めた。自分とは違う時代のことかもしれない。それでも現実にまえだ遺族の方々は苦しみ、事故の後遺症にさいなまれているだろう。自分にとってはもっとこの事故について知りたくなる一冊だった。
他の方がコメントしている通り、事実、取材対象者が偏った傾向があります。それをこれでもかと並べた印象。ただ、航空機史上最大・最悪の事故を取り上げた事に価値あり。








